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J1リーグ第22節 広島対名古屋

2025.6.28(日) 19時 エディオンピースウィング広島
観客 26246人 主審 笠原寛貴 副審 淺田武士、船橋昭次

 サンフレッチェ広島 1(0−2)2 名古屋グランパス
            (1−0)

 得点 21分 名古屋・マテウス
    40分 名古屋・マテウス
    90分 広島・新井

DAZNでライブで見た。

名古屋の先発は、前節の清水戦で佐藤が警告累積で出場停止になったことに伴い、3バックの左が野上。あとは前3人のうち、永井が外れて山岸。前節から2人が変更。
ホームでの広島戦は、名古屋が優位に試合を運んで勝ったが、広島が怪我人の多さなどでコンディションが良くないのが歴然としていた。今回の広島は、直近の成績は悪くないし、順位的にも上位を維持しているので、前回のようなわけにはいかないんじゃないかなと思っていた。

実際、序盤は広島が押す試合展開だったが、そういう中でも名古屋は、12分にマテウスのCKから、山岸のシュートがクロスバーを叩くという惜しい場面も、作ってはいた。
18分にはゴール前に押し込まれて、決定的な形に持ち込まれたが、ピサノが好セーブ2発で失点を阻止。ここまでよくやっているピサノだけど、その中でも、ここまでで一番のビッグセーブだったような気がする。
そして21分に、広島のCKを抑えたピサノがロングフィードし、森島が落としたボールをマテウスが収めて、一気に突っ走る。追いすがる広島のDFをかわして、あっさり先制ゴールを決めてしまう。
これで広島の勢いが鈍って、五分の展開に近付いていった感じ。後半41分には、DFのバックパスを受けての広島GKのキックがミスになり、稲垣が拾って、そこから受けたマテウスが決め、2-0になって前半終了。

後半は、マテウスが永井に交代してスタート。前半にマテウスが足元を気にする素振りがあったと、中継では言っていた(映像でも流れた)から、大事を取ったということかな。
立上りは、さすがに広島が押し込んできたが、それほど危なげはなかったと思う。
9分に森島が菊地に交代。菊地はいいポジション取りと動きで、名古屋にある程度、流れを呼び戻したように見えた。
この後、広島は選手を次々に入れ替えて攻勢を強め、次第に広島の攻撃一辺倒になってきたけれど、名古屋の引いた守備を崩し切るまでには至らない。このまま逃げ切りそうな感じに見えた。
しかし後半45分、広島の新井が、ゴール正面からミドルレンジのシュートを撃ち、決まって2-1。ただ、崩された失点ではなかったし、決まるならこういう形かな、というゴールではあったと思う。
名古屋は徳元と山岸を河面と森(初出場)に代えて後ろを固め、ロスタイムがあまり長くはなかったこともあり、そのまま逃げ切った。

事前に考えていたことからすると、意外なくらいの名古屋の快勝だったことになる。以前から思ってはいたけれど、広島のチーム状態以前に、元々、今の広島のスタイルに対して、名古屋は相性がいいようだし、それが出た試合かなと思う。特に、最後列のGKからビルドアップしていく広島のやり方が、前からプレッシャーを掛けていく名古屋にとっては引っかけやすい、というのはよく分かる。ホームゲームでは広島ディフェンスのミスを起点にしたゴールがあったが、この試合の2点目もそんな感じ。
相性という意味では、今年に関して言えば、名古屋と言うよりもマテウスなのかもしれない。ホーム・ビジターとも、名古屋が2-1で勝ったことになるが、全得点がマテウス。それだけではなくて、マテウス自身が調子を上げてきた、ということもあるんだろう。

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イースタンリーグ ヤクルト対西武(6/28)

