WEリーグ第7節 浦和対大宮

2024.1.7(日) 14時 浦和駒場スタジアム
観客 3050人 主審 小泉朝香 副審 一木千広、稲葉里美

 三菱重工浦和レッズレディース 3(1-0)1 大宮アルディージャVENTUS
                 (2-1)

 得点 7分 浦和・安藤
    59分 浦和・安藤
    88分 浦和・伊藤
    90+2分 大宮・田嶋

今年初の試合初観戦。
さいたま市ダービーで、双方とも年末に見ているチームなので、ある程度事情は分かっていたから、そういう意味での面白さもあった。

浦和は安藤が前目のポジションに入っていて、年末の試合ではDFだったから、どっちもやるんだなと思ったけど、試合後のインタビューでは久しぶりに前をやったと言っていた。近頃では珍しいものが見れたということか。
大宮は、鮫島が左サイドバックから1列前に上がっていたのが目についた。年末に見た大宮の2試合を見る限り、大宮の効果的な攻撃は、ほとんど鮫島が上がって、起点になって生まれていたように見えていたから、妥当なポジション変更だなという感じ。

試合が始まってみると、大宮もそれなりに対抗はしていたし、やはり鮫島の左からの仕掛けが目立ってはいたものの、浦和の優位を感じないわけにはいかなかった。パスの精度や球際の強さが歴然として違っていた。
7分にはその球際の差が出た感じで、浦和がビルドアップして前へ出ていくのに対して、大宮が食い下がっていくものの、クリアボールは拾われ、競っては競り負けてで、最後は安藤に蹴り込んで、浦和が先制。
その後も浦和の優勢が続いたが、早々と先制した分、少し緩めたのかなという感じもあり、チャンスは作りつつ、なかなか追加点は生まれなかった。浦和のディフェンスは、チームが攻撃重視の布陣を敷いている影響もあってか、やや不安定感があったから、大宮がそこを突いてチャンスを作りかける場面もあった。30分過ぎには相手ボールを奪った五嶋から井上が貰って、抜け出しかけた。しかし浦和DFと競り合って倒れ、ここで船木に負傷交代。さらに大宮は厳しい状況。
後半に入ると、浦和がまたペースを上げて来たような感じ。チャンスを度々作り、GK望月の奮闘などで、大宮は何とか持ちこたえていたけれど、59分に大宮が、中盤でのパスカットから攻め上げようとしたところを、浦和の水谷がカットして前に送り、ゴール前で混戦気味になった中で安藤が押し込んで、浦和が追加点。
88分には大宮のCKを浦和GK池田がキャッチして前方へフィード。清家が俊足で追い付いて、中へ折返し、伊藤が受けて、一旦はトラップ失敗で流れたものの、大宮のクリアミスに詰めて、ゴールに蹴り込み3-0。
その後はロスタイム、大宮がゴール前に猛攻を掛け、クリアボールを田嶋が拾ってミドルを決め、一矢は報いたものの、そこまで。

点差だけでなく、内容的にも浦和の完勝だったと思う。大宮は年末に見た2試合同様、どうしちゃったのかな、という感じだった。相手が強かったというのはあるにしても、連携の悪さが目立ち、試合をうまく組み立てられていなかった。
浦和は最後の失点は余計だったけれど、長野戦よりもいい試合をしたと思う。ここでWEリーグにブレイクに入るのは残念なくらいじゃないのかな。もっとも、浦和はまだ皇后杯があるから、休みではないし、いい流れでそっちに臨めるのかもしれない。

それにしても、「さいたま市ダービー」でも観客3000人か、という感じ。少し寒かったとはいえ、もう少し入ってくれないかな、というところじゃないかと思う。

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浦和のゴール裏
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大宮のゴール裏
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WEリーグ第6節 浦和対長野

2023.12.24(日) 14時 浦和駒場スタジアム
観客 2235人 主審 山下良美 副審 坊薗真琴、高橋早織

 三菱重工浦和レッズレディース 3(1-1)1 AC長野パルセイロ・レディース
             (2-0)

