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J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第3節 名古屋対長崎

2026.2.21(土) 15時 豊田スタジアム
観客 28581人 主審 須谷雄三 副審 堀越雅弘、若宮健治

 名古屋グランパス 1(0−0)3 V・ファーレン長崎
           (1−3)

 得点 58分 長崎・チアゴ サンタナ
    79分 長崎・ノーマン キャンベル
    90+4分 名古屋・浅野
    90+6 長崎・ノーマン キャンベル

今年初めての現地観戦。

名古屋の先発は、前節との変更はまた左サイドで、徳元をDFに下げて、左サイドに甲田を入れた。多分、前節途中出場した甲田の働きが悪くなかったからだろう。

長崎は昇格チームだし、曲がりなりにも名古屋は連勝スタートで、悪くはない滑り出しだから、今日は90分で勝てるのでは、と思ってた。甘かった。

前半の前半の名古屋は、長崎に押され続けた。長崎は選手の息は合っているし、当たりにも強く、主導権を握られた名古屋は、軽い守備でボールを失い、ピンチを招くなど、やられっ放し。それでも、クロスバーを叩くシュートも撃たれながら、なんとか持ちこたえた。
前半半ばくらいから、流れが変わった気配はあった。名古屋が長崎のやり方に慣れてきたのか、長崎の勢いが鈍ってきたのか。その辺からは名古屋も相手ゴールに迫る場面が作れるようになったが、ビルドアップというより、ロングボールの放り込みや、相手のミス待ちなサッカーで、去年と変わってないような感じ。そしてチャンスは作っても決められず。スコアレスで折返し。

後半は甲田を下げて野上を投入。野上がバックスで、徳元が一列上がる形。
前半の後半の流れが残っていて、名古屋がゴールに迫る場面が続いて、山岸のパスから木村がゴールを決める場面もあったけどオフサイド。それでも、時間の問題かなという気がし始めていたが、58分に連携からあっさりゴールを決めたのは、長崎のチアゴ サンタナだった。

ここからまた試合は長崎優位になってしまった。先制して余裕が出てきた感じ。
68分に名古屋は徳元を山中に代え、山中は相変わらずプレースキックは巧いところを見せたけれど、得点にはつながらない。
そして79分に、チアゴ サントスに代わって入ったノーマン キャンベルに、米田?のクロスから長崎の追加点を決められた。
その後、名古屋は原、中山、山岸を、三國、森、浅野に代えた。
0-2のままロスタイムに入り、バタバタした展開になってきて、森からのパスで木村がシュートを打つがGK正面。しかしそこでGKから出たボールを稲垣が拾って前線へ放り込むと、DFクリアのこぼれ球を浅野が拾ってシュートを決めた。1-2。残り時間は少ないが同点の可能性が生まれた。
しかしそこから得点を決めたのは長崎のキャンベルで、ディフェンスの穴を通すようなマテウスからのスルーパスを決めて1-3。ディフェンスも、同点を狙って攻勢に出ていた所からの戻りで、十分な態勢が作れていなかったから、ここはしょうがないんだろうな。
そのまま試合終了。

完敗と言っていいと思う。試合前、90分で勝てるんではとか、甘いことを考えてて申し訳なかった。
正直、今日の名古屋は、ダメな時の去年のチームとまるで同じだったと思う。たった2ヵ月でチームを大きく変えるのは無理と思うし、オープン戦と考えれば仕方ないとも思うんだけど、それにしては選手起用も含め、今のミシャには、チームを変えて行こうという積極的な動きが、乏しいようには感じている。故障者が多いせいもあるんだろうけれど、キャンプがあまり順調に行ってないという情報もちょろっと聞こえてはいたし、このままじゃダメ、みたいな危機感をチームに持たせようとしているとか? 
それはともかく、開幕2戦、ツキもあって連勝スタートしたけれど、去年と大差ない内容の試合で、こういう負け方をしたのは、チームを変えていくきっかけをつかむ意味では、悪くなかったのかもしれない。次の岡山戦で、大きく変えて来る可能性はあるのかな。

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長崎のゴール裏。
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J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第2節 G大阪対名古屋

2026.2.15(日) 16時 パナソニックスタジアム吹田
観客 34964人 主審 先立圭吾 副審 坂本晋悟、松井健太郎

 ガンバ大阪 0(0−0)0 名古屋グランパス
        (0−0)
        (2PK3)