2025.6.28 (土) 12時半 ヤクルト戸田球場
L 000102001 4
S 000000000 0
[敗]下川、[勝]篠原

よく晴れて、夏の暑さだったが、土手上で風が吹いている分、いくらかしのぎやすかった。

先発投手はヤクルトが下川、西武が篠原。
両投手好投で、3回まで双方四球の走者は出したがノーヒット。その走者も併殺や盗塁死で潰れて、9人づつで3回を終了。ここまで所要時間30分という高速な進行。
4回表、先頭の佐藤太がライトへホームランで、西武が先制。その裏、ヤクルトも2安打したが、得点にはならず。
5回になると、下川は少し安定感がなくなってきた。ヒットと四球で走者を背負ったが、何とか切り抜けた。しかし6回、またもや先頭の佐藤にツーベースを打たれ、次の平沼にライトへツーランを打たれた。下川はこの回まで。
篠原は逆に、立上り、少し球がばらつく感じがあったけれど、5回6回は三者凡退、4三振と調子を上げて来た感じだった。篠原も6回まで。
7回からは双方継投。ヤクルトは7回阪口、8回廣澤は三者凡退で終えたが、9回のバウマンがヒット3本で1点を失った。
西武は7回平井、8回浜屋が三者凡退。9回は佐藤隼で、こちらは三者凡退で締めて、西武が完封勝ち。というか、ヤクルトは4回の2安打以外、ヒットもない完敗だった。

下川は気に掛けている選手だけど、下手投げの変則投法と制球が生命線で、球威では押せないから、上で長い回を投げられるまでになるのは、やっぱりなかなか難しいんじゃないかなあと思う。

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セリーグ ヤクルト対阪神(6/27)

2025.6.27 (金) 18時 神宮球場
T 000201000  3
S 000000301X 4
[勝]石山、[敗]及川
[H]S:並木(村上)、オスナ(村上)

3回裏途中から見ていた。
先発投手はヤクルトがランバート、阪神が村上。到着時点でまだ0対0。
夜は局地的に雨、という天気予報は出ていたので、あぶないかもと思ってはいたけれど、4回表にもう降りだした。その影響があったのか、守備の乱れ(オスナの悪送球)から失点。さらにヘルナンデスのタイムリーで、もう1点。直後に試合は雨で中断。
30分くらいで雨が弱まったところで試合再開。阪神のチャンスは続いていたが、再開後の失点はなかった。
阪神の村上も、いまひとつ制球が安定しないようで、ヤクルトは4回、5回と満塁まで攻めたけれど決められない。
そして6回表にはランバートの暴投で1点を失い、敗色濃厚な流れ。
しかし7回裏、並木のレフトへの飛球がスタンドへ飛び込みホームラン。さらに内山がヒットで出たあと、オスナがレフトへツーランを打ち込んで同点。オスナが自身のエラーでの失点を取り返したというところか。
8回はスコアは動かず。雨中断の影響で、21時をまわっていたし、延長もありうる展開に見えたので、ここで撤収。

でも、そこから30分くらいでけりはついたらしい。9回裏に阪神のエラー絡みで、ヤクルトがサヨナラ勝ちしたそう。
並木のホームランが流れを変えたという感じ。並木が神宮でホームランを打つところを見るとは、思いもしなかった。

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トラッキーさんが来場。マスコットにしては、プロポーションが良過ぎない?という感じ。
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イースタンリーグ ヤクルト対日本ハム(6/26)

2025.6.26 (木) 12時半 ヤクルト戸田球場
F 000000000 0
S 00030000X 3
[勝]高梨、[S]丸山翔、[敗]藤田琉

曇っていたが、強い陽射しが出る時間帯もあったのと、やたらと蒸し暑くて、いかにもどこかでゲリラ豪雨が来そうな気配で、警戒しながら試合を見ていた。結局、来なくて、助かったけれど。

先発投手はヤクルトが高梨、日本ハムが柴田。双方、無難な立上りだったが、柴田の方は、日本ハムが投手の虫干し日だったようで、2回まで。3回からは藤田琉。双方出塁はあるものの、得点は動かず、4回表まですんなり終った。
4回裏、2イニング目の藤田の制球が乱れる。2四球と1安打で1死満塁。ここで武岡が左中間にツーベースを放って走者一掃。ヤクルトが3点を先制。
日本ハムの投手は5回は根本に代り、6回からは浅利。浅利はかなり良い出来で、走者を1人も出さないピッチングを見せた。
しかしヤクルトも、高梨が6回まで3安打無失点で投げ切ると、7回は石原が四球で走者は出したが、併殺で乗り切り、8回は佐藤が三者凡退。9回は丸山翔が登板し、これも三者凡退。
完封リレーでヤクルトが勝った。

武岡は先週、神宮で見た時は、ちょっとどうかなという感じだったけれど、下では攻守で存在感を見せられるんだな、と思った。その試合でエラー2発だった伊藤も、今日は安定した守備を見せていたと思う。

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J1リーグ第21節 名古屋対清水

2025.6.21(土) 19時 豊田スタジアム
観客 33833人 主審 今村義朗 副審 唐紙学志、植田文平

 名古屋グランパス 1(0−0)1 清水エスパルス
           (1−1)