 得点 7分 浦和・猶本
    21分 長野・宮本
    73分 浦和・猶本
    82分 浦和・清家

頭から浦和が主導権を握った試合展開に見えていて、まあそうだろうな、と思っていた。
7分に浦和の猶本に詰められた長野のDFが、GK梅村へバックパス。そこへ猶本がさらに詰めていき、梅村からボールを奪ってシュート。あっさり浦和が先制して、あまり面白くない試合になりそうだな、と思った。
しかし、押されていた長野が、20分に得たFKを菊池が蹴って枠内へ飛ばす。浦和GK池田がクリアしてCKになったが、これを福田が蹴って、中央で宮本が合わせて同点。
とはいえ、その後も浦和が優位に試合を進め、34分には右サイドから切れ込もうとした清家が、DFに倒されてPKを得た。しかし清家のPKは梅村に止められてしまう。浦和が優勢に試合を進めたものの、追加点はないまま前半終了。長野が次第に、浦和のやり方に慣れて来たようにも感じられた。
後半も前半終盤の試合の流れを引継いでいたと思う。ハーフタイムに長野は攻撃的な選手を入れ替えて、攻勢に出た感じもあった。
58分には交代出場した長野の小澤が、クロスバーに当てるミドルシュート。惜しかった。
その後は、やはり浦和が試合を支配したものの、なかなか得点まで行けなかった。長野GKの梅村がよく守っていた印象がある。しかし73分に塩越のCKから猶本が決めて、浦和が勝ち越し。87分には清家がクロスを頭で合わせてダメ押し。

地力で勝る浦和の順当勝ちだったと思うけれど、長野が勝ち越していればどうだったかな、という気もする。浦和がややもたつき気味だったのは、直前の週半ばにもビジターで試合があって連戦だったので、疲労が残っていたのかな。でもまあ、やっぱり浦和は強い、という感じ。選手が揃ってるのは間違いない。

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浦和のゴール裏。
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長野のゴール裏。
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WEリーグ第6節 大宮対新潟

2023.12.23(土) 14時 NACK5スタジアム大宮
観客 2014人 主審 杉野杏紗 副審 萩尾麻衣子、吉田瑞希

 大宮アルディージャVENTUS 1(0-2)2 アルビレックス新潟レディース
                  (1-0)

 得点 16分 新潟・石淵
    24分 新潟・滝川
    79分 大宮・長嶋

スタジアムに入るとスコアボードが真っ暗で、故障?と思ったら、スコアボードの改修で3月まで映像が表示できないらしい(アナログ時計は生きていた)。この日のWEリーグだけでなく、2月下旬開幕で、その間にホームゲームもあるはずのJリーグも、映像表示なしでの開催ということになる。ただでさえ来季はJ3に降格してのスタートなのに、いよいようら寂しくなりそう。

今季初のWEリーグ観戦ながら、前週に皇后杯でエルフェン対大宮を見ていたので、あまりそういう気がしなかった。
大宮のメンバーは前週から多少入替があり、前週はDFの坂井をFW起用していたのだけど、この日は本職の井上。前週、前半はチーム全体でもほとんどシュートも打てない状態だったことを思えば、変更してくるのも不思議はないという感じ。
とはいうものの、この試合も大宮は低調な前半。新潟の攻勢に押し込まれて、相手ゴールの近くまで攻め込むこともほとんど出来ていなかった。
16分の新潟が、右サイドから川澄が入れたクロスを中央で石淵が合わせるきれいなゴールで先制。さらに24分にも、人数を掛けた分厚い攻めで白沢がシュートを打ち、大宮GK望月が跳ね返したものの、こぼれ球を滝川が押し込んで2点目。
大宮は37分に、ゴール前に入り込んだ杉澤がパスを受けて、決定的なシュートを打ったが、相手GK平尾に好セーブされた。前半の大宮の好機は、これくらいしかなかった気がする。
後半も新潟優位の流れは変わらず、滝川が惜しいシュートを放ったり、押し気味に試合を進めていたが、追加点は決まらず。逆に大宮が79分に、CKから混戦になった所を長嶋が押し込んで1点差とした。しかしその後は、得点が動くことはなく、新潟が2-1で勝ち切った。

大宮は前週の試合を考えても、どうもうまく攻撃の形が作れていない印象。ここまでの成績を見る限り、そこまで点が取れてないようでもないし、そんなにチームの成績が悪いわけでもないのだけど、どういうことなのかな。
新潟が選手が噛み合って、いい攻撃が出来ているように見えたのは確かで、好調なチームと当たって、勢いに敗けたというところなのかどうか。

点灯しないスコアボード。
20231223board 20231223pitch 20231223score大宮のゴール裏。
20231223ohmiya新潟のゴール裏。
20231223niigata

