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J1リーグ第15節 名古屋対岡山

2025.5.6(火祝) 15時 豊田スタジアム
観客 24867人 主審 上村篤史 副審 道山悟至、藤澤達也

 名古屋グランパス 0(0−0)0 ファジアーノ岡山
           (0−0)

DAZNでライヴで見た。
J1での初対戦だし、現地で見たい所ではあったけれど、ゴールデンウィーク最終日で、いろいろ面倒そうなのでやめた。
しかも、豊スタで開場前に、屋根から客席への落下物があったとのことで、安全確認で開場が遅れ、キックオフも1時間遅れる事態が発生。行っていたら、さらに面倒になっていた可能性を考えると、行ってなくてよかったな、ということになった。
それにしても、屋根からの落下物というのは怖い。今回は、記事で読んだ限りでは、仮に観客の上に落ちたとしても、そこまでのおおごとに至るような物ではなかったようだけれど(もちろん落ち方によっては、いろんなことが起こりうるが)。

名古屋の先発は、前節の清水戦のまま。前節快勝の流れを重視しての選択になったらしい。それはそれで、妥当な考え方だと思う。

試合の入りは、名古屋の方がやや優勢だったかな。裏狙い主体の攻撃は、岡山の高いディフェンスラインでオフサイドに掛かりまくり、結果にはつながらなかったが、相手へのプレッシャーにはなっていたと思うし、13分にはマテウスが直接FKできわどいシュートを放つ場面もあった。
しかし落ち着いた試合運びの岡山に対して、前節の清水戦のように、競り合いやスピードでの明らかな優位に立つまでは至らなかった。連戦の影響を感じたと、長谷川は試合後コメントで言っていたけど、それは当り前。岡山も同じスケジュールで試合をしてる以上、それは名古屋が優位を保てなかったことの理由ではないだろうし、単なる感想。
前半の終盤には、岡山にゴール前まで攻め込まれ、分厚い攻撃を受ける場面を複数回作られた。岡山が決め手を欠いて、失点はせずに済んだ。

スコアレスで迎えた後半、名古屋は永井と徳元を、山岸と中山に代えてスタート。この交代も、前節と全く同じ。試合内容を分析した結果、だったんだろうか?
56分に名古屋はCKを得る。そこからのこぼれ球に稲垣がシュート。しかしこれは枠外。
65分にマテウスと和泉を浅野と森島に交代。これもタイミングは違うが、前節と同じ交代。ここまで来ると、何か機械的に前節をリピートしてるんでは、という気もしてきた。
ただ、浅野の積極的な仕掛けは好機は生み出したし、このところの左サイド起用で、好調が感じられる中山の左サイドと相まって、相手ゴール前に押し込む場面も生まれた。しかしゴールには至らない。
逆に75分、岡山のバックラインからの縦一本からシュートを決められてしまうが、これはオフサイドで救われた。
この辺から、双方が相手ゴール前まで攻め込む応酬が続く、オープンな展開になっていったが、どちらも決められない。
80分に、前節大活躍だった内田が、縦一本で抜け出して、シュートを撃ったが枠外。その内田は85分に野上に交代。
その後も双方が好機を作りつつ、決めきれないまま、0-0で試合終了。

スコアは入らなかったけれど、双方の攻守のバランスがよくて、面白く見れたいい試合だった。名古屋の方が、個々の選手の力はやや上回って、全体的にやや優勢ではあったかな、という印象だったけれど、岡山はそこを連携でカバーしてきた。名古屋の試合で、よく見る展開。
岡山のルカオは、パワーも技術もある強力なFWだった。名古屋のディフェンス(主に三國と佐藤)は、彼をよく抑え込んだと思う。ただ、岡山の周囲の選手がもう少しうまくルカオに呼応出来ていたら、無失点では済まなかった気がする。その辺が岡山の課題なのかな。
名古屋は途中まで、攻撃が裏狙いばかりなので、そこをケアされたら手詰まり、という感じだったけれど、後半に入った山岸、中山、浅野というあたりが、違った形を見せてくれたと思っている。この辺がもっと熟成すると、面白くなってくるんじゃないかな。

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