 得点 64分 名古屋・山岸
    88分 清水・千葉


現地観戦。

名古屋のスタメンは、先週の神戸戦から4人交代。GKはピサノ、3バックは佐藤、三國、原。2ボランチが稲垣と椎橋、ここまでは変更なしで、ここからががらっと変わった。左サイド徳元(前節は中山)、右サイド和泉(前節は内田)、前3人は永井、マテウス、森島(前節は和泉、菊地、山岸)。もっとも、変わったといっても、いつものローテーションの中での入替なので、特に目新しさはない。

清水には、5月初めの新国立開催の清水のホームゲームでは、3-0で完勝している。その時点での双方の順位や名古屋のチーム状態からすると、どうしてこんな試合になったのか、不思議に思える試合だった。

しかしこの試合は、前半の名古屋の出来が、かなり悪かった。見当違いなパスなどが度々あったし、競り合いで遅れを取る場面もしばしば。遅れて入ってファールになり、警告を貰う場面もあった。ぎくしゃくした試合運びなので、怪我人が出そうだなと思っていたら、やはり前半終盤に、清水に負傷交代が出てしまった。
5月の試合に比べれば、名古屋は順位的にもチームの雰囲気も上がっているから、今回は逆に、なんでこんなにひどいのか、不思議なくらいだった。
もっとも、そういう状態だったので、名古屋は清水に押されてはいたけれど、清水のラストパスやシュート、FKやCKの精度が低く、ゴールを脅かされるようなボールは、ほとんど飛んで来なかった。そういう意味では、双方とも、盛り上がりに欠けた前半だったと思う。

名古屋の前半は、永井やマテウスが入っている割に、縦に速い攻撃が目立たなかったが、後半はその辺が改善されて、攻勢が目立ち始めた。惜しい場面も生まれるようになった。
そして63分に、自ゴール前に攻め込まれた所から、こぼれを拾ったマテウスが一気にカウンター。相手ゴール近くで山岸へ流し、きっちり決めて名古屋が先制。
清水の決め手に欠ける攻撃を見る限り、これで勝ったんじゃない?と思った。その後も名古屋はチャンスを作ることは出来ていたし、81分には、浅野のゴールの枠に当たるシュートもあった。
しかし、終了間際の88分、清水GKのロングフィードに対して、左サイドで三國が競り負けて裏へ抜けられた所からCKになり、そのCKのボールを千葉に決められて同点。そのまま試合終了。名古屋は土壇場で勝ちを逃した。

名古屋的にもったいない試合だったのは間違いない。ただ、前半の名古屋の出来の悪さを思えば、全体的に見て、引分けは妥当な結果だったとも思える。もう少し攻撃が機能しているチームが相手だったら、負けていたんじゃないかな。
試合後、清水が気合が入っていた、という感想は見かけて、大敗した5月の試合を受けての試合だから、それは当り前だろうとは思った。自分は新国立の試合は現地で見ていないので、実感としての差は、よくわからなかったけれど。ただ、清水が気合が入るのが当り前と考えると、逆に名古屋も、前回はあんな形で勝てたんだから、という気持ちが、どこかにあったとしても、おかしくはないかもという気はする。意識的ではないにしても、無意識のうちには。
それと、追加点が取れていればとは思ったものの、ディフェンスのミスがあまりにも目立ったので(実際は、この試合だけではないけど)、本当の問題点はそっちじゃないかな、という気がしているが、なんとなくチームは、そっちをあまり問題にしたがってない気がする。
いずれにしても、今年の清水戦は、表も裏も変な試合だったなという印象。

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清水のゴール裏。
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交流戦 ヤクルト対楽天(6/18)

2025.6.18 (水) 18時 神宮球場
E 002031000 6
S 000020000 2
[敗]ランバート、[勝]瀧中

少し出遅れて、4回表途中からの観戦。
交流戦を見に行ったのは2023年以来で、1試合見たが、この時の対戦相手は楽天だった。

先発投手はヤクルトがランバート、楽天が瀧中。
3回表に楽天が2点先制していた。瀧中の四球からだったらしい。
5回表、先頭の瀧中がストレートの四球。それをとっかかりに、楽天が連打でランバートをノックアウト。リリーフのバウマンからもタイムリー。この回、3点追加。
しかしその裏、楽天のショート村林が、遊ゴロを1塁へ悪送球。これを岩田がスリーベースで還し、さらに武岡の犠飛で、岩田が還ってヤクルトが2点を返した。
6回表、今度はバウマンが、先頭の瀧中にストレートの四球。村林ツーベースの後、浅村のタイムリーで楽天が1点追加。2対6。瀧中はこの試合、3回打席に立って、全て四球で出塁。しかも、全部得点につながった。何か、不思議な技でも持ってるんだろうか、と思ってしまう。
これ以降は大きな動きはなく、9回表で撤収したが、9回裏もあっさり終わって、試合終了した模様。