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皇后杯5回戦 ちふれASエルフェン対大宮

2023.12.17(日) 13時 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
観客 2028人 主審 山本真理 副審 田嶌うらら、橋本真光

 ちふれASエルフェン埼玉 1(1-0)0 大宮アルディージャVENTUS
               (0-0)

 得点 23分 埼玉・大沼

スポーツ文化公園は、隣のラグビー場に時々来ていたから、そんなに来てない気はしてなかったけれど、陸上競技場で試合を見たのは12年ぶりだったらしい。えらく久しぶりだった。

もっともラグビー場もCOVID19流行前の2019年に来たのが最後だったし、熊谷自体、それなりに久しぶり感はあった。

皇后杯の5回戦で、WEリーグチームはここから登場ということだったから、両チームともこれが初戦だったと思われる(特に対戦表とか、確認してないが)。
試合前は、WEリーグの成績的には、エルフェンの方が格下というイメージがあった。
しかし始まってみると、エルフェンの方が試合運びがしっかりしていた。バックラインを高く押し上げて、分厚い中盤を作り、大宮が攻め込む隙を作らない。マイボールは積極的にゴール前へ入れて行って、詰めていく。もしくはシュートを打っていく。そこまで精度の高い攻撃でなくても、とりあえず入れて行けば何かが起きるという思想が感じられたし、大宮の守備には連携の怪しさが目立っていたから、何か起きそうな気配はあった。実際、好機も生まれていた。
そして23分、ハーフウェイから少し入った所で、ファールでエルフェンがFKを獲得。そこからゴール前へ直接入れて行ったボールは、壁に当たってゴール前にこぼれた。これに対して大宮のディフェンスがお見合いしたような感じで、出足が遅れた隙に、エルフェン24番の大沼が突っ込み、蹴り込んで先制。
その後も、エルフェン優位で試合は進んだし、追加点機もあったけれど、そこは物に出来なかった。
前半が終盤に近付くにつれて、大宮もようやく積極的に仕掛ける場面が見られるようにはなった。特に左サイドバックから鮫島が上がっていくのが、結構目立っていた気がする。45分にはその鮫島が、後ろからのクロスを受けて枠を捉えるシュートを打った。記憶にある限りでは、前半、大宮の可能性のありそうなシュートはこれくらいじゃなかったかな。
エルフェン1点リードで折返し。

後半は、さすがに大宮が頭から積極的な試合運びを見せて、押し気味に試合を進めた。右サイドから有吉が仕掛けて行くことが多かったように思う。後半12分には前目の選手を入れ替え、そこから入った船木と井上が、エルフェンのディフェンスをうまくかわして好機を作っていた印象。ただ、エルフェンも浮足立つことはなく、堅実に守ったし、機を見て攻めあがることも出来ていた。
20分過ぎあたりから、大宮が相手ゴール前に攻め込んで、結構決定的な場面を何度か作った。しかし決めきれない。この後大宮は、さらに前目の選手を入れ替え、終盤にはDFを削って前に選手を増やして攻め立てたが、それでもエルフェンを崩し切ることは出来なかった。
結局、エルフェンが1-0で逃げ切った。

選手個人については、双方に大きな差はないように思えたし、スコアも1-0だから、五分に近い試合だったとは思う。ただ、印象としては、戦術的にしっかりしていたのはエルフェンの方で、大宮はチームとしてのまとまりが、いまひとつのように感じられた。悪い意味で選手任せのようだった感じ。
なので、結果は順当だったように思える。大宮のミス絡みの得点だけで、追加点が取れなかったのは気になるけれど、エルフェンは結構いいチームなんじゃないかという気がする。

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WEリーグ第22節 大宮対仙台

2023.6.10(土) 14時 NACK5スタジアム大宮
観客 1694人 主審 梶山芙紗子 副審 藤田美智子、吉田瑞希

 大宮アルディージャVENTUS 1(0-0)1 マイナビ仙台レディース
                  (1-1)

 得点 58分 仙台・松窪
    70分 大宮・大島

今季のWEリーグ最終節で、今年のWEリーグ初観戦。年初に見に行こうとして、直前にCOVID19に感染して行けなくなって、それっきり行く機会を作れていなかった。
ちなみに、最終節なのでファンクラブ招待、という告知が出ていたのに気付かず、チケットを買ってしまった(^^;。まあ、お布施ということで。

