J1リーグ第30節 FC東京対名古屋
2024.9.14(土) 19時 新国立競技場
観客 55896人 主審 セサル ラモス 副審 三原純、村井良輔
FC東京 4(2−0)1 名古屋グランパス
(2−1)
得点 13分 東京・東
31分 東京・ディエゴ オリヴェイラ
65分 東京・高
81分 東京・仲川
85分 名古屋・稲垣
新国立開催だったので、信条に基づき、現地観戦はボイコット(その件については、2023.5.4の新国立開催だった鹿島対名古屋の試合感想の末尾で書いている→J1リーグ第13節 鹿島対名古屋) 。さらにNACK5の大宮対北九州を見たかったので、ライヴで見るのもやめて、帰宅してからDAZNの見逃し配信で見た。
名古屋の先発は、日曜の広島戦からの変更は、パトリックと和泉が、永井とユンカーに代った。それから、野上と内田がポジションを交換して、野上が3バックの右、内田が右サイド。ようやく長谷川健太が、まともになったかと思ったんだが…。
頭からFC東京が優勢で、名古屋の選手は動きが重く、競り負けていた。試合を見ていて、そういう理由かなと思っていて、試合後のインタビューで裏付けられたのだけど、先週、ルヴァン杯準々決勝があったことで、疲労の影響が大きかったらしい。東京は先週は試合がなかったので、条件は名古屋がかなり不利だった。
13分、仲川にドリブルで仕掛けられ、そのままシュートを打たれる。ランゲラックが好守ではじき返したが、こぼれ球を東に詰められ、結局決められて先制された。
その後も東京が優勢な状況は変わらない。29分には東からのボールを河面がクリアした所に仲川に詰められ、ディフェンスで突っ込んで来た内田が仲川を倒してPK。
ただしここは、ロングボールに対する河面のクリアの方向が悪かったのが元々の原因なので、内田だけを責めるのは酷。とはいえ、あまりにも身も蓋もないファールではあるけど、DFとして内田が使い続けられていることがおかしいんじゃないかと思えるし、それは長谷川健太の責任の範囲だと思う。ちなみに、この試合の開始時は、野上がDFで内田は右サイドだったはずなのに、いつの間にか、内田がDFに入れ替わっていた。なんなんだろう。
もっとも、ランゲラックなのでPKは阻止するかもという期待感はあったが、ディエゴ オリヴェイラがトリッキーな(やたらと面白い(^^;)PKを蹴って、幻惑されたか、ランゲラックは阻止失敗。0-2。
前半の名古屋は、ほとんどいいところなしで終了。
ハーフタイムに森島と内田を和泉と中山に入れ替えた。森島は攻撃にほとんど絡めていなかったし、内田は警告を貰っていたし、妥当だったと思う。
また、この交代で入った2人がうまく機能して、名古屋の攻撃が少しうまく回り始めた。いくらか可能性が見えて来たようにも思えた。
しかし65分に、東京にゴール前できっちり回され、荒木から右サイドの遠藤にパスが通り、遠藤が中へ折り返した所に高が詰めて3点目。完全に崩された。
67分に永井と山中をパトリックと菊地に交代。
この後、倍井をユンカーに代えて投入しようとしていたらしいのだけど、結局、75分に椎橋を下げて倍井を入れた。ユンカーとパトリックの2トップのような感じ。
76分にはユンカーが、相手GKの好セーブで防がれたが、きわどいシュートを放った。
しかし81分、三國のバックラインからのフィードが遠藤にカットされ、そこからパスを受けた仲川が持ち込んでシュート。0-4。
ただ、これで東京もいくらか緩んだ面があったのかもしれない。失点の前から、倍井のドリブルが効いている気配もあり、85分に倍井→和泉と渡って、和泉からパスを受けた稲垣がシュート。名古屋は1点を返したが、そこまで。
名古屋の大敗。選手の疲労という意味では、仕方なかったのか、という気はしないでもなく、カップ戦を勝ち上がった以上は、日程の厳しさは受け入れないと、という感じ。
ただ、選手が動けないなら動けないなりの、選手の使い方、試合の進め方があるんじゃないのか、せめて、ここまでの大敗は防げたんじゃないか、とも思う。試合後の長谷川健太のコメントを見ると、彼はどうも、あんまりそういうことは考えてない気がする。元々、内田のDF起用とか、それ以外の選手の使い方にもいろいろ疑問があるし、彼の言うことは、もはや素直には受け取れない。しばらく前から思っているが、この監督ではもう無理じゃないかという気がする。
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