ヤクルトの見所は、岩田のスリーベースくらいだったんじゃないかな。とはいえ、出場選手の顔触れを見ても、人が足りてないのは明らか。打てないだけでなく、守備も、どうなんだかというプレーが、ポツポツあった。どうしてここまでひどくなっちゃうのか、という感じだけど、選手に故障が続出するのは、今に始まったことでもない。結局は球団の体質の問題で、選手のコンディション管理とか、まともにやっていないんじゃないかと思ってしまう(前から思ってる)。健康飲料の会社が親会社なのにね。
楽天は、なんといっても瀧中だろうけど、要所できっちりタイムリーを打った浅村も良かったな。

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楽天のマスコット、スイッチさんが来場。初めて見たような気がする。
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J1リーグ第20節 神戸対名古屋

2025.6.15(日) 18時 ノエビアスタジアム神戸
観客 22175人 主審 ロバート ジョーンズ 副審 三原純、田中利幸

 ヴィッセル神戸 2(2−0)1 名古屋グランパス
          (0−1)

 得点 44分 神戸・OwnGoal
    45+2分 神戸・宮代
    57分 名古屋・原

DAZNで見たが、諸事情で、リアルタイムではなく1時間遅れ。

名古屋の先発は、水曜の天皇杯から5人交代。GKはピサノ(天皇杯は武田)、3バックは佐藤、三國、原。2ボランチが稲垣と椎橋(天皇杯は稲垣と森島)、左サイド中山(天皇杯は徳元)、右サイド内田(天皇杯は中山)、前3人は和泉、菊地、山岸(天皇杯は、菊地、永井、ユンカー)。
5人変更とはいえ、日頃のリーグ戦を考えれば、特に違和感はないメンバー。ただ、ここまであまり積極的には起用されてこなかった菊地が、2戦連続先発なのは少し意外に思えた。天皇杯での出来がそんなに良かったのかな(全く見ていないので)。
神戸は大迫も武藤も居ない顔触れ。武藤はケガだそうだけど、大迫は? にしても、彼らの不在は、名古屋的にはやりやすそうに思えた。それに、近年の神戸戦は、ガシガシ攻め込まれつつ、結果的には何とかなる印象があるので、上位との対戦とはいえ、それほど悲観したものでもないかなとも思っていた。

立上りから双方が攻撃的に押し込んでいったが、神戸の方に攻撃に厚みがあり、ゴール前での時間の長さは、すぐに神戸の方が大きく上回るようになった。特にセットプレーが多く、どことなく、いつも名古屋が立上りの時間帯にやっている試合運びを、逆にやられているようにも見えた。多分、現時点での、両チームの力関係の反映なんだろう。
とはいえ名古屋は、神戸の攻勢を人数を掛けての守りで凌ぎ、時折、攻め込む時間帯も作れていた。ゴール前の時間比率ほどには、試合内容的に差は感じなかったし、どちらにも決定的と感じられる場面は、それほどなかったとも思う。
しかし、スコアレスのまま、前半は終るかと思いかけた44分、名古屋の左サイドで守備がうまく噛み合わず、井手口からのパスでパトリッキの突破を許した。パトリッキが中へ送ったクロスに名古屋のディフェンスは反応したものの、それが裏目に出て、玉突き状態で内田に当たったボールがゴールに入り、神戸が先制。
さらにロスタイム、CKからのこぼれ球を宮代に決められ2点目。わずか3分で0-2での折返しになった。

