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J1リーグ第37節 町田対名古屋

2025.11.30(日) 14時 町田GIONスタジアム
観客 12396人 主審 小屋幸栄 副審 浜本祐介、植田文平

 町田ゼルビア 3(1−0)1 名古屋グランパス
         (2−1)

 得点 42分 町田・デューク
    50分 町田・中村
    61分 名古屋・稲垣(PK)
    72分 町田・昌子

現地観戦。
いい天気で暖かくて、日が当たる場所では、暑いくらいだった。試合開始前などに、ピッチサイドで火柱が上がる演出があって、炎が近くに来ると、勘弁してくらいの感じ。もっとも、寒い日なら有難かったかもしれない。
なお、ここのいわゆるビジター席で、ゴール裏と一緒にならずに済む場所は、あまりにも金額が高いので、バックスタンドのビジターグッズ禁止のエリアで、一般客として観戦した。日頃から、ビジター然として観戦することはあまりないので、特に抵抗はない。去年もここでの観戦は同じ場所だった。
周囲の町田サポが、今日は観客が多いねと言っていたし、そこそこ詰まっていたけど、満員ではなかった。天皇杯優勝直後のホーム最終戦でも、これくらいの入りなんだよな、という感じではあった。
もっとも、超満員でチケットの取り合いになるような状況なら、さすがにこういう席に潜り込むのはためらうけれど。

名古屋の先発は、3週前の前節から2人変更。コンディション不良だったらしい藤井が、三國に代って3バックの中央に復帰。前線は木村がユンカーに交代。契約満了が発表されているユンカーが先発というのは、よくわからない気がした。また、控えのメンバーがだいぶ様変わりしているのには、何か意味があるんだろうかと思ってしまったが、どうせ現時点では何も分からない。

序盤は名古屋がいい感じで持てていた。菊地と和泉が居ることで、ボールがきれいに回っていたように思う。5分には和泉が左から切れ込んでシュート。GKにセーブされたが、いい形だった。
町田はなかなかいい形を作れずにいたけれど、元々、このチームは、それほどビルドアップがうまいという印象はないし、こんなものだろうな、という感じ。
それでも優勢だった名古屋が先制出来ないまま、前半の半ばを過ぎると、町田が押し込んでくる場面が増えてきた。しかし、双方、シュートはあっても決めきれない。
40分過ぎ、ハーフウェイから町田陣内に入ったあたりで町田がFK。そこからゴール前へロングボールが蹴り込まれ、デュークが走り込んできた。原が抑えに行ったが、抑えきれずに引きずられ、それを見たからか、武田が飛び出してクリアに行ったが、その手前でデュークが頭で合わせたボールが武田の頭上を越えてゴールの中へ。これで町田が先制。
その3分後にも、デュークにゴール前で合わせられたが、きわどくゴールを外れて助かった。0-1で折返し。

後半は、前半のしまいぎわに、自陣ゴール前での競り合いで、相手選手との接触で負傷した和泉が小野に交代してスタート。小野は和泉が居た左サイドにそのまま入った感じ。
開始5分、町田の林がペナルティエリア内へロングスローで投げ込んできて、デュークが折返したボールを、中村にシュートを決められ2点目を失う。
しかし名古屋は10分過ぎに、稲垣のスルーパスをきっかけにして、町田ゴール前に分厚い攻撃を仕掛けた。立て続けにシュートを撃ったが、全て跳ね返され、不発に終わったように見えたが、最後のユンカーのシュートがDFの手に当たっていて、VARの後、PKになり、稲垣が決めて2-1。
ここから反撃という状況ながら、なかなかそういう展開にはならない。26分には永井が交錯で痛んで場外へ出て、その後、町田がCKを獲得したところで、永井に代って木村が入った。このCKから昌子に押し込まれて3-1。
以降は、ほぼ町田ペースの試合になり、そのまま終了した。

序盤のいい展開の時間帯はともかく、全体としても名古屋は、試合の進め方自体は、町田に比べて特に劣っているようではなかったけれど、競合いでの出足が遅く、淡白なようにも見えた。3失点全てがセットプレーが起点のわけで、そういう場面では、こういう所が劣っているのは明らかに不利だろうなとは思う。
実質的に消化試合で、名古屋の選手の気持ちが切れてしまっていたのかも、とも思ったけれど、町田の貪欲さが、このチームが終盤まで優勝争いをするだけの成績を残した原動力ではあったのだろうな、とも思う。この試合を見ていても、町田は戦術的に特別なものがあるようには思えなかったし、技術の高さも特に感じなかった。このところ名古屋の試合を見ていると、大半の試合で、相手チームの方がいい試合をしていると感じるのだけど、この試合に関してはそういうことはなかった。それなのに、この順位の差は、やはりそういう部分に理由があるのだろうと思う。

20251130board 20251130pitch 20251130score1 20251130score2
名古屋のゴール裏。
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「プリンス:サイン・オブ・ザ・タイムス」

