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J1リーグ第21節 名古屋対清水

2025.6.21(土) 19時 豊田スタジアム
観客 33833人 主審 今村義朗 副審 唐紙学志、植田文平

 名古屋グランパス 1(0−0)1 清水エスパルス
           (1−1)

 得点 64分 名古屋・山岸
    88分 清水・千葉


現地観戦。

名古屋のスタメンは、先週の神戸戦から4人交代。GKはピサノ、3バックは佐藤、三國、原。2ボランチが稲垣と椎橋、ここまでは変更なしで、ここからががらっと変わった。左サイド徳元(前節は中山)、右サイド和泉(前節は内田)、前3人は永井、マテウス、森島(前節は和泉、菊地、山岸)。もっとも、変わったといっても、いつものローテーションの中での入替なので、特に目新しさはない。

清水には、5月初めの新国立開催の清水のホームゲームでは、3-0で完勝している。その時点での双方の順位や名古屋のチーム状態からすると、どうしてこんな試合になったのか、不思議に思える試合だった。

しかしこの試合は、前半の名古屋の出来が、かなり悪かった。見当違いなパスなどが度々あったし、競り合いで遅れを取る場面もしばしば。遅れて入ってファールになり、警告を貰う場面もあった。ぎくしゃくした試合運びなので、怪我人が出そうだなと思っていたら、やはり前半終盤に、清水に負傷交代が出てしまった。
5月の試合に比べれば、名古屋は順位的にもチームの雰囲気も上がっているから、今回は逆に、なんでこんなにひどいのか、不思議なくらいだった。
もっとも、そういう状態だったので、名古屋は清水に押されてはいたけれど、清水のラストパスやシュート、FKやCKの精度が低く、ゴールを脅かされるようなボールは、ほとんど飛んで来なかった。そういう意味では、双方とも、盛り上がりに欠けた前半だったと思う。

名古屋の前半は、永井やマテウスが入っている割に、縦に速い攻撃が目立たなかったが、後半はその辺が改善されて、攻勢が目立ち始めた。惜しい場面も生まれるようになった。
そして63分に、自ゴール前に攻め込まれた所から、こぼれを拾ったマテウスが一気にカウンター。相手ゴール近くで山岸へ流し、きっちり決めて名古屋が先制。
清水の決め手に欠ける攻撃を見る限り、これで勝ったんじゃない?と思った。その後も名古屋はチャンスを作ることは出来ていたし、81分には、浅野のゴールの枠に当たるシュートもあった。
しかし、終了間際の88分、清水GKのロングフィードに対して、左サイドで三國が競り負けて裏へ抜けられた所からCKになり、そのCKのボールを千葉に決められて同点。そのまま試合終了。名古屋は土壇場で勝ちを逃した。

名古屋的にもったいない試合だったのは間違いない。ただ、前半の名古屋の出来の悪さを思えば、全体的に見て、引分けは妥当な結果だったとも思える。もう少し攻撃が機能しているチームが相手だったら、負けていたんじゃないかな。
試合後、清水が気合が入っていた、という感想は見かけて、大敗した5月の試合を受けての試合だから、それは当り前だろうとは思った。自分は新国立の試合は現地で見ていないので、実感としての差は、よくわからなかったけれど。ただ、清水が気合が入るのが当り前と考えると、逆に名古屋も、前回はあんな形で勝てたんだから、という気持ちが、どこかにあったとしても、おかしくはないかもという気はする。意識的ではないにしても、無意識のうちには。
それと、追加点が取れていればとは思ったものの、ディフェンスのミスがあまりにも目立ったので(実際は、この試合だけではないけど)、本当の問題点はそっちじゃないかな、という気がしているが、なんとなくチームは、そっちをあまり問題にしたがってない気がする。
いずれにしても、今年の清水戦は、表も裏も変な試合だったなという印象。

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清水のゴール裏。
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