後半の名古屋は、内田を森島に代え、森島は前に入って、和泉が一列下がって左サイド。中山が右サイドへ回った。
2点のリードを得た神戸の試合運びには、余裕が感じられ、シュートも次々打たれる劣勢で、これを崩すのは結構難しいのでは、という気がした。しかし56分に、右サイドでボールを得た森島から中央の菊地にパスが出て、菊地がそのまま左へ流れ、中央を突っ込んで来た原が、菊地からのパスをシュートして決めた。前半の名古屋の最初の失点同様、ここは神戸の守備がうまく噛み合わなかった印象で、ひどく蒸し暑いコンディションだったようだから、双方とも集中力が切れた瞬間だったのかな、という気がした。ともあれ、1-2になり、近頃の神戸戦らしい、もつれる展開になってきたかな、という感じ。こういう展開が、近頃の神戸戦は本当に多い印象。神戸が攻撃に力点のあるチームだからなんだろうな。
とはいえ、神戸が優勢な試合展開そのものは変わらなかった。相変わらずシュートは打たれるし、名古屋が攻め込む機会はそれほど多くはなかった。
名古屋は71分に、菊地と和泉をマテウスと徳元に交代。さらに79分に椎橋が浅野に交代して、攻撃を強化したイメージ。
一連の交代が効果を上げたか、名古屋が相手ゴール前に迫る場面が増え始めた。84分には、相手GKのクリアのこぼれ球を稲垣がシュート。相手DFに当たって、ゴール方向へ飛んだが、惜しくもポスト。
86分に中山に代えてユンカー。
しかしその後、スコアが動くことはなく、名古屋は1-2で敗戦。

永井が不在ということもあってか、名古屋はいつも以上にビルドアップ主体の試合運びになっていて、それなりにうまく回していたとは思うけれど、神戸の方が一枚上手だったという感じ。ゴール前へ攻め込んだ時の迫力は、明らかに神戸の方が上で、あれだけゴール前で長い間やられていれば、失点も仕方ないだろうなと思う。そうはいっても、この3年間の神戸戦では、試合終了近くの奇跡的な同点ゴールをやたらと見ているので、1-2になった時点で、何とかなるのでは、という気がしたけれど、今回はダメだった。まあ、力負け、ということなんだろう。
とはいえ、今季の名古屋のここまでの試合ぶりを考えれば、そこまで悪い内容の負け試合ではなかったんじゃないかな。ビルドアップ主体で、ここまで試合を作れるようになってきているんだから。

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イースタンリーグ ヤクルト対巨人(6/14)

2025.6.14 (土) 12時半 ヤクルト戸田球場
G 001040100 6
S 001000000 1
[敗]廣澤、[勝]園田

試合開始前から曇っていたが、予報ではこの後、雨で、プレーボールの頃に実際にぱらつき始めた。5回まで見れればいいが、と思いながらの観戦。

先発投手はヤクルトが小川、巨人が園田。
双方、まずまずの安定感で2回まで終えたが、雨がいつ降り出すか気になるのに、どちらも球数は多く、進行はスローペース。
3回表、先頭の石塚がヒット。犠打と内野ゴロで2死3塁となり、次打者の宇都宮は遊ゴロ。しかしこれをショートの澤野がはじいて、巨人が先制点。送球するのに気持ちが先走って、捕球を失敗する、よくあるパターンのエラー。
3回裏、先頭の橋本がセンターオーバーのスリーベース。センターの萩尾は何とか追い付いて、グローブには入れたけど、捕球しきれなかった。それでボールがこぼれた分だけ、スリーベースになった感じ。次打者の西村がライト前へ飛球を飛ばし、ヒットになって橋本が還って同点。ここはここで、ライトの笹原が取れそうに見せかけて、引っ掛かった橋本がスタートできなかったから、あやうくバックホームでアウトになりかけた。もっともバックホームの送球は、あまり鋭くなかったから、笹原もそこまでの意図はなかったのかもしれないが。なんとなく微妙な点の取り合いで、同点で3回まで終了。
ヤクルトは小川が3回で交代で、4回から廣澤。小川は特に悪い出来でもないように見えたし、当初から予定通りの交代だったようなので、登板間隔を考えた調整登板だったのかな。
廣澤は4回はツーベース1本は打たれたが無失点。しかし5回は、1死後、四球、ヒット、四球で1死満塁にしてしまう。ここで原樹理がリリーフ。しかし次打者の長野に、レフトオーバーのツーベースを打たれ、走者一掃。さらにここで、レフトからの返球を中継したショートの澤野が、キャッチャーへ悪送球。ボールがバックネットまで転がる間に、長野は3塁に到達。続くリチャードはファーストへのゴロ。しかしファーストの澤井が本塁へ送球し、これが悪送球。三塁走者の代走の佐々木は難なくホームインして、この回4点目。リチャードも2塁まで進む。記録は澤井の野選とエラーが付いた模様。
5回裏はあっさり三者凡退。この時点で1-5。
5回に入ったあたりから、雨がぼつぼつ強くなってきて、元々風が強かったので、傘をさして見ているのが難儀に感じられ、雨自体はそれほどの降りでもなかったけれど、ここで撤退することにした。試合の行方も、なんとなく見えていたし。