プリンスの1987年の同名のアルバムをベースにした「ライヴ映画」。元々は1987年に製作されたものの復活上映で、IMAXでもやるというので、見に行った。
半分はお付き合いだったけれど、半分は、先日の「レッド・ツェッペリン:ビカミング」のように、IMAXのでかい画面とでかい音で、音楽(≒ロック)映画見るのが楽しそうと思えたから。プリンスにはリアルタイムではほとんど関心がなくて、よく知らなかったが、比較的近年、MTVで80年代のビデオクリップを見ていて、結構良かったんだなと思い始めていたこともあって。
そういう目的では、十分楽しめたので、行った甲斐はあった。ただ、「サイン・オブ・ザ・タイムス」のツアーが元になっていて、演奏されるのは、基本的にこのアルバムの収録曲で、そんなにプリンスを知らない自分にとっては、ほぼ知らない曲ばかりだった。
いくつか腑に落ちない点もあったので、帰宅してから調べて、英語版のWikipediaを見てみたら、このライヴ自体では過去のヒット曲もやっていたのだけど、制作時の諸事情で、そういう曲は全部外されたんだとか。他にも、後で音を入れ直したりとか、映像も追加されたりとか、そういう編集を大々的にやっているようで、宣伝では「伝説のライブが甦る」と謳っているが、単純なライヴ映画とは言い難いものらしい。途中に、「U got the look」のPVが挿入されていたりとかもする。
実は、個人的に一番印象が強かった曲が、半ば付近でプリンスが参加していない(多分、休憩中)、インストの「Now`s the Time」(チャーリー・パーカーの曲)だったというのも、なかなか微妙ではあるかなという気もする。凄く格好良かったんだけれど。
それはそれとして、プリンスの身体能力の高さには驚かされた。それから、観客が曲に合わせて、ライターの火を振ったり、付けたり消したりしているのが、いかにも時代を感じさせた。今ならペンライトやスマートホンを使うところだな。

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J1リーグ第36節 柏対名古屋

2025.11.8(土) 16時 三協フロンテア柏スタジアム
観客 13634人 主審 上田益也 副審 聳城巧、藤澤達也

 柏レイソル 1(0−0)0 名古屋グランパス
        (1−0)

 得点 47分 柏・Own Goal

一般発売開始後3分で売り切れたというチケットを、奇跡的に?入手出来ての現地観戦。

名古屋の先発は前節からの変更は4ヵ所。左が河面から和泉で、前線だった和泉が下がった代りに菊地。右は森から野上。前線ではもう1人、山岸が永井。そして最大の驚きは、3バック中央が、藤井に代わって三國。藤井はベンチにも入っていなくて、何か急なアクシデントだったらしい。詳細は知らない。

相手の柏は優勝争いの渦中。順位や勢いを考えたら、名古屋の惨敗でもおかしくなかったが、少なくともリーグ戦では、名古屋は柏や日立台に妙な相性の良さがあるので、案外分からないかもとは思っていた。

実際、前半は五分とは言わないまでも、名古屋は悪くない試合をしていたと思う。
前半15分に、稲垣のパスから木村が決定的なシュート。しかし、GK小島に阻まれた。どうも木村は、なぜか相手GKのファインセーブを引き出してしまう傾向があるような。
36分には、柏のDFからのGKへのパスが逸れて永井に渡るという、決定的なチャンスも生まれた。このところの柏戦は、柏のディフェンスのミスから名古屋が得点して、そこからペースを握るというパターンが目立つし、ここはまさにそういう場面だったのだけど、永井のシュートはGKにセーブされて生かせなかった。もしかしたら、ここを決められなかったのが、勝負の分かれ目だったかもしれない。
柏は、持ち味の走って繋ぐサッカーで支配的に進めていたものの、なかなかフィニッシュに持ち込めない。去年までは、マテウス サヴィオ起点で決定的な形を作られる(ただし、回りがサヴィオにいまいち追い付けなくて、決まらない)場面が多かったが、サヴィオが抜けた今年も、そういう所はやっぱり変わらないのかな、というふうに見えた。
結果、スコアレスでの折返し。

ハーフタイムに柏は垣田とジエゴを細谷と瀬川に代えた。勝負に出て来たなと思ったし、ここをどうしのぐかだ、と思ったのだけど、後半開始早々の2分、パスを受けて左サイドへ抜け出してきた原田が、ゴール前に入れて来たのに対して、三國がクリアに行ったボールがゴールに入ってしまうオウンゴールで、あっさり先制を許した。ただ、このオウンゴールそのものは、仕方なかったと思う。
先制されてしまうと、名古屋は苦しくなった。何も出来ないというわけではないけれど、手堅く守って来る柏に対して、決定的な場面を作ることが出来なくなった。20分に野上と永井を森と山岸に代え、31分には原と佐藤を椎橋と河面に代え(佐藤は警告を1回受けていたからかなと思う)、攻め手を変えていったが、結果にはつながらない。
柏は走り回っていても、試合終盤まで運動量の多さは変わらず、付け込む隙が見当たらなかった。ここまで動きが落ちない柏は、近年はあまり見たことがない気がしたし、それが出来るチームを、今年は作って来たのかなと思った。それが今年の躍進の理由なんだろう。ずっと残留争いの常連だったチームを、1年でここまで変えた監督の手腕を感じる。もちろん、チームとの相性もあったんだろうし、そういう監督を連れて来たチームの見識だろうなと、今の名古屋と比べて、いろいろ考えてしまう。もっとも、柏もずっと低迷していたし、名古屋と比べれば、順位が低い年の方が多いような気がするから、今年うまく行ったとはいえ、手放しで持ち上げるつもりはない。
44分には名古屋は、木村に代えて杉浦を送り込んだが、これも不発のまま試合終了。