 PK戦 名古屋 稲垣 〇 ヴィニシウス 〇 高嶺 〇 藤井 × 徳元 ×
     大阪 倉田 〇  名和田   × 鈴木 〇 中谷 × 大川 × 

DAZNでライヴで見ていた。

名古屋の先発は、先週、負傷交代した和泉の代りに野上が入り、3バックの左。前節そのポジションだった徳元が、和泉の左サイドに上がった。

ガンバは前節の清水に比べると攻め方が多彩で、名古屋はだいぶかき回されていたし、うまくビルドアップも出来ていなかった印象。ただ、ガンバは自陣でボールを持つと、不思議と無警戒になることが時々あって、それに乗じて名古屋がボールを奪い、シュートにつなげる場面が何度か。ちなみに、以前からガンバ戦は、割とそういう傾向があるような気もする。
しかし名古屋はそうしたシュートを決め切れず、逆に26分に、ガンバにきれいに崩されて、ジェバリにゴールを決められた。
けれどもこれはVARで取消し。シュートのタイミングで名古屋DFがコースに入ろうとして、ガンバの選手にブロックされて転倒したのがファールを取られてみたい。VTRで見ると、ブロックなのか、シュートコースをよけようとした動きでDFにぶつかったのか、どっちとも取れるように思えたし、タイミング的にも微妙な気はしたから、この判定は名古屋的にツキがあったと思う。
このゴール取消しで、試合の雰囲気が少し変わって、立て続けに警告が出たり、やや荒れ気味な雰囲気になった。ガンバにきわどいシュートを撃たれる場面もあったけれど、前半はスコアレスで終了。

後半は山岸を森に代えてスタート。森は右サイドに入り、中山が前に出た。
後半序盤はガンバの決定的な場面が続出。名古屋はここをよく持ちこたえたと思う。
ようやく落ち着き気味になったところで、61分に木村、中山、野上を下げ、甲田、永井、三國を投入。野上の位置に三國、前3人がヴィニシウス、永井、甲田の組み合わせ。
68分にガンバの3バックの一角・佐々木が足の負傷で交代。代って入った福岡も、交代後、最初のプレーで足を痛めてリタイア。ガンバは交代枠を使い果たしていて、ここからは名古屋が数的優位で試合を進めることになった。
さすがにガンバは引き気味な試合運びになり、数的優位な名古屋は、優勢に攻めたが、ガンバの引いた守備もあって、シュートがいっこうに決まらない。後半もスコアレスで、PK戦へ。

PK戦は名古屋が先攻。まず、ガンバ2人目の名和田が正面に蹴ったのをシュミットがセーブして名古屋がリード。しかし名古屋4人目藤井がクロスバーに当ててしまう。続くガンバの中谷は、シュミットがセーブして、また名古屋がリード。名古屋5人目の徳元は東口に止められてしまうが、ガンバ5人目の大川が枠を外し、名古屋がPK勝ちとなった。

名古屋にとっては、多分にラッキーな試合だったと思う。ジェバリのゴールはVARで取消しになるし、ガンバの選手の相次ぐ負傷で数的優位も得た。しかもそもそもガンバは、3日前にACL2で浦項で試合をしていたそうで、日程的にも名古屋の方が優位だったことになる。ガンバの選手の相次ぐ負傷も、過密日程がいくらか関係あるのかもしれないし。
それでもPK戦で勝つことしか出来なかった。試合内容も清水戦の方が良かったように感じた。相手の力の差じゃないかなと思う。やはりチーム作り途上ということなんだろうという感じで、勝った以上は悪い試合ではないにしても、特別いい試合だったとは思わない。
ただ、シュミット ダニエルは良かったと思う。PK戦も含め、特別派手なセーブがあったわけではないけれど、堅実な守備だったし、回数は少ないながら、前線への的確なフィードも見せていた。昨年のピサノの好調時の印象に比べると、さすがにベテランの風格がある、という感じ。

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J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第1節 名古屋対清水

2026.2.8(日) 14時 豊田スタジアム
観客 38120人 主審 高崎航地 副審 浜本祐介、赤阪修

 名古屋グランパス 1(0−0)0 清水エスパルス
           (1−0)

 得点 59分 名古屋・木村

変則シーズン前半、半年で終る百年構想リーグの開幕戦。このリーグは公式戦だけれど、昇降格が絡まないので、個人的には後半の通常のリーグ戦に向けたオープン戦くらいにしか思ってない。ガチで優勝が狙えるチームであれば、賞金以外にACL出場権もかかってくるから、話は違うと思うけれど、今の名古屋はそうじゃないだろうし。
現地に行かずにDAZNでライヴで見たのは、必ずしもそういう理由ではないけれど、そんなに熱が入っていないのは確か。

