WEリーグ第9節 浦和対大宮
2024.11.17(日) 14時 浦和駒場スタジアム
観客 4202人 主審 兼松春奈 副審 曽根未宇、水嶋優希
三菱重工浦和レッズレディース 4(2-0)0 大宮アルディージャVENTUS
(2-0)
得点 34分 浦和・栗島
36分 浦和・OwnGoal
48分 浦和・藤崎
72分 浦和・藤崎
今季初のWEリーグ観戦。
体調の問題もあって、ここまで観戦してる余裕がなかったけれど、開幕が9/15だったのに、この試合は既に8試合目(大宮は。浦和はACLが絡んでいて、少し違う)。並行してカップ戦も全6試合のリーグ戦が終っていて、日程がハイペース過ぎない?、という感じ。
今季の両チームについて、自分が持ってる情報としては、昨季のメンバーから、浦和は清家が抜け、大宮は鮫島を始め、主力クラスが何人か抜けたこと。双方、補強がどうなってたかは、ほぼ知らないが、この試合のスタメンを見る限り、大宮の方が厳しい構成なんじゃないかな、という気はした。
ただ、この日の浦和は、昨季見たような、立上りから猛攻を仕掛けて来る感じではなくて、優勢ではあるけれど、そこまでの迫力は感じなかった。清家一人が居ないだけで、そんなに変わるのかな、という感じ。それ以外は、だいたい昨季も見たような顔触れだったので。
ただ、20分過ぎくらいから、浦和のエンジンがかかり始めたように思えた。
そして浦和が押し込む時間帯が続く中、34分に、スローイン起点で右SBの遠藤がゴール前にクロスを入れ、逆サイドから入って来た左SBの栗島が決めて浦和が先制。さらに2分後、また遠藤が右サイドから仕掛け、中へ送ったボールを大宮のDFがクリアに行ったが、これがオウンゴール。あっという間に2-0。
後半、浦和はFWに藤崎を投入。すると48分に、中盤からのパスを受けた藤崎が、持ち込んで、そのままシュート。決まって3-0。
浦和は60分に、点差が開いたこともあってか(ACL絡みで強行日程なこともあるんだろう)、主力を3人交代した。多分、その影響もあって、大宮が浦和陣内で試合を進める場面もぽつぽつ生まれたのだけど、長続きせず、72分には藤崎の2点目のゴールが決まり、4-0。
浦和の圧勝で試合終了。
浦和は、現時点の成績を見る限り、去年ほどの圧倒的な強さは発揮できていないようなのだけど、この試合を見ていると、十分戦力はある、という感じ。敵は強行日程というところなんだろうか。
大宮は、抜けた選手の分の補強が出来ていないように思えた。選手個々のレベルで、明らかに負けている感じがする場面もあったし、それをチームとして、戦術でサポートするのも追い付いていない感じ。大宮は昨季も、浦和に大敗し続けていたことを考えれば、必ずしも悪化したわけではないのかもしれないが。
ただ、大宮は春先から夏にかけて、親会社の交代という重大な出来事があったから、開幕前の準備が行き届かなかった面はあっても不思議ではない。今までの(あまりやる気が感じられない)NTTとは違う、チーム強化に力を入れて来そうな親会社・レッドブルに変ったことで、むしろ、これから大きな補強があるのかもしれない。サポではない立場から大宮を見ている自分にとって、そういうチームに好感が持てるのかどうかは別問題として、可能性はいかにもありそうだし、関心はそそられる。
浦和ゴール裏のみなさん。
大宮ゴール裏のみなさん。
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