« J1リーグ第6節 札幌対名古屋 | トップページ | J1リーグ第7節 名古屋対福岡 »

J3リーグ第8節 大宮対大阪

2024.4.6(土) 14時 NACK5スタジアム大宮
観客 6570人 主審 原田雅士 副審 原田大輔、堀格郎

 大宮アルディージャ 1(0-0)0 FC大阪
            (1-0)

 得点 74分 大宮・Own Goal

改修中だったスコアボードが復活しての初戦。もっとも見た目は、何か変わっているようには見えなかった。発色はよくなっていたのかな? ただ、表示内容は昨年までから一新した感じ。

ここまで観戦した大宮のJ3での試合(八戸戦、宮崎戦)とは違い、今回は大阪が勝てば順位が入れ替わる上位対決。J3の上位チームって、どんなものかな、という興味を感じる試合だった。

立上りの大阪はハイペースで攻め込んできて、大宮のディフェンスをきっちり崩すビルドアップで、圧倒するような勢いだった。しかし決定的なシュートまでは至らず、10分程度で勢いは弱まってきたように思う。とはいえ、攻撃の組立の巧さは終始大宮を上回っていた印象。J3も上位チームになると、これくらいはやるんだな、と思った。
大宮はこれまでに見た2試合と異なり(メンバーを見る限り、前節の試合とも異なり)、3バックの布陣。おそらく、故障で出遅れていたアルトゥール・シルバが、この試合から復帰して、中盤に入った影響と思う。
ただ、右サイドに、ここまで活躍を見せていたはずの茂木がいないのは、少し気になった。
前半の大宮は、その3バックにだいぶ不安定感があったと思う。大阪の勢いに押されていた。前半終了間際には、CBの濱田がゴール前で木匠にボールを奪われ、GKをかわしてシュートを撃たれる大ピンチ。ただ、球に勢いがなく、濱田が必死に戻ってゴール寸前でクリアした。
スコアレスで前半終了。
後半も大きく流れは変わらなかったけれど、大阪のペースは落ちてきて、大宮が優勢に試合を運べるようになってきていた感じ。
転機になったのは25分にシルバが泉に交代した所だと思う。泉が左サイドに入って、積極的に仕掛け始め、30分にCKを獲得。これを泉が自分で蹴ってゴール前に入れると、杉本健勇とDFが競り合って、ボールはゴールへ。健勇のゴールとコールされたが、後でオウンゴールに訂正された。とはいえ、健勇のゴールと言ってもいいような形だったと思う。
大阪はこの後も崩して攻め込みはしたけれど、決定的なシュートを枠に飛ばすことは、結局出来ないまま試合終了。
内容的には大阪が上回っていたと思うが、決定機を物にした大宮の勝利。その辺が差なんだろうな、と思った。
とはいえ、個人的には、こういう厳しい対戦相手もいると認識出来たのは良かったと思う。そこまで甘く見ていいリーグではないと分かれば、見に行く甲斐もあるというもので。

20240406board 20240406pitch 20240406score1 20240406score2
大阪のゴール裏のみなさん。「昨年はお騒がせしました」という横断幕はウケた。
20240406osaka20240406maku

|

« J1リーグ第6節 札幌対名古屋 | トップページ | J1リーグ第7節 名古屋対福岡 »

大宮アルディージャ(2010年~)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« J1リーグ第6節 札幌対名古屋 | トップページ | J1リーグ第7節 名古屋対福岡 »