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J1リーグ第35節 名古屋対G大阪

2025.10.25(土) 14時 豊田スタジアム
観客 30084人 主審 傅明 副審 道山悟至、安藤康平

 名古屋グランパス 0(0−0)2 ガンバ大阪
           (0−2)

 得点 56分 大阪・山下
    90+3分 大阪・岸本
    
現地観戦。

名古屋の先発は、横浜FC戦からの変更は3人。左サイドは徳元から河面。右サイドは野上から森。前線は、前節に故障離脱したマテウスが山岸。
公式では見てないけれど、やはり中山は故障らしく、その影響が両サイドに出ていた。森はU20W杯帰りでの復帰なので、順当と言えなくもないが、左は前節の徳元の出来に不満があったようで、とうとう河面が先発か、という感じ。

もっとも試合の立上りは、その河面が効果的な働きを見せていたと思う。開始3分の、山岸の巧いポストプレーからボールを受けた河面が、左を持ち上がってゴール前に正確なクロスを入れ、木村が合わせた場面なんか、本当に鮮やかだった。一森のファインセーブで、ゴールは阻まれたが。
その辺も含めて、開始から前半半ばまでは、双方の好守が噛み合って、面白い試合になっていた印象がある。ACLの試合から中2日だったガンバは、明らかにスローペースな試合運びだったけれども、要所ではきっちりペースを上げて、ジェバリを軸に、チャンスも作り出していた。ガンバは全体を通しても、そういう試合が出来ていたと思う。
一方、前の試合から一週間後で、条件的には優位だったはずの名古屋は、序盤以降もペースが上がらなかった。ガンバのスローペースに合わせているうちに、取り込まれてしまったかのようで、競った場面ではスピードも強度も、ガンバの方が明らかに優勢で、前半の半ば以降は、一方的に攻め込まれていた印象。シュートが枠に飛び始めたガンバに対して、このところの試合同様に、武田が奮闘して何とか持ちこたえていた感じ。
スコアレスで折返し。

後半になっても流れは変わらない。それでも名古屋は序盤に、森が決定機になりかけた場面があったが、シュートを外してしまった。
そして11分に、左サイドでディフェンスが山下に振り切られてシュートを撃たれ、ガンバに先制された。
18分に河面と山岸を、永井と菊地に交代。さらに26分に、森島と森を加藤と野上に代えたが、名古屋の低調な試合内容が改善した気配は、あまり感じられなかった。勝ち越した結果、ガンバは遅延行為スレスレのスローペースで、割り切った試合をしてきたが、一方では、チャンスと見るときっちり仕掛けて、きわどいシュートも撃ってきた。名古屋は防戦一方で打つ手がない。武田の活躍ばかりが目立つ感じ。
それでも34分に、原に代ってユンカーが入ると、ようやく活気が見えた。このところ、途中出場してもいい場面がほとんどなかったユンカーが、この試合ではチャンスメイクに徹して、40分以降には、複数の決定機を演出した。しかしシュートがクロスバーに当たるなどで、得点には至らず、逆にロスタイムに、カウンターでのジェバリの持ち上がりから、ゴール前フリーの岸本にパスを通され、とどめのゴールを決められた。

全体として見て、名古屋の試合ぶりは、本当に活気がなかった。
このオフ、おそらく監督の長谷川は退任するだろうし、それ以外にもチームは大きく変わるだろうけれど、どういう風になるかも、現時点ではまだ分からない状態だと思う。そういうチーム内の不透明感が、選手のやる気を削いでいるんじゃないかな。しかも、今節の結果ではJ1残留確定は出来なかったものの、ほぼ堅い状況までは来ているし、一方で上位への進出はほとんど望めないから、元々、選手にモチベーションはそれほど高くはないと思われるし。
この後のビジター2試合、柏戦と町田戦は、まだモチベーションの高い状態にあると思われる相手との試合になるから、どういう結果になるのか、懸念しかない。

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ガンバのゴール裏。
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永覚(10/25)

