J3リーグ第28節 大宮対北九州
2024.9.14(土) 19時 NACK5スタジアム大宮
観客 6882人 主審 西山貴生 副審 山口大輔、辛島宗烈
大宮アルディージャ 3(1-0)0 ギラヴァンツ北九州
(2-0)
得点 43分 大宮・泉
86分 大宮・市原
90+2分 大宮・関口
大宮の試合を見に行ったのは、6月末以来で、2カ月半ぶり。行ってもいいかなと思ったが、天候不順で止めたことが2回くらいあったと思う。今年の夏は、とにかく天候に振り回された。もっとも、まだ終わってなくて、過去形ではないかもしれない。
その間に、チームがNTTからレッドブルに売却されることが本決まりになったし、夏の移籍で、選手がいくらか入れ替わった。スタジアムの雰囲気とか、いくらか変ってるんだろうか、と思いつつ。
対戦相手のギラヴァンツ北九州は、今まで見たことがないチームと思っていて、それもあって見に行く気になったが、後になって、JFLでのニューウェーブ北九州時代に一度見ていたことに気付いた。とはいえ、ずっと昔のことなので、今のチームとは全然別だろうね。
大宮の布陣は、以前は中盤に居た石川と、開幕戦で対戦した八戸から移籍加入してきたオリオラ サンデーが、杉本と3人で前線。それだけで随分変化が感じられた。左サイド泉、右サイド茂木も攻撃的なので、立上りから優位に押し込んでいく展開だった。
ただ、北九州もJ2昇格争いの圏内に居るチームで、劣勢とはいえ、しぶとく守ることは出来ていた。ちなみに2トップが、昔、名古屋に居た矢田旭に永井龍で、それだけでも興味を引かれたけれど、残念ながら、攻撃には、いまひとつ可能性が感じられなかった。それでも、永井がゴール前に詰めていく姿には懐かしさを感じたし、矢田も、ああ、こんな感じだったなあ、というプレーぶりだったと思う(必ずしも、ポジティヴな意味合いだけじゃないけど(^^;)。
ゴールが決まらないまま40分を過ぎて、スコアレスで折返しな雰囲気の中、北九州がCKを得た。しかしこれは決まらず、そのクリアを拾ったオリオラ サンデーが、俊足を生かしてのカウンター。北九州の選手も追いすがり、サンデーがゴール前から撃ったシュートはGKがはじき返したものの、そのこぼれを拾った泉がシュートして決め、大宮が先制。1-0で折返し。
後半は北九州が前を厚くして攻勢を強めていき、主導権を握る所まで行っていたと思う。シュートチャンスや惜しいシュートが連続した。しかし決められないまま、次第に大宮が巻き返し、試合終盤の86分に、CKから市原が押し込んで大宮がリードを広げた。これで決まってしまった感じ。ロスタイムには、カウンターから、途中出場の関口が得点して3-0。スコア的には大宮の大勝で終った。
内容的に明らかに大宮が上回っていたとはいえ、スコアに関しては大宮の最後の2得点はおまけみたいなものだし、北九州が決めるべき時に決められていれば、結果は分からなかったのでは、とは思う。でもまあ、チームの力の差ってのは、そこも含めてのものなのではあるんだろう。
オリオラ サンデーは、大宮にとってはいい補強だったんじゃないかな。カウンター攻撃の比率が高いチームにしては、こういう縦に速いタイプの選手が居なかったわけだし。彼を生かす試合運びも出来ていたと思う。
関口は初ゴールだったみたい。名古屋戦で見て、将来有望そうかなと思った選手なので、ちょっとうれしかったかな。
スタジアムの雰囲気みたいなものは、特に変わっていなかった気がする。ゴール裏とかでは違いはあるのかもしれないけど、そこは自分には無縁な場所なので。
北九州のゴール裏のみなさん。
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