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ルヴァン杯準決勝第2戦 名古屋対福岡

2023.10.15(日) 15時 豊田スタジアム
観客 24876人 主審 今村義朗 副審 武部陽介、森川浩次

 名古屋グランパス 0(0−1)1 アビスパ福岡
           (0−0)

 得点 5分 ウェリントン

現地観戦。
第1戦を福岡が1-0で勝って、迎えた準決勝第2戦。名古屋が決勝へ進むには、2点差以上で勝つか、1点差で勝って、PK戦で勝つ必要があった。

名古屋の先発は、第1戦のメンバーとの比較で、前線3人からは中島を外して和泉。その結果、U21枠がいなくなったので?、ボランチに吉田温が入り、稲垣と組む形。和泉が1列上がったので、左サイドには内田が入った。あとは第1戦と同じ。
前3人がこの構成の方が、点は取れそうな気がする、とは思った。とにかく90分で、最低でも1点取らないといけない試合だったわけで、妥当なメンバーかなという感じ。
一方の福岡は、ある程度、選手の入替はしつつも、ウェリントンが第1戦に引き続いて先発するなど、第1戦のいい流れを維持していこうとするメンバーかなと感じた。

試合が始まってみると、芝の状態が相当悪いらしく、選手が滑りまくっていて、こんな所で試合をやっていいのか?、と思うほどだった。この試合の後は、ラリーのためにはがしてしまう予定の芝だから、十分な整備がされていなかったのかもしれない。それだけでも気持ちがだいぶ下がった。せっかくホームに戻って来たのに、この状態で、選手のモチベーションに、影響がなかったんならいいんだけど。

そして、名古屋は開始直後にチャンスを作りはしたものの、5分に先制したのは福岡の方。CKからゴール前に入ったボールがルーズになった所を、ウェリントンに押し込まれた。これで名古屋は2点を取らないといけなくなった。
もっとも、やや福岡優勢かなという流れながら、永井、ユンカーという飛び道具があるから、チャンスはあるはずと思っていた。その通りになったように思えたのは21分。森下の右からのクロスを、ユンカーが触って流し、永井が押し込みゴール。
しかしここでVARが入り、結構あっさり、オフサイドでノーゴールの判定が出てしまった。現場では分からなかったけど、後で映像で見ると、森下のボールが出たタイミングでは、永井が確かに、オフサイドを取られて仕方ない位置にいた感じ。
とはいえ、これで福岡にプレッシャーがいくらかかかって、やりやすくなるかも、という期待はあったし、名古屋にいくらか流れが来たようにも思えた。40分前後には福岡ゴール前に押し込んでの猛攻もあったが、GK永石の好守もあり、ゴールは決められなかった。
前半0-1で終了し、折返し。

後半立上り、名古屋が攻勢に出て攻め込むが、やはりなかなかゴールに迫れない。ようやく8分にユンカーが、ペナルティ内でドリブルを仕掛けて行こうとして、グローリと接触して転倒。主審がPKを指示。
しかしこれがまたVAR。今度はかなり時間がかかり、あまりよろしくない雰囲気だなと思っていると、オンフィールドレビューの末、やはり取消し。
これも現場ではよく分からなかったけれど、後で映像を見ると、グローリが倒したというより、ユンカーがたまたま引っ掛かっただけのように見えて、PK取消しも仕方ないか、という感じ。ちなみに、ユンカーにもシミュレーションの警告は出ず、ドロップボールでの再開になった。単なるアクシデントという判定に変わった、ということらしい。
このあたりで名古屋の勢いはほぼ失われてしまった感じ。
64分に名古屋は、内田、永井、吉田を、前田、中島、森島に交代。入った選手一人一人は、それなりの動きは見せたと思うけれど、チームとしては形にならず、むしろ福岡の方に好機が生まれていた感じ。
74分に和泉が米本に交代。これは正直どうかと思った。故障明けの米本を、こんな不安定なピッチで使うのは、再度故障するリスクのある交代と思ったので。故障はともかくとしても、ダメージは残らなかったのかどうか。
さらに83分に、稲垣が久保に交代。
久保は良かったと思う。とにかく攻めるしかない状況で、引いて守ってくる相手に対して、積極的によく動いて突っ込んで行った。ルヴァン杯準決勝のホームの鹿島戦の時同様、こういう状況に向いている選手だと思う。久保が入った効果もあり、試合終盤の10分くらいになってからは、名古屋がゴールを攻め立てる時間が続いた。しかし福岡のGK永石が、立て続けのファインセーブを見せて、得点に至らず、名古屋はこの第2戦も0-1で敗れ、ルヴァン杯は準決勝での敗退となった。

福岡が、決勝進出にふさわしい、いい試合をしたと思う。特に2試合フルタイム走り回った上に、ゴールを決めたウェリントンと、ファインセーブ連発の永石が素晴らしかったけれど、全体的にも選手が意思疎通がしっかりしていて、チームとしても機能していたと思う。
逆に名古屋は、一人一人の出来も素晴らしいと言えるほどのものではなくて、簡単に競り負けてボールを奪われる場面や、ミスパスなども目立ったけれど、それ以上に、チームとしての連動性がほとんど失われていた。順当負けとしかいいようのない試合だったという感じ。
名古屋は、ルヴァン杯はこれで終了だけれど、この後に残ったリーグ戦を、どう戦っていくのか。まだ上位に食い込む可能性は残しているけれど、個人的には、あまりそれにはこだわらずに、来年を考えた試合をしていった方がいいのでは、と思っている。ただ、来年、誰が残るのかも、よく分からないのだけど。

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福岡サポのみなさん。
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試合後、豊田スタジアムから見た豊田のたそがれ。
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帰る時、豊田市駅から見えた花火。この日は豊田は挙母祭りだった。
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