昨年から監督がペトロヴィッチ(ミシャ)に交代して迎えた初戦。
スタメンは、GKシュミット・ダニエル。DF3人は左から徳元、藤井、原。3バック左の徳元には新味を感じるが、試合を見ていて、ボランチが1人下がった上でのSB的なプレーが目立ったので、これはミシャの構想なのかもしれない。2ボランチは稲垣と、札幌から新加入の高嶺。去年は稲垣の相方は森島だったが、故障中。ただ、高嶺はミシャと付き合いがあるわけで、能力を買っての起用だった可能性もあるのかな。森島が復帰した時にはどうなるのか。
左サイド和泉、右サイド中山。前は山岸がトップで、左に木村、右に新加入のマルクス・ヴィニシウス。
去年に比べて、布陣はそれほど大きくは変わっていない、という印象。ただ、森島だけでなく、マテウスはともかく、新加入(復帰)の小屋松も故障したそうなので、本来考えられていたベストメンバーの構成なのかどうかは分からないな。

試合の序盤は、清水が優勢だった気がする。オ・セフンをトップに置いて、そこにボールを入れて行く形が明確だったので、選手もやりやすかったんじゃないかと思う。名古屋は、去年までとはスタイルを変えて、ビルドアップを主体としていたし、まだ戦術が徹底できていないような、ぎこちなさがあったように思う。ただ、清水は中盤の組立てで優勢な割に、シュートまで持ち込むことが出来ていなくて、そこは名古屋の方が上回っていた。20分にはサイドチェンジを起点にして組み立てて、ゴール前へのクロスを山岸がシュートする決定機を作ったが、GKにセーブされた。その後も惜しいシュートまでいく場面が何度かあったが、決められなかった。
そして44分には和泉が足を痛める。数的不利のこの時間帯に、清水にゴール前に迫られ、北川にゴールに押し込まれたが、ここはオフサイド。
和泉に代ってレンタルから復帰した甲田が出場した後、前半は終了。

後半は清水がシュートを撃つ場面が増えてきて、前半とは雰囲気が変わってきた。
しかし59分、名古屋が崩して攻め込み、右サイドからの中山のクロスを、ゴール前で木村が押し込んで先制。一見、木村の位置がオフサイドぽかったが、VARが介入し、ビデオを見ると、中山がクロスを上げたタイミングでは、足先のボールの位置が木村よりも前だった。ラッキーだったと思う。
得点が動いたことで、清水は選手交代などで攻勢を掛けて来たが、そこまでの迫力はなく、リードした名古屋が、優位に試合を運ぶことが出来るようになっていった感じ。
71分に原に代えて野上。ここは単純な入替だったと思うが、84分には木村、ヴィニシウス、中山を、永井、椎橋、三國に代えた。この交代では、かなり複雑なポジションの変更が行われていて、画面ではあまりうまく把握出来なかったけれど、守備に安定感はあったと思う。昨年よくあった終盤の失点の気配は感じられなかった。
ロスタイムには甲田や稲垣の惜しいシュートもあり、決まらなかったものの、1-0で名古屋が勝利。

名古屋は悪くない内容だったと思う。手堅いビルドアップに、華々しさはそれほどなかった気がするし、チーム作り途上感があったけれど、去年までよく見られた、放り込んで突っかけて、相手のミス待ちみたいな攻撃パターンよりはずっと良かったと思う。
選手の動き方自体は、去年から完全に変わったわけではない印象。2カ月のインターバルで、そこまで大きくチームを変えられるわけもないし、メンバーもそれほど変わっていないから、当然と思う。この後、この形のまま熟成していくのか、あくまでも過渡的なもので、ここから徐々に変えていくのか、どっちなんだろう。手応え次第、という部分もあるだろうし。
新戦力に関しては、高嶺にパワフル感があって、稲垣とのダブルボランチは相当強力に見えた。期待できそう。ただ、森島が故障から復帰したら、ここはどうするんだろうな。
甲田には、レンタル前よりも連携した動きの良さが感じられた気がする。ビルドアップを意識したチーム作りの効果なのかな。

なにはともあれ、結果も含め、悪くない開幕戦だったと思う。



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