今回は豊田スタジアムへ、愛知環状鉄道の永覚駅から行ってみた。
2月に一つ先の末野原駅から行った感触で、永覚駅も行けそうだな、と思ったので。ただ、素直に行ったんでは、途中から前回と同じ道になってしまう。それではつまらないので、少し矢作川の方へに回り込んで行こうとしたが、永覚駅周辺で通行止めがあったり、豊田ジャンクションの下をくぐったりで、土地勘のない者にはルート選択が結構難しかった。試合に遅れるわけにもいかないし、結局、早い段階で道が分かっている2月のルートに合流せざるをえなくなってしまった。所要時間は、ロスした分を除けば、1時間半強くらいだったのかな。
豊田ジャンクションは、なかなか壮大な眺めだったし、そこを見物に行くには悪くない駅かも知れないけれど、そういう需要があるのかどうか。
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J1リーグ第34節 横浜FC対名古屋

2025.10.18(土) 14時 ニッパツ三ツ沢球技場
観客 11465人 主審 飯田淳平 副審 平間亮、坊薗真琴

 横浜FC 2(1−0)2 名古屋グランパス
       (1−2)

 得点 20分 横浜・櫻川
    71分 名古屋・稲垣(PK)
    80分 名古屋・佐藤
    90+4分 横浜・伊藤
    
現地観戦。


名古屋の先発は、2週前のセレッソ戦から、左サイドが中山から徳元に代っただけ。中山は控えにも入っていなくて、なんでだろうと思った。特に調べてないので、理由は知らないが、セレッソ戦では負傷交代だったから、もしかしてそれが尾を引いていた?
ちなみにU-20W杯へ行っていたピサノと森は、控えには入っていたが、出番なし。

メインスタンドで観戦していて、そこではあまり感じなかったのだけど、ピッチ上はかなり強風だったようで、バックスタンド上に掲示されていたフラッグも大きく揺れていた。前半風下の横浜FCは、自陣から蹴ったロングボールが、風にあおられて飛距離が伸びず、中央付近でのボールの競り合いになることが多かったし、そこでは名古屋の方が優位。しかも競り合いで、横浜がファールになる場面が多かった。7分にはCKのGKのセーブからのこぼれ球を、木村が決めて、早々に名古屋が先制。
と思ったが、VARでの長い確認の結果、オフサイドで取消し。
とはいえ、名古屋の優位は明らかだったので、時間の問題かなと思っていた。あまり早々と試合の行方が見えてしまうのもつまらないから、ちょうどいいや、くらいの感じ。
しかし18分過ぎ、多分この試合で初めて、横浜のパスが名古屋陣内できれいに繋がり、20分に右から福森のクロスが入ってくると、ゴール前で櫻川に合わされてシュート。決まって、あっさり横浜が先制。
その後も名古屋の優勢は続くものの、決定機をなかなか作れない。強い追い風でボールが流れてしまうので、前線へのフィードが精度が出なかった影響もあったと思う。
ロスタイムには接触プレーでマテウスが転倒。ひどい痛がりようで即座にバツが出て、永井に交代。

ハーフタイムに徳元が菊地に交代。徳元の位置には和泉が下がって、菊地が前に入った。
後半は逆風で不利になるし、マテウスの離脱で、名古屋には厳しいことになりそうな気配だったけれど、頭から横浜が引いて、守りを固めてきたので、名古屋は優勢に試合を運ぶことが出来た。固められているので、崩すのは容易ではなかったものの、これだけ引かれてれば、なんとかなるだろうという気がした。
63分にはFKの流れから、山根にロングシュートを撃たれたが、クロスバーに当り、きわどく救われる。
64分に野上を山岸に交代。山岸は前に入り、菊地が右サイドで、和泉が左サイド。
そして69分にCKからゴール前混戦でPKを獲得。例によって、稲垣があっさり決めて同点。見ていても、全く失敗する気がしなかった。
しかしこの後も、76分にFKの流れから、ユーリ ララにきわどいシュートを撃たれ、武田の好セーブで逃れるなど、名古屋が主導権を握り切れないままだった。
79分に木村が河面に交代。河面は左サイドに入り、和泉は前へ出た。
そうすると80分に、CKの流れから河面がゴール前へ入れたシュート性のボールをGKが弾き、こぼれた所を佐藤が詰めて名古屋が逆転。
これで決まりかと思ったが、逃切りに入った名古屋は次第に押され気味になった。