前半は、どちらかといえば、大宮がボランチを軸にビルドアップして、仙台はそれを受け止めつつ、隙を見て速攻を狙うという感じに見えた。
前半は大宮がゴールに迫る場面が多かったように思う。目の前だったこともあり、大宮の左サイドで、林、鮫島、仲田が連携して仕掛けていくのを面白く見られたし、そこからの流れで決定機も作っていたが、ゴールは決まらず、スコアレスで折返し。
後半は選手交代で仙台の左サイドに入った茨木の積極性が目立ち、仙台が攻勢を強めた感じ。56分に仙台がカウンターから矢形がシュートまで持ち込み、GKセーブでCKになった後、その流れから松窪が決めて、仙台が先制。
しかし大宮も、68分にクロスからのシュートでCKを得て、こちらもその流れから、井上のパスを受けた大島が決めて同点。
その後も攻め合い。仙台の方がきわどいシュートを撃っていた印象があるが、大宮GKの望月がよく守った。大宮も終盤に投入された大熊が、積極的にゴールを狙い、惜しいシュートもあったが守り切られた。そのまま1-1で終了。

今季の順位は仙台が4位確定、大宮が試合開始時点で5位。3つ強力なチームがあるリーグの現状では、この辺のチームが狙える一番上の成績だし、そこで競り合っている順位のチームの対戦だったことになる。レベルが合って、噛み合っていたし、双方、選手がよく動いて、活気のある試合になっていて面白かった。
ちなみに大宮は最終節に引き分けた結果、広島に抜かれて6位に下がったが、出来て2年目のチームだし、悪くない順位だと思うよ。

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試合後は最終戦セレモニー。キャプテンが、もう3強とか言わせない、みたいな挨拶をしていたけど、この新興チームにはなかなか高い壁のような。でも、3強のすぐ下の順位まで迫った以上、次の段階として、そういうモチベーションの高め方は必要になってくるだろうね。実際、今季は浦和には一度勝っているわけだし、絶対に手が届かない相手というわけでもないはず。
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セレモニー待機中のマスコット。
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WEリーグ第7節 浦和対仙台

2022.12.25(日) 14時 浦和駒場スタジアム
観客 1635人 主審 松尾久美 副審 柳彩乃、横田碧

 三菱重工浦和レッズレディース 0(0-0)2 マイナビ仙台レディース
                (0-2)

 得点 4分 浦和・安藤
    44分 浦和・遠藤

浦和は今月初めの大宮戦前半で、大宮を圧倒していた攻撃の印象が強かったから、この試合もそういうふうな展開になるかなと思っていたけれど、思いのほか、迫力が薄かった。キャプテンでボランチの柴田が不在で、故障による欠場だったそうで、その辺が影響していたのかもしれない。大宮戦に比べると、全体的に選手の立ち位置が微妙に違っていたように思えたし、その試合で左サイドをはげしく駆け回っていた遠藤も、やや控えめなように思えた。
とはいえ、やはり浦和の方に勢いがあり、4分にCKからの流れで安藤が押し込んで、早々と先制。それでもその後は、仙台も中盤では五分に近いレベルで対抗して、保持率はそれほど違わなかったのではと思うが、浦和はゴール前に持ち込むのがうまい。何度かゴールに迫っていくうちに、仙台にミスが目立ち始め、44分に左サイドの仕掛けから右サイドへボールが出た所へ、遠藤が走り込んできてゴールへ叩き込んで2点目。大宮で決めたゴールと同じような形だった。遠藤は今季2ゴール目だそうで、両方目の前で見たことになる。

後半立ち上がりは仙台が、ミスが多かった前半の終盤から立て直して、左サイドから後藤がうまく仕掛ける場面が何度かあったと思う。しかし得点には至らない。結局、後半も全体として、浦和優勢の流れがは大きく変わることはなく、半ば以降は浦和が決定的な場面を何度も作った。しかしポストやクロスバーなど、ゴールに嫌われた感もあって、追加点は入らず、2-0のまま終了。

前日に見たベレーザに比べると、浦和の売りはやはりゴールに迫る回数の多さ、華々しさだろうな、と思う。大宮戦の前半ほどではなかったにしても、それは十分感じられた。しかも、この試合の浦和は、大宮戦ではだいぶあやしかったディフェンスも、ずいぶん安定していた。完勝という内容だったと思う。