前半は悪くない内容だったし、後半も、柏が先制点以降はペースを上げて来なかった影響はあったから、額面通りには受け取れないにしても、五分に近い形でやれていた。今のチーム状態を考えれば、そんなに悪い試合ではなかったはず。
結果が示すのは、やはり両チームの現時点での立ち位置の違いなんだろう。
久々先発だった三國は気合が入っていて、前半は垣田をほぼ封じ込めていた。やっぱり三國だなと思う場面はあったし、オウンゴールは残念だったにしても、全体として出来そのものは悪くなかったと思っている。

負けたとはいえ、他会場の結果によって、名古屋のJ1残留は今節で決定した。消化試合になった残り2試合、どういう試合をするんだろうか
ちなみに、この試合以降、監督の長谷川健太やGMの山口素弘など、首脳陣の多くの契約満了が発表されていて、来年の名古屋は、大幅に変わった体制で臨むことになる。今季のこの成績では当たり前の人事と思う一方で、次の当てはあるんだろうか、とも思う。

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名古屋のゴール裏。
20251108nagoya

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WEリーグ第12節 大宮対広島

2025.11.3(月祝) 14時 NACK5スタジアム大宮
観客 3051人 主審 小泉朝香 副審 國師えりな、稲葉里美

 RB大宮アルディージャWOMEN 2(2-2)2 サンフレッチェ広島レジーナ
                   (0-0)

 得点 4分 広島・柳瀬
    9分 広島・Own Goal
    29分 大宮・乗松
    45+1分 大宮・西尾

ほぼ1年ぶりのWEリーグ&大宮の女子の試合の観戦だった。ここまで開いたのは、特に思う所があったというわけではなく、少し忙しくしてた時期もあって、日程的に合わなかっただけ。この間に大宮は、レッドブルの買収に伴って、VENTUSからWOMENに変わった。VENTUSの最後の方の試合には、むしろ積極的に行きたいくらいだったけれど、残念ながら行きそびれた。そんなわけで、大宮の選手もだいぶわからなくなっていて、半分くらいは誰?という感じだった。

試合の序盤は、広島が優位に進めていたと思う。右サイドの小川を中心に、うまくボールが回っていた感じ。4分にはCKを得て、小川がペナルティの角へ蹴ったボールを、柳瀬が走り込んで受けてそのままシュート。ゴールの隅に決まる鮮やかな軌道で、広島が先制点。さらに10分には、ゴール正面で広島がFKを得て、小川がゴール前に蹴り込むと、飛び込んだ広島の選手の前で大宮の選手がクリアに行って、そのままゴールへ蹴り込んでしまい、オウンゴールで2-0。広島の圧勝になりそうな気配だった。
しかし大宮は浜田、西尾、齊藤といった前線の選手がパワフルに動いて、次第に流れを引き寄せていった。30分にはそうやって得たCKを牧野が蹴って、乗松が合わせてゴール。さらにロスタイムにもCKからの流れで、西尾が押し込んで同点に追い付いた。
後半は前半の流れのまま、大宮が優勢に試合を進めたけれど、広島も選手交代などで立て直してきて、一方的な試合にはならなかった。双方決定的なシュートもあったけれど決まらず。終盤になると、大宮の動きが落ちて、広島が主導権を握った感じで、ゴール前に押し込んだが決めきれず、引分けで終了。

順位的には広島の方が上位ながら、双方中位集団のうちといってもいいくらいだし、広島のホームゲームでは大宮が勝っているようだから、順当な結果だったんだろう。
久々に見た大宮は、上に書いた3人に後半途中に入った田中を含めて、この1年以内に加入した選手で構成された前線の強さが、今までの印象とは大きく違っていた。強化方針が明確になったのか、レッドブルマネーの力なのかは知らないけれど、1年前に見ていたのとは違う、期待感のあるチームになっていたと思う。いい補強が出来ているみたい。
終盤、その辺の選手が交代して、1年前と同じような顔触れになったあたりから、広島に押し込まれ始めたのだけど、単にそういうタイミングだったのか、やはり以前の顔触れではそうなってしまうということなのか、どっちだろう。以前からいて、それなりに長く見てきた選手たちには、愛着もあるので、あまりネガティヴには考えたくはない、という気持ちはある。

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広島ゴール裏のみなさん。
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