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YBCルヴァンカップ1回戦 宮崎対名古屋

2025.3.20(木祝) 14時 いちご宮崎新富サッカー場
観客 2466人 主審 上田益也 副審 淺田武士、千葉直史

 テゲバジャーロ宮崎 0(0−0)3 名古屋グランパス
            (0−0)
            (0-1)
            (0-2)

 得点 98分 名古屋・菊地
    112分 名古屋・浅野
    120+1分 名古屋・浅野

leminoの時間遅れの配信で見た。元々リアルタイムでは見れなかったから、ちょうど良かった感も。
画面で見るスタジアムは、ずいぶんのどかな場所で、J3ではこういうスタジアムもありなのか、という感じ。
ちなみに回線が細いのか、画像がしばしばひどく粗くなるし、頻繁に止まるしで、かなり根気を試される視聴だったけれど、無料で見せてもらってる以上、不平を言える義理ではないか、とは思う。

名古屋の先発は、リーグ戦からほとんど変更なし。というかリーグ戦でも、試合ごとにがらがら入れ替わっているんだけど、メンバー的にはいつもと一緒感。唯一大きかった違いは、正GKの予定だったのに故障で出遅れたシュミット ダニエルが、武田に代って先発したこと。
3バックは左から河面、三國、佐藤。2ボランチが稲垣と加藤。左サイド和泉、右サイド原。前3人が森島、浅野、永井。加藤と原の先発起用は久しぶりだったから、それでもこの辺は、カップ戦らしさだったかもしれない。
内容的には、序盤から名古屋が、スピード感、プレーの正確さ、競り合いの強さなど、格上感を漂わせていた、とは思う。押し込んで、決定的とも思えるシュートも、何度も撃っていた。しかしゴールが決まらない。
後半になると、名古屋の優勢は変わらないものの、失速気味で、シュートまで行ける場面が少なくなってきた。
22分に永井と原を山中と中山に代え、和泉を前に上げて、浅野をトップに据えた感じ。さらに38分には、森島を杉浦に代えた。しかし名古屋の勢いは上がらない。
逆にロスタイムに入り、宮崎のゴール前への猛攻を許した。立て続けにシュートを打たれ、シュミットの好セーブやポストで辛うじて凌ぐ展開。そしてそのまま、スコアレスで延長へ。

延長は、和泉が菊地に交代してスタート。この交代が的中。前線で菊地は、ゴールへの意識を感じささせつつ動き回り、8分には左から山中が入れたボールを、ゴール前で杉浦、浅野とつないで、右サイドへ流れて来たところをシュートして、きっちり決めて先制点。
直後に、佐藤が野上に交代。
延長後半になると、宮崎が仕掛けて来たが、シュミットのセーブなどで持ちこたえ、4分には加藤を椎橋に交代して守備固め。そして7分に稲垣が競り勝ってボールを奪い、パスを受けた菊地が縦に送ったボールを浅野が決めて2-0。
ロスタイムには浅野が裏へ抜けてボールを受け、GKの頭上を破るループシュートを決めて3-0と突き放して試合を終えた。

スコアだけ見れば快勝、大勝ではあるけれど、優位に試合を運びつつ90分で決められなかったことや、90分の間で一番得点の可能性を感じたのは、むしろロスタイムの宮崎の猛攻だったことを考えると、名古屋の敗退の可能性は十分にありえたし、あまり褒められた勝ちではなかったと思う。
とはいえ、今季公式戦未勝利だった名古屋だから、たとえ中身はぱっとしなくても、この今季初勝利をきっかけにして、雰囲気から上向きになっていく可能性はあるかもしれない。
シュミット ダニエルの復帰は、好材料ではあると思うけれど、ファインセーブはあったとはいえ、あまり仕事のなかった試合なので、どこまで参考になるかはよくわからない気がする。次のリーグ戦からは彼が出て来るんだろうから、この試合はウォーミングアップだった、というところかな。個人的には、そちらの試合の出来も見てからでないと、何とも言えない。
勝利の原動力は菊地だったと思う。昨年もこういう勝利につながる働きを見せてくれた印象があるから、もっと使えばいいのに、と思っているんだが。昨年は菊地と徳元をシーズン途中で獲得したことで、シーズン後半がいくらかマシになったと思ってる。徳元が壊れてる今は、それこそ菊地の必要性が大きいと思うのだけど。

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