J2リーグ第6節 大宮対水戸
2025.3.23(日) 14時 NACK5スタジアム大宮
観客 11759人 主審 川俣秀 副審 塚田智宏、小出貴彦
RB大宮アルディージャ 2(0-0)0 水戸ホーリーホック
(2-0)
得点 80分 大宮・オリオラ サンデー
83分 大宮・杉本
よく晴れて暑いくらいの日。
昨年の終盤、諸事情あって、大宮の試合を全く見に行けなかったこともあり、大宮がレッドブルの傘下に入ってから、初めての観戦だった。
行ってみると、スタジアムの雰囲気自体は、今までとそれほど大きく変わったようには思えなかったけれど、関東の地方都市っぽいローカル感と、レッドブルが持ち込もうとしているらしい、ヨーロッパ・サッカー風な演出が、うまく嚙み合ってないような気はした。そりゃそうだ、とは思う。
ちなみに、姿は見かけたものの、アルディとミーヤの影が薄かったような気がした。やはりゆくゆくは消える存在なのか?
試合に関しては、昨年、大宮がJ3に居たことを感じさせなかった、という印象。
大宮対水戸というと、大宮のJ2時代(主にJ1初昇格前)に何度か見てるし、その時のイメージが残っているので、大宮の方に格上イメージがある。その影響で、この試合で、水戸の中盤が大宮と互角で対抗しているのを見て、水戸、強くなったじゃん、と思ったのだけど、大宮が今季、J3から昇格してきたチームだと思えば、感想としては少し変だったかも。
それでも大宮は、中盤の潰し合いをかいくぐって、決定的なシュートまで何度か持ち込んだが、水戸GK松原の好守連発もあって、得点は阻まれていた。水戸は、そこまで持ち込むことは、なかなか出来ていなかった。
大宮は67分にFW2人を入れ替えて、ここで投入されたオリオラ サンデーが効いた。常にゴールを狙っていて、得点の気配が感じられ、80分にそれが結実した。バックラインからの縦のボールを受けて、ディフェンスをかわして裏へ抜けてゴールへ向かい、シュートを決めて先制。
これで水戸は、集中が切れた部分があったかもしれない。立て続けに攻め込まれ、83分に水戸GK松原がゴール前へのクロスをクリアしたボールを、杉本が拾ってそのまま打ち返し、決まって2-0。健勇は、技術の高さもあるにしても、さすが、おいしい所を持って行くという感じ。これで試合は決まった感じになった。
大宮は、水戸の粘り強い守備に手こずりつつも、最終的にはゴールを決めて突き放す、強いチームっぽい勝ち方だったと思う。水戸が今年のJ2で、どの程度の位置にあるのかはわからないし、終盤までスコアレスでもあったから、大宮に圧倒的な強さがあるとまでは思わなかったが、ここまでの成績も考えると、J2内で上位に行ける力は十分あるんじゃないか、という気はする。1年でJ1昇格も、決して夢物語ではないのかも。
水戸ゴール裏のみなさん。
帰りに大宮公園に寄って来たが、桜はまだほとんど咲いていないようだった。
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