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J1リーグ第1節 川崎対名古屋

2025.2.15(土) 15時 Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
観客 23005人 主審 高崎航地 副審 野村修、岩崎創一

 川崎フロンターレ 4(0−0)0 名古屋グランパス
           (4−0)

 得点 55分 川崎・高井
    67分 川崎・山田
    79
分 川崎・山内
    88分 川崎・宮城

開幕戦。
現地へ行くつもりで、チケットも確保してたが、よんどころない事情で急に行けなくなり、ライヴでDAZNを見ることも出来なかった。夜になってから
、DAZNの見逃し配信で見た。

名古屋の先発はGK武田、3バックが左から河面、三國、原(移籍加入)。2ボランチは稲垣と加藤(ルーキー)。右サイド野上、左サイド徳元。前3人がマテウス(復帰)、和泉、永井。
システムとしても、メンバーとしても、去年からそんなに変わり映えはしてないかな、という感じ。3バックの右は、内田ではなく本職の原になったけれど、原がどの程度のDFかは分からない、というのと、いきなりルーキーがボランチの先発か、というのが、とりあえずの感想。あとは故障明けのマテウスがどんな程度なのか、というところ。

前半は熟成した連携からビルドアップする川崎に対して、去年同様、カウンター・速攻主体の名古屋という、去年と同じような印象。ただ、川崎は一時期の低迷を脱したかのような、鮮やかな連携を見せて、これは強いんじゃない?と思った。対する名古屋も、決定機はカウンターの速攻やセットプレーからという、去年同様のパターンながら、去年よりも連携が良くなっているかも、と思った。25分に永井のミドルがポストを叩いて、これが名古屋の前半最大の決定機だった。コース的には枠に飛んでたらGKにはじかれてたかも(ビッグセーブだったとは思うが)?、という感じはなくもなかったけど、いいシュートだったのは確か。
派手さはあまりないけれど、噛み合ったいい試合じゃない?、という感じの前半だった。

後半も序盤は前半の続きで、拮抗した試合が続いていたと思う。
転機は57分。タッチを割りそうなボールをマテウスが追いかけて、タッチの外へ出たと思ったマテウスが手でキャッチしたが、出てないという判定でハンドでFK。既に交代が出ていたようで、このタイミングでマテウスと加藤が森島と椎橋に交代。
そのFKからフロンターレの高井がゴールに叩き込んで先制。
ただ、このゴールは、DAZNの映像を見る限り、FKを蹴った瞬間に、高井を始め、フロンターレの選手が何人かオフサイドポジションに居たように見え、オフサイドで取消しじゃないかな、という感じだった。中継のアナウンサーも解説者もそういうスタンスで話していた。
しかしオフサイドにはならず、ゴールが認められた。そこの部分の詳細な説明は、現時点では見ていない。VARで5分以上かけての判定なので、異議を唱える気はないが、違和感はある。
とはいえ、事故的な失点だし、そこまでの試合の流れを考えれば、これで試合が決まったというようなものではなかったと思うのだけど、この後の名古屋は一気にガタガタになった。現地で見ていたわけではないので、全体的な雰囲気はよくわからないのだけど、川崎の連携がきれいに決まり始め、名古屋はボールを奪って反撃することが、ほとんど出来なくなっていった。
67分に川崎は鮮やかな繋ぎから、山田が追加点。
73分に名古屋は徳元を山中、和泉を山岸に交代。
一方で77分に川崎も橘田と山内を投入。そしてこの2人が絡んで79分に川崎が3点目。どうにも手が付けられない感じになりつつあった。
82分に川崎はエリソンと宮城を投入。83分に名古屋は野上を浅野に代え、より攻撃的な攻勢にしたようだが、そもそもろくに前にボールが通らない。
88分に宮城に決められ0-4。以降の長いロスタイムも、名古屋はほとんど好機も作れず完敗。

最初の失点前と後で、全く別の試合になってしまった感じ。失点後の名古屋は、無残としかいいようのない内容だったと思う。
成行きを考えれば、選手交代が全くうまくいかなかった感じ。ボランチの加藤は、身体の強さは感じられたし、やや粗い感じながらも、守備的には効いていたように見えたから、失点直前に彼が交代していたのは、ポイントのひとつだったかもしれない。椎橋を差し置いて、スタメンに抜擢されただけのことはあったかな、と思っていた。あとは、山中に守備を期待するのは間違ってると思うけど、玉砕覚悟で点を取りに行ったと考えれば、そこは仕方ないんだろう。
まあ、失点前までのそれなりに良かった内容を思えば、川崎の出来の良さを考えたら、この試合の結果だけで、名古屋がそこまで悲観的になることはないと思う。
ただ、三國に去年ほどの存在感が見えなかったことは、少し懸念材料のようには思える。去年1年、出来すぎといってもいいくらいの活躍をした反動が、今年は出てもおかしくないと思うし、彼の個人的な奮闘が、去年の名古屋の守備の大きなポイントだったのは間違いないので。
もうひとつの大きなポイントは、もちろんランゲラックの不在。武田は決して悪いGKじゃないのだけど、ランゲラックは体格も含めて、普通なら止められないシュートも止めるスーパーな存在だったし、それは普通に良いGKでカバーできる穴ではないと思う。移籍加入していきなり故障中のシュミット ダニエルが、どの程度やれるのかは知らないが、GKが止められないシュートの割合は昨年よりも増えるのは、多分、間違いない。それをカバーできるような、GK以外の守備を整備出来ているかというと、今日の試合を見る限り、疑問は感じる。
あとは、マテウスが現時点で、昔のようなスーパーな状態じゃないことはよくわかった。ここから調子は上がって来るかもしれないが。原はそんなに一対一で勝てるDFではないんじゃないかな、という印象。

この試合だけでダメだと思うような内容ではなかったと思うけど、安心材料もなかった気がする。立上りの数試合を見てみないと、今季のチームがどうなのかは、まだなんとも言えないだろうな。

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