最終スコアは1-6とのこと。7回に巨人がもう1点追加したらしい。

いろんな意味で、いかにもファームの試合だなあ、と思った。特にヤクルト。もっとも現時点でヤクルトの上は最下位激走中だから、そっちも似たようなものなのかもしれないけれど。
それにしても、原樹理は厳しいな。今年見た3試合、一度もきっちり抑えられていない。

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天皇杯2回戦 名古屋対ヴェロスクロノス都農

2025.6.11(水) 18時半 豊田スタジアム
観客 4248人 主審 上田益也 副審 安藤康平、松本康之

 名古屋グランパス 3(0−0)0 ヴェロスクロノス都農
           (3−0)

 得点 47分 名古屋・稲垣
    67分 名古屋・原
    79分 名古屋・山岸

 出場選手
 名古屋 武田(GK)、佐藤、三國、原、
     森島、稲垣、中山(HT内田)、菊地(79分和泉)、
     徳元(81分山中)、永井(67分山岸)、ユンカー(HT浅野)

     
 都農 中野翔(GK)、久野龍心(68分柳田健太)山原慧也藤田大道武田航太朗
    藤本奎詩、梶山幹太、五領淳樹(60分中村亮)、神代一慧(60分上米良柊人)、
    濱田智也(60分松本幹太)
、田辺涼成(60分山田雄太)

環境がなくて全く見れなかったから、結果だけ書いておく。
昨年はメンツを落として臨んだ天皇杯初戦で、北信越リーグのジャパンサッカーカレッジに敗退した名古屋だけど、今回は実質、ベストメンバー並みのメンツだから、九州リーグの都農が相手なら、正直、勝って当り前という感が…。見てないから、どういう内容の試合だったか、わからないけれど。
なお、都農の梶山は、2017~2018年にユース上がりで名古屋に在籍していた選手のようで、名前に微妙に聞き覚えがあった。ルヴァン杯での出場はあったようなので、中継では見たことがあるはず。

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イースタンリーグ ヤクルト対DeNA(6/7)

2025.6.7 (土) 12時半 ヤクルト戸田球場
B 010000000 1
S 000000000 0
[敗]小川、[勝]ディアス、[S]山崎康

ひと月ぶりのイースタン観戦。
暑かったが、時間帯によっては、薄雲で陽がかげって、過ごしやすかった。ただ、風が吹いている時はあまり感じなかったが、結構蒸し暑くて、熱中症日和だったかもしれない。帰宅後、少し体調がおかしくなったのは、そのせいだったかも。

先発投手はヤクルトが小川、DeNAが若松。小川が下で先発?と思ったが、そういえば5/29に神宮で、小川が先発して打ち込まれた試合を見たんだった。到着が遅かったので、実際には、打ち込まれている所は見てないが。
小川は2回、関根にヒットを打たれ、エンドラン崩れの盗塁で二進された後、勝又のタイムリーで返されて先制を許した。ただ、その回以降、散発的にヒットは打たれても、後続は断って、危なげない6回1失点だから、悪い出来ではなかったと思う。
その後、ヤクルトは継投に入り、7回長谷川、8回阪口、9回廣澤。長谷川が関根にツーベースを打たれる場面はあったが、総じて無難に、無失点で乗り切った。
一方の打線は、2回裏に松本直がライト前にヒットを打ったが、これがこの日、唯一のヒット。DeNAの若松は3回で交代し、以降は、1回ごとに投手が交代する虫干し的な継投になったが、この他にヤクルトが出塁出来たのは、7回に佐々木から、太田が四球で出たのと、8回に松本凌から西村が打った遊ゴロが、悪送球で1塁セーフになった2回だけ。2塁も踏めない完封負けだった。

DeNAの勝ち投手はどうなるのかなと思ったが、4回を投げたディアスだった。三者凡退に抑えたという意味では、5回の京山でも6回の石田でもよかったはずだけど、公式記録員の気分次第というところ?
ちなみに、9回の山崎康も三者凡退だったけれど、こちらはセーブが付いたはず。なんて豪華なクローザーと思ったけど、今年の山崎は、上では不調みたいだな。

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