90+4分、横浜が細井のロングスローからの流れで、伊藤が決めて同点。
2-2の痛み分けで終了。

どちらも逃切りに失敗した試合という感じ。横浜が後半立上りから逃切りに入ったのは、さすがに早過ぎで、仕方なかったと思うけれど、80分に勝ち越した名古屋が逃げ切れなかったのは、さすがに試合運びがマズすぎじゃないかと思う。
もっとも、J1残留という面から見れば、名古屋はこの試合は引分けでも横浜FCとの勝ち点差をキープできるから、最低限の結果は出せたとは言える。そういう気持ちもあったのかもしれない。個人的には、名古屋は残留に関しては、もう大丈夫なんじゃないかと思っているので、あまり納得感はないけれど。
逆に横浜FCは、残留の可能性に向けては勝たないといけない試合だったわけだから、そういう意味では、むしろ横浜の方に同情してしまった感じだった。

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名古屋のゴール裏。
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感想「ガイズ&ドールズ」

「ガイズ&ドールズ」 デイモン・ラニアン 新潮文庫
1932年にアメリカで刊行された短篇小説集の邦訳。ブロードウェイに集うヤクザ者の世界を、ユーモラスに描いたもの。デイモン・ラニアンのこうした小説は、1980年代くらいまで、主に加島祥造によって、ミステリ関係の雑誌に数多く翻訳されて、1984年には新潮文庫から「ブロードウェイの天使」という短篇集も出ていたけれど(というようないきさつは、本書の解説に詳しく書いてある)、近年は名前を目にすることもほとんどなくなっていた。昨年の6月、突然この本が出版されたのには、結構驚いた。このところ、新潮文庫は、そういう翻訳小説を何冊も出している。
もっとも、昨年の6月に入手しておきながら、今頃読んだのだけど、それはさておき。

この作家はとても好きで、「ブロードウェイの天使」も読んだし持っている(収録作は本書といくつか重複している)。もっとも、それこそ40年前のことなわけだけど、今回本書を読んで、久々にデイモン・ラニアンの小説に触れて、やっぱり好きだなと思った。ユーモラスな語り口や、人情味のあるストーリーや、最後のオチのキレの良さなど、魅力的な要素がたくさんある。描かれているのは、リアルでは関わり合いになりたくない物騒な世界だけれど、小説で読む分には害はないし、楽しい。
解説に、落語を連想させるかも、という一節があるけれど、言われて、確かにそうかもしれない、と思った。

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「レッド・ツェッペリン:ビカミング」

火曜(9/30)の夜に見に行った映画。週末に行こうかと思っていたら、ある程度行きやすい時間にIMAXで上映している近場の映画館では、木曜までの上映予定と知って、急遽行った。

レッド・ツェッペリンがどういう経緯で結成され、成功をおさめたかを描くドキュメンタリー映画。存命のメンバー3名が集まって、過去の映像や、唯一亡くなっているジョン・ボーナムの、今回初めて公開されるというインタビューの録音などを見聞きしながら、当時のことを語る体裁。画面上には、彼らが語る場面と、過去の映像がかわるがわる映し出される。
描かれるのは、2ndアルバムがアメリカで大ヒットして、それまでやれていなかった地元イギリスでの大掛かりなライヴがついに実現し、そこで大成功を収める所まで。

過去の映像には当然、当時のライヴの映像なども含まれるし、そこでツェッペリンの1stと2ndアルバムの曲が、がんがん流れる。必ずしもライヴの音源をそのまま使っているわけではなくて、スタジオ録音の音源を組み合わせて使ったりしていた。その辺の演出が、工夫されていてうまいと思った。
なにより、クリアな大音量でツェッペリンの曲を聴くことが出来たのが楽しかった。ライヴ会場でもないと、あれだけの音量では聞けないので。映像に関しては、昔の粒子の粗い映像がメインだから、IMAXである必要はなかったかなと思ったけれど、音に関しては割高ではあっても、IMAXにして正解だったんだろうと思う。
語られている内容自体も、多分、新たに明かされる真実的なものは、あんまりなかったんじゃないかという気がする。もっとも、自分はそんなにはバンドや楽曲制作の裏側みたいなものには知らなかったから、興味深い部分はそこここにあった。