そういえば仙台の10番(中島)が、試合終了後、怒ったようにセンターサークルの方へ行かずに、ゴール裏の方へ引き上げて行ったのを思い出した。悔しかったんだろうな。

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浦和サポのみなさん。
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仙台サポのみなさん。
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Jリーグではなかなか姿を見られないレディア。
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WEリーグ第7節 大宮対東京NB

2022.12.24(土) 14時 NACK5スタジアム大宮
観客 1492人 主審 梶山芙紗子 副審 坊薗真琴、馬場成美

 大宮アルディージャVENTUS 0(0-0)2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ
                (0-2)

 得点 50分 東京・植木
    53分 東京・村松

ベレーザはだいぶ久しぶりに見たような気がする。選手を全然知らないだろうなと思ったけれど、バックラインに岩清水、宇津木と居て、この辺はまだ健在か、と思った。

立上りは割と五分に近い試合に見えた。大宮は17分には、右サイドの仲田の裏へのパスを拾った井上が、中へ折り返して高橋がシュートするが、わずかにゴールを外れる、という場面があった。しかし結果的には、これがこの試合で大宮が一番惜しかった場面だった。
この辺から後は、ほぼベレーザに主導権を握られた。ベレーザは一人一人の技術や強さが、やはり一枚うわてという印象だった。とはいえ、ベレーザの繋いでビルドアップしてくるスタイルに対して、大宮の中盤は粘り強く対応して、シュートやCKで攻め立てられはしたものの、完全に崩された形でのシュートは、ほとんど打たれていなかったと思う。ベレーザが試合を支配してはいるものの、得点を上げることは出来ないまま、前半終了。
しかし後半に入っても流れは変わらず、ベレーザ優勢で試合が進み、10分についにベレーザが先制点。ベレーザのバックラインからのフィードを、大宮が跳ね返した所で、ベレーザの木下が拾って素早く前に送り、植木がゴールに蹴り込んだ。さらに3分後には、右CKからベレーザがあっさり追加点。
大宮、力尽きたかな、ここからワンサイドゲームになっていくかな、と思ったが、そこまでは行かなかった。大宮は主導権を奪い返すことは出来なかったが、守備は何とか持ちこたえ、スコアは0-2で終了。しかしまあ、大宮の完敗だったのは確か。

力の差が出た、という感じはした。ベレーザは、チームとしての華やかさには、いまひとつ欠けるような気がするのだけど、一人一人の能力の高さが感じられたし、全体として穴がないようにも見えた。昔ほど、強豪のイメージはないけれど、やっぱり今もレベルの高いチームなんだなと思う。

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大宮サポのみなさん。
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ベレーザ・サポのみなさん。
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初めて現場で見た、ヴェルディ・ベレーザの新マスコット、リヴェルン。
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WEリーグ第5節 大宮対浦和

2022.12.3(土) 14時 NACK5スタジアム大宮
観客 3190人 主審 小泉朝香 副審 中本早紀、一木千広

 大宮アルディージャVENTUS 0(0-3)3 三菱重工浦和レッズレディース
                (0-0)

 得点 9分 浦和・遠藤
    40分 浦和・菅澤
    43分 浦和・菅澤

22-23年シーズン初めてのWEリーグ観戦。
大宮はメンバー的には前シーズンからそんなに代わり映えしてなかった感じだったが、浦和はDFの要だった南が抜けた影響もあってか、安藤がCBで出てきてびっくりしたり、塩越がゲームメーカー的にプレーしていたり、今までの印象からいろいろ変化があって、面白かった。

前半は浦和が圧倒する内容。中盤を支配して、大宮に付け入る隙をほとんど与えなかった。両SBが高い位置取りで、ほとんど2バックの攻撃的な布陣。特に右SBの遠藤が上がりまくりで、ゴール前の攻撃にも頻繁に絡んだ。開始9分には左SB水谷の大宮ゴール前へのクロスに対して、大宮のGKとDFが交錯してうまく処理出来ず、こぼれた所を遠藤がシュートして先制。
その後も浦和は、攻め続けたが決めきれず、0対1で推移したが、40分に大宮DFに競り勝って、ペナルティ内へ進入した遠藤が、倒されてPK。菅澤がクロスバーに当てながらも決めて、浦和が2点目。さらに3分後に、大宮DFが前へ出したボールを、塩越が詰めて奪い、パスを受けた菅澤が蹴り込んで0対3にして、前半終了。
大宮の3失点は、全部守備のミス絡みで、圧倒的に攻められて耐えていた中とはいえ、ちょっともったいなかった気はする。

