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J1リーグ第31節 名古屋対鳥栖

2023.10.27(金) 19時 岐阜メモリアルセンター長良川競技場
観客 11736人 主審 清水勇人 副審 西橋勲、眞鍋久大

 名古屋グランパス 1(0−0)1 サガン鳥栖
           (1−1)

 得点 65分 名古屋・ユンカー
    89分 鳥栖・富樫

 退場 50分 鳥栖・山崎(一発)

豊田スタジアムを、トヨタのラリーで使われてしまったので、24年ぶりに長良川で開催された名古屋のホームゲーム。
現地観戦。自分の長良川での観戦は25年ぶり。バックスタンドの芝生席で見た覚えがあるけれど、今回はメインスタンドの椅子席。
試合開始前に雷雨があり、入場開始時間が遅れたりしたが、試合開始時点では雨は霧雨程度になっていたし、試合開催自体には影響はなかった。ただ、試合中も、遠くで雷が光っているのは見えていた。試合半ばにそれなりの雨が降った時間帯もあった。屋根がかかる席だったので、助かった。

名古屋の先発の前節からの変更は、3バックは、前の試合の途中で河面が負傷交代した後のメンツで、左から、藤井、中谷、野上。2ボランチ(稲垣と米本)と右サイド(久保)はそのままで、左サイドに出場停止明けの森下。前3人は、森下の復帰に伴い、和泉が1列前に出て、ユンカー・永井と組んだ。ただ、和泉はおおむね、トップ下ぽい位置取りだったと思う。中島が先発を外れた。

立上りから、前節勝利の流れを受けて、名古屋が優勢に試合を進めた。
ガンバ戦の前だったら、鳥栖のような動きの速さと当りの強さが売りのチームには、自陣から出ることもままならないような試合運びになっていたと思うが、この試合では互角以上に渡り合っていた感じ。やはり目を引いたのは、ガンバ戦に引き続いての先発だった米本で、寄せの速さと、確実に競り勝つ強さで、鳥栖の流れをきっちり止めるのを度々見せてくれた。中盤で勝てる試合運びが出来ていたのは、間違いなく米本の貢献あってのことだと思う。それから久保も、ガンバ戦同様に、よく動いて攻守双方に効いていた。
優勢に試合を進めていたにもかかわらず、10分に鳥栖のバックラインからの放り込みから一気に攻め込まれ、ゴールに蹴り込まれたが、VARの介入とオンフィールドレビューの結果、後方から蹴り込まれたボールのトラップでハンドが認定され、ノーゴール。
そこからは、ほぼ名古屋が攻め続ける展開になったが、鳥栖戦では毎度のことながら、GK朴一圭の守備を破り切れない。決定的とも思えるシュートを次々阻止された。
それでも41分に、ランゲラックの放り込みを、前に出て処理しようとした朴一圭がボールの処理をミス。詰めた永井が拾ってゴールに蹴り込んだ。ついに先制かと思ったが、これもVARが介入し、オンフィールドレビューで、永井にハンドがあったとの判定でノーゴール。その後も名古屋はチャンスを作りつつ、得点出来ないまま、前半終了。
とはいえ、明らかに名古屋が優勢な試合運びだったので、後半にはなんとかなるんじゃないかという期待は持てる内容だった。

そして後半序盤の50分、ユンカーが左サイドでボールを持ち、抜け出しかかった所を、鳥栖の山崎に倒される。山崎は一発退場で、名古屋は数的優位になった。
これでいよいよ名古屋が攻勢を強めた。ただ、数的不利になった鳥栖が守備に徹して、得点するのが難しくなるのでは、という懸念は感じたし、実際、攻め込みながらも、なかなか得点は出来なかった。
61分には永井が中島に交代。
そして65分、左サイドで森下との連携で攻めあがった藤井が、ゴール前を横切る浮き球のクロスを入れ、逆サイドから久保が詰めてゴール前へ折返し、ユンカーが詰めてついにゴール。
正直、これで、勝ったと思った。
その後も、名古屋は優位に試合を進めた。77分に和泉を森島に交代。試合終了が見えて来た86分には、ユンカーと米本を、前田と内田に交代した。米本の交代は、警告を1枚貰っていたからかな。故障明けということも、意識していたのかもしれない。いずれにしても、後は守り切って勝つ、という意図だったと思うんだけど。
89分、右サイドを横山に突破され、中に入ったクロスを富樫に合わされて、あっけなく失点。1-1の同点になる。
さすがにバタバタになった名古屋に対し、鳥栖は猛攻を掛けてきた。残り少ない時間の中でも、決定的なシュートも撃たれたが、ランゲラックが好セーブで持ちこたえ、さすがに勝ち越されることはなかったが、引分け終了。

1人少ない相手に追い付かれる残念な試合。鳥栖の決定機らしい決定機は、序盤の取消しになったゴールシーン以外は、89分の得点の場面までなかったわけで、勝負弱いにもほどがあるというか。
自分は基本的に、勝ち負けにはそんなにこだわらないで試合を見ているし、相手チームの方が面白いと感じると、向こうが勝つ方が正義だよな、と思ってしまうこともあるくらいだけど、さすがにこの試合は、これはないよと思った。
たった一度の相手の決定機で、守り切れない守備が悪いのか、数的優位も含め、あそこまで相手を圧倒していながら、1点しか取れなかった攻撃が悪いのか。
米本を下げたあたりで、ほぼ勝った気になってしまったのが、結局効いてしまったのかもしれない、とも思う。
ガンバ戦で久々に勝って、いい雰囲気になりかけた所に、水をぶっかけたような試合になってしまった感じ。これで優勝の可能性も完全消滅した(個人的には既に、もうないよ、とは思っていたが)。
救いは次の試合まで2週間空くことかもしれない。それが建て直しのための冷却期間になる。それとも、今度こそ本当に腹を括って、完全に来年を見据えた戦い方に切り替えてくるか。自分としては、中途半端に今季の成績にこだわるより(まだACL枠は可能性がある)、後者の方がいいんじゃないかと思っている。

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鳥栖サポのみなさん。
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