うっかり見逃さなくて、よかったと思う。

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J1リーグ第33節 名古屋対C大阪

2025.10.4(土) 17時 豊田スタジアム
観客 33496人 主審 清水勇人 副審 熊谷幸剛、塚田智宏

 名古屋グランパス 2(2−0)1 セレッソ大阪
           (0−1)

 得点 37分 名古屋・野上
    45分 名古屋・木村
    85分 大阪・ヴィトール ブエノ(FK直接)
    
現地観戦。

雨が降っていて、やや涼しいコンディション。雨は次第に上がったけれど、濡れたピッチは試合に影響するだろうなと思ったし、実際、特に前半は、双方とも、足元にうまくボールが収まっていないように見える場面が目立ったと思う。
名古屋の先発は、右サイドに野上が入り、前3人がマテウス、木村、和泉になったのが、前節からの変更点。永井と山岸が外れた形。

前節同様、立上がりから双方活発な試合運び。
セレッソがうまく組み立てて、ゴール近くまでは持ってくるが、そこからシュートまでが遠く、やや押され気味ながらも名古屋の方が、むしろ組立は粗くてもシュートは打てていた印象。
セレッソはもっと撃ってくるイメージがあったけれど、選手がだいぶ入れ替わっていて、戦術的にも変わっているのかな、とも思った。
ただ、上記したように、ピッチコンディションの影響か、細かいミスがどちらも多くて、決定的な形はなかなか作れなかった。
最初の決定的な場面はセレッソ。32分にラファエルがクロスに対して裏へ抜け出してシュート。これを武田がファインセーブ。
ここから試合が急に動き始めた。
36分に今度は名古屋の木村が決定的なシュート。セレッソGKが福井がファインセーブしたが、CKになり、森島のキックから逆サイドで野上が押し込んで名古屋が先制。
野上はこれがあるんだよな、と思った。
この後は、セレッソの攻撃の噛み合わなさに対して、名古屋が手堅く運ぶ試合になっていったように思う。
前半終了間際には、右サイドから崩して、最後は稲垣が右からゴール前にクロスを入れ、木村が合わせて2点目。木村の名古屋移籍後初ゴール。綺麗に崩した得点で、前節と逆に、今日は大量得点での勝ちもありえるかも、という雰囲気だった。

後半、序盤は名古屋が優勢で、前半終了時に考えた大勝が現実味を帯びて来たように思えた。8分に中山がゴール前での競り合いで痛んで、徳元に交代したが、これも特に影響はなかったと思う。そして12分には、マテウスの仕掛けから木村が持ち上がり、和泉とのパス交換でゴール前へ抜け出し、シュートして決める鮮やかな攻撃。
しかしこれはオフサイドでゴール取消し。この辺から、名古屋は減速し始めた印象。逆にセレッソは、相変わらず今一つ噛み合わないながらも、名古屋ゴールに迫ってくるようになった。
名古屋は34分に、野上と木村を永井と山岸に交代。野上の位置に和泉を下げた。逃げ切る局面での交代にしては、むしろ攻撃的な交代に見えると思ったけれど、試合後の長谷川のコメントを見ると、野上の体力を考えてのことだったらしい。
40分、右サイドを進入してきた本間を稲垣が倒して直接FKを与えた。これを途中から入っていたセレッソのヴィトール ブエノが、素晴らしいFKできっちり決めて、セレッソが追いすがった。
ここから後は、ほぼセレッソが攻め続けていた印象。それでも噛み合わなさは相変わらずで、名古屋はロスタイムに、マテウスと森島を加藤と菊地に代えて守りを固め、逃げ切った。

結局、名古屋の大量得点にはならなくて、僅差の勝利になってしまった。この結果を見ると、最初のセレッソのシュートを武田が止めていなければ、どういう試合になったかわからない気がする。点差が1点ということもあるし、先制されていたことによるダメージを考えても。その後も好セーブを続けた武田が、この試合のMVPに選ばれていたが、異論は全くない。

20251004borad 20251004pitch 20251004score1 20251004score2セレッソのゴール裏。
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