ハーフタイムに大宮は、やられ続けた左サイドに2トップの片方の高橋をずらして、新たに山崎を右サイド寄りのトップに入れた。3トップぽいイメージだったのかな。これはかなり有効な交代だったようで、浦和の遠藤の上がりを抑え込むのと同時に、ゴール前で存在感を見せる山崎にボールを入れていくことで、相手ゴール前でチャンスを作りやすくなった。後半の序盤には、クロスバーを叩くシュートなど、大宮の決定的な場面が生まれた。しかし得点にはならない。
浦和も選手の入替などで、ペースを取り戻したけれど、後半は前半のような圧倒的な勢いにはならず、五分五分か、シュートの回数だけなら大宮の方が多いかも?な感じで、拮抗した試合になっていたと思う。浦和の守備も、安藤はさすがに経験値の高さを感じさせる安定感と気の利く所を見せていたと思うけれど、チームとしては怪しい場面が時々。それでもGK、DFがよく持ちこたえた。結果として後半はスコアレス。全体を通した内容はともかく、前半の得点が物を言って、浦和の大勝ぽいスコアで試合終了。

大宮は、守備のミスでの失点と決定機で決めきれないことが重なった、ちょっと残念な試合だった気がする。浦和の方が総合力として上回るのは確かにしても、もう少し接戦に持ち込める可能性はあったと思う。とはいえ、浦和の攻撃陣は、タレントも多いし、はまった時は、やっぱり華やかでパワフル。
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大宮サポのみなさん。
20221203omiya
浦和サポのみなさん。
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WEリーグ第22節 大宮対神戸

2022.5.22(日) 13時 NACK5スタジアム大宮
観客 3281人 主審 草処和江 副審 吉澤久惠、荒川里実

 大宮アルディージャVENTUS 2(0-3)5 INAC神戸レオネッサ
                (2-2)

 得点 12分 神戸・田中
    15分 神戸・高瀬
    43分 神戸・田中
    66分 大宮・高橋
    77分 神戸・田中
    80分 神戸・成宮
    90+4分 大宮・鳥海

WEリーグ初年度の最終戦。
最終戦ということで、大宮は観客1万人を目指して、ファンクラブ会員無料招待や、チケットのディスカウントなど、いろいろ企画していた。そういうわけで、ファンクラブ優待で無料で観に行った。

神戸が前節で優勝を決めていたので、試合開始前はその祝賀ムード。選手入場は、神戸の選手を大宮の選手が祝いながら迎える形で、こういうのは賛否両論ありそうだよなと思いながら見ていたけれど、個人的には悪くない雰囲気と思った。

神戸は、優勝を決めた後ということもあって、緩んでいる部分もあったのか、それほど圧倒的な強さは感じなかった。とはいえ、細かい所で大宮よりは一枚うわてだな、と感じる部分は多く、そういうのの積み重ねで優勢に試合を運び、12分、17分にきれいな連携から立て続けにゴールを奪った。やっぱり強いという印象。
しかし、この後、神戸はやや中だるみになったように思えた。大宮がボールを持って攻め込む時間が増え、きわどいシュートも生まれた。しかしGKのセーブやオフサイドで得点にはならず、逆に前半終了目前の43分に、中盤でのパスカットからゴール前で押し込まれて大宮は失点。大宮0-3神戸で折返し。
後半立ち上がりは、神戸が勢いを取り戻していたが、大宮は何とか持ちこたえた。そして68分に、64分に交代で入っていた田嶋の右サイドからのクロスを受けた高橋が、ゴール前でシュートを決めて、大宮が一矢を報いる。
しかし77分、80分に、神戸が立て続けに2得点。77分のゴールは、田中美南のハットトリック。大宮は、神戸に圧倒されたまま終わるかと思ったのだけど、83分に入った阪口と鳥海が最後に一仕事。終了寸前、中盤から阪口が、ラインの裏へ抜け出そうとする鳥海にパスを通し、鳥海がゴール前へ運んできっちりシュートを決めた。これがこの試合のラストプレー。勝敗には関係ないけれど、今季の最後のプレーが得点という、大宮にとっては劇的な幕切れになったと思う。

