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「バック・イン・アクション」

NETFLIX。
キャメロン・ディアスが10年ぶりに俳優に復帰したというので、見れる環境があることでもあり、見てみた。一番好きな女性の俳優は、たぶん、キャメロン・ディアスなので(^^;。


コメディ調のスパイものアクション映画。こういうのは、この人は得意だから、いかにもな復帰作だなと思った。「ナイト&デイ」とか、「チャーリーズ・エンジェル」とか。
世界中の重要施設の制御が可能になるマスターキーを、悪党から盗み出した男女ペアのスパイが(その片方がキャメロン)、脱出に使った飛行機の中で襲撃され、脱出して生き延びたものの、飛行機は墜落して爆発。その状況を利用して自分たちは死んだことにして、スパイから足を洗って、一般人として夫婦で生活していたけれど、15年後にうっかり生きてることがばれて襲撃される。
2人には思春期の2人の子供がいて、気持ちが通じ合わない苦労を抱えていて、みたいなことも重要な要素になっていて、そこに(やはり気持ちが通じ合っていない)キャメロンの母も絡んで、その辺のいきさつが話に深みを付けている。親子ものでもある、というあたりが。
もっとも、その辺も悪くないけれど、やはり一番の見どころは、キャメロン(と共演のジェイミー・フォックス)の演技。アクションはキレてるし、テンポの速い掛け合いも達者で、見ていて楽しく、引き込まれた。
全体的に豪華さを感じる絵作りだし、アクションの場面も豪快で華々しくて、家のテレビの小さい画面で見てるのがもったいないと思うくらい。映画館で観たいと思った。大きいテレビを持っていればいいんだろうけど。
それにしても、気楽に見れるこういう映画って、久々に見た。まあ、近年、映画自体をあんまり見ていないから。こういう映画の楽しさを、久々に味わった感じ。
なお、結末は、続編を暗示してるようにも取れるけど、どうなのかな。この作品の評判次第でありうるのかな。

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2025年グランパス日程

日時確定分まで。

節  開催日   KO時間  相手  スタジアム  結果  

1  2/15(土) 15時  川崎  等々力    0-4
2  2/22(土) 14時  神戸  豊スタ     2-2
3  2/26(水) 19時  FC東京 味スタ    1-3
4  3/2(日)  14時  町田  豊スタ     1-2
5  3/8(土)  16時  C大阪   ヨドコウ   1-1
6  3/15(土) 14時  東京V  味スタ    1-2
L1  3/20(木祝)14時  宮崎  宮崎     3-0
7  3/29(土) 14時  横浜FC 豊スタ     2-1
8  4/2(水)  19時  横浜FM 豊スタ    2-0
9  4/6(日)  15時  湘南  レモンガス  1-2
10  4/12(土) 14時  G大阪  パナソニック 0-2
L2  4/16(水) 19時  富山  富山     1-1(5PK6)
11  4/20(日) 14時  広島  豊スタ    2-1
12  4/25(金) 19時  鹿島  カシマ    0-1
13  4/29(火祝)14時  柏   豊スタ    1-2
14  5/3(土祝) 14時  清水   新国立    3-0
15  5/6(火祝) 14時  岡山   豊スタ
16  5/11(日)  14時  京都   サンガ
17  5/17(土)  14時半 福岡  ベスト電器
18  5/24(土)  17時半 浦和  豊スタ
19  5/31(土)  14時  新潟  豊スタ
E2  6/11(水)  18時半 未定  豊スタ
20  6/15(日)  18時  神戸  ノエビア
21  6/21(土)  19時  清水  豊スタ
22  6/28(土)  19時  広島  エディオン
23  7/5(土)  19時  東京V  豊スタ
24  7/20(日)  19時  横浜FM 日産
25  8/10(日)  19時  京都  豊スタ
26  8/16(土)  19時  浦和  埼スタ
27  8/23(土)  19時  川崎  豊スタ
28  8/31(日)  19時  FC東京 豊スタ

L ルヴァン杯、E 天皇杯

[追記 1/22]日時が発表された28節までを追記。
[追記 1/25]ルヴァン杯2,3回戦の日にちを追記。あるかどうか未定だけれど、書いておいた方が便利なので。
[追記 5/6]ルヴァン杯2回戦の対戦相手等追記し、3回戦日程を削除。天皇杯2回戦の日にちを追記。

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感想「チャタトン偽書」

「チャタトン偽書」 ピーター・アクロイド 文藝春秋
1990年に邦訳刊行されたイギリスの小説。原著は1987年の刊行。
邦訳の刊行当時に「EQ」の書評欄で見掛けたのが、頭の隅に残っていたようで、春先に古書店でセールされている本の中にあるのを見掛けて、すぐに思い出した。そうはいっても、当時、特に読みたいと思った覚えはないのだけど、なんとなく縁を感じて、買ってみた。

トマス・チャタトンという、18世紀に実在した、詩の贋作で知られている人物を題材にした作品。彼は若くして自殺し、19世紀にヘンリ・ウォリスという画家が、その現場を再現した絵を描いていて、この絵はテート美術館に現存しているのだとか。本書のカバーにも使われている。
現代(20世紀)に生きる詩人が、チャタトンの肖像画と思われるものを手に入れたことをきっかけに、チャタトンの死の真相の探索にのめり込んでいく話。それに並行して、18世紀のチャタトンの生活と、19世紀のウォリスがチャタトンの絵を描いていく顛末という、3つの時代の物語が絡み合いながら進んでいく構成になっている。
とはいえ、複雑な構成だったり、チャタトンの死の真相解明に、ちょっとした仕掛けがあったりはするけれど、それほどトリッキーな小説ではない。「EQ」はその時点では、海外ミステリの専門誌だったけれど、そこで取り上げる本としても、ぎりぎりに近いかなという感じ。
本書の主眼は、詩や小説や絵画といった創作における、贋作・偽作・剽窃というものについての考察にあるように思える。こうしたテーマに沿ったあれこれが、全体を通して頻繁に登場したり言及されたりする。総じて、創作の背景には、そうした要素が必ずある、というのが著者の基本的な立場のようには思える。
これらにリンクする形で、様々な作品への言及があるし、登場人物たちは頻繁に、詩や小説などから引用したり、言葉遊びをするあたりには、本書の前に読んでいたクリスピンの小説と似た雰囲気を感じた。いかにもイギリスらしい、ともいえるかも。
そういう部分も含め、基本的には、かなり趣味的な小説と言えると思う。かなり個性的な登場人物たちが、気ままに動いていくのを、ユーモアをまじえつつ、ゆったりと描いていく。
悲劇的な要素もあるので、単純に「面白い」と言ってしまうのは、少しはばかる気持ちもあるけれど、様々な蘊蓄や、登場人物の個性に親しみながら、のんびりした気分で読んで、楽しめた。

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