阪口も初出場が1月くらい前と出遅れてたが、鳥海も故障で出遅れていたんだそう。最後のゴールの前にも、この2人のコンビネーションでチャンスを作る場面があった。ベレーザでも一緒にやっていたことがあって、お互いのことがよくわかっているそうで。そういう二人が最後のゴールを決めたのを見れば、最初から居れば、チームはもう少しいい成績も残せたのかな、と思うけれど、それは言っても仕方ないことだな。ちなみに阪口は、先月末に仙台戦で見た時よりも、ずいぶん動けるようになっていたように見えた。

大宮は全11チームの中で8位で終了。今季、ほぼゼロから立ち上げたチームと考えれば、仕方ない成績だとは思う。ちなみに下に居るのはエルフェンと相模原で、これもまあ、妥当かな、という感じ。大宮の本当の勝負は来季からだろう。まあ、来季は自分がどの程度見に行けるかは、ちょっとよくわからないけれど。ただ、昨年から今年にかけても、COVID19の影響下で、いろんなものの観戦が不確実だった中で、身近な所で試合を観ることが出来たという意味で、個人的に今季の大宮VENTUSは、随分ありがたかった。来季もなるべく見に行きたいと思ってはいる。

ところで観客は3281人。1万人にはとてもとてもだけど、これも現時点ではしょうがないだろうな。来季は、どこまで伸ばせるか。

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神戸サポのみなさん。20220522kobe
最終戦セレモニー。
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WEリーグ第19節 大宮対仙台

2022.4.30(土) 13時 NACK5スタジアム大宮
観客 1632人 主審 小泉朝香 副審 中本早紀、小野田伊佐子

 大宮アルディージャVENTUS 0(0-0)1 マイナビ仙台レディース
                (0-1)

 得点 56分 仙台・矢形

今年初めてのWEリーグ観戦。陽は暖かかったけれど、北風が少し寒かった。
今年初めてとはいっても、WEリーグは秋春シーズン制なので、昨年見ていた試合から続いているリーグ戦。試合のオープニングの選手紹介映像も去年のまま。J2の方の大宮は去年とは変わっているから、ちょっと、あれあれ?と思ってしまった。
また、冬の中断期間の前から、しばらく見ていなかったので、WEリーグは状況があまりわからなくなってる。大宮と仙台の、現時点での力関係も知らなかった。

前半は五分五分な感じ。どちらも中盤で組み立てようという意図は感じられたけれど、なかなか相手ゴール前までは持ち込めない。
仙台の最大のチャンスは、13分にCKからのゴール前でのヘディングシュートが枠を捉えたやつ。GKにクリアされたのをもう一度跳ね返したが、再度DFにクリアされて得点に至らず。
大宮も18分に、高橋との連携から井上が決定的ぽいシュートを撃ったが、GKの好セーブでゴールならず。
それ以外は双方、あまり得点の可能性は感じなかった。

後半に入ると、心なしか大宮の選手の動きが落ちてきたように思え、立ち上がり、仙台が優勢に試合を運んだ。そういう中で56分に、バックラインの市瀬からの縦パスを、ゴール正面で仙台の矢形がDFと競り合いながらループシュートを撃ち、先制ゴール。
その後の仙台は、先制した分、余裕のある試合運びになったように思える。ただ、基本的には双方にそれほど差があるようには見えなかったし、内容としてはやはり五分五分だった感じ。
大宮は76分に阪口夢穂を投入。阪口は大宮が新チームを立ち上げる上での目玉の選手だったと思うのだけど、前節の広島戦が初出場(1年4カ月ぶりの公式戦出場)だったそうで、しかも80分から。大幅に出遅れてた事情は知らないけれど、気の毒に思えるくらいの動きの鈍さを見ていて、故障か何かだったんだろうなと思った。
それでもその阪口が、80分頃に右サイドからパスを受けて決定的なシュート。しかしポストを叩いて得点にならない。結局、大宮がこの日、一番得点に近付いたのはこの場面で、仙台が1点差を守りきって勝利。

いまいち華々しさには欠けたけれど、どちらも積極的に仕掛けていく噛み合った試合だったので、内容的には楽しめた。
観客は1632人で、まあ、こんなもんなんだろうな。昨年の終盤から、増えてはいない、という感じではあったし、リーグ経営的にはあまりよろしくはないだろうけど。

いつも持っていくカメラを忘れたので、スコアボードはショッパイ写真しか撮れなかった。
20220430board 20220430pitch 20220430score仙台サポのみなさん。
20220430sendai_20220502220401

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