全日本大学サッカー選手権決勝 阪南大対駒澤大

2021.12.25(土) 13時 NACK5スタジアム大宮
観客 3235人 主審 上村篤史 副審 塚田健太、中村光揮

 阪南大 2(1ー1)3 駒澤大
      (1-2)

 得点 12分 阪南大・松原
    36分 駒澤大・土信田
    48分 阪南大・藤原
    58分 駒澤大・宮嵜
    78分 駒澤大・島崎

インカレの決勝は、年末の試合観戦にちょうどいいので、この4年間で、確か一般客が入場できなかった昨年を除いて3度目の観戦。例によって、双方の力関係などは全然分かっていなかった。

序盤から、駒澤の方がフィジカルで優位に立っているようには見えていた。全体的に身体は大きく見えたし、当りも強かった。やってるサッカーもそれが生きそうな、前線やゴール前へ、とにかくボールを入れて行って、そこで競り勝ってなんとかする、みたいなイメージに見えた。しかし阪南も、それで簡単に崩されるほど甘くはなく、逆に12分には、CKの流れから左サイドからシュート、駒澤GKが跳ね返したボールを10番(松原)がボレーで打ち返して、鮮やかな先制ゴールを決めた。
阪南は、丁寧につないでくるサッカーで、つなぎ方にも時々面白いアイディアが見られた。守備も粘り強く、駒澤の攻勢をしのいでいたが、35分過ぎに中盤でのミスから駒澤の7番(荒木)に右サイドに持ち込まれ、そこから入ったクロスをゴール前の10番(土信田)に決められた。前半は1-1の同点で終了。
後半の立ち上がりは阪南が攻勢に出た。開始3分、ゴール前での波状攻撃から、ゴール右斜め前にこぼれたボールを31番(藤原)がミドルシュート。これが見事に決まって阪南が再度勝ち越し。
しかし13分、駒澤が7番のCKからゴール前で12番(宮嵜)が頭で合わせて、また同点。この辺からペースを握るようになり、23分には左からのゴール前への長いクロスを、途中出場の14番(島崎)が押し込んで勝ち越し。
阪南は終盤、度々チャンスを作ったし、セットプレーでのGKの積極的な攻撃参加などでスタンドを沸かせたが、ゴールに押し込み切れず、駒澤が逃げ切った。

駒澤が強いサッカーをした、という印象。ただ、阪南の試合運びも楽しめたし、スコア的に接戦でもあった。タイプの違うチームの戦いを、面白く見られる試合だったと思う。

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なお、入場券の一般売りは上限1250枚で、メインスタンドのみの全席指定。COVID19感染対策で席配置は市松(ゴール裏とバックスタンドは学生席だったが、そこも市松だったみたい)。チケットは手首に巻く仕様だった。再入場とかで見せる時、いちいち探さなくて済むから便利、と思ったけれど、簡単に引っかけて破っちゃったりしてしまいそうではあった。

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全日本大学サッカー選手権決勝 明治大対桐蔭横浜大

2019.12.22(日) 13時 浦和駒場スタジアム
観客 6084人 主審 野田祐樹 副審 数原武志、岩田浩義

 明治大 3(0ー0)1 桐蔭横浜大
      (0-0)
      (2-1)
      (1-0)

 得点 92分 桐蔭横浜大・眞鍋
    96分 明治大・佐藤亮
    98分 明治大・蓮川
    112分 明治大・森下

曇り空で、予報では15時過ぎから雨。15時からは大宮で女子サッカーの選手権準決勝があり、元々はそちらに行くつもりでいたが、予報を見て切り替えた。

序盤から、かなりはっきり明治の優位が見える試合だった。スキルのある選手が多くて、安定した試合運びが出来ていたが、押し込んでいる分、桐蔭が守備に人数が掛かる形になっていて、そこをなかなか破れなかった。
桐蔭もカウンターやセットプレーでチャンスを作ってはいたものの、攻め手が薄いので、得点は遠い感じ。動きの少ない前半だったと思う。

後半になると明治の攻勢が激しくなり、シュートの場面も増えたが、ペナルティ内まで持ち込む形はなかなか作れず、ミドルが主体。それも今一つ精度が悪く、枠を捉えきれないものが大半で、惜しいシュートもGKに弾かれた。得点出来ないまま、スコアレスで延長へ。

なにげに月曜に見た川口での試合を思い出させる展開だった。優勢に見えた立正が、スコアレスで延長に持ち込まれ、関学に得点されて負けた試合。しかも、この試合も、延長前半3分に、ゴール近くのFKのこぼれ球を4番(眞鍋)が流し込む形で、桐蔭が先制してしまったから、やっぱり?、と思った。
しかし桐蔭がそのまま逃げ切るには、得点が早すぎた。すぐ後の明治の怒涛の反撃で、強いシュートがゴールに飛び、桐蔭は跳ね返したものの、こぼれ球に明治の選手が詰め、DFと交錯して倒されてPK。11番(佐藤亮)が決めて同点。
8分には4番(蓮川)がドリブルで持ち込み、コースをきっちり狙ったシュートを決めて、明治が逆転。
延長後半には、明治が前線の選手でゴール前をきっちり崩して、最後は8番(森下)が決め3対1として、最終スコアは明治の圧勝ぽいものになった。今季、明治は大学のタイトルを独占してたらしいから、順当な結果だったんだろう。中盤の選手たちの球捌きは、確かに見事だったし、桐蔭GKの好守もあったとはいえ、最初からシュートがきっちり枠に飛んでいれば、こんなに苦労はしなかったはず。
桐蔭は攻撃に関してはミスが目立ち、あまり強さは感じられなかった。堅守でここまで勝ち上がってきたのかな。

ちなみに、試合が延長にもつれたせいで、帰りは雨が降り始めてしまった。正直、明治には90分で決めて欲しかった(^_^;)
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全日本大学サッカー選手権準々決勝 関西学院大対立正大

2019.12.16(月) 13時 川口市青木町公園総合運動場
観客 272人 主審 松澤慶和 副審 水野智也、柏木涼太

 関西学院大 1(0ー0)0 立正大
        (0-0)
        (0-0)
        (1-0)

 得点 109分 関西学院大・山下

大学サッカー選手権の準々決勝。会場の川口市青木町公園総合運動場は、初めて行った。
ちなみにこの準々決勝は、4会場で4試合同時開催だった。行ったことがなくて、これからもあまり行く機会がなさそうな川口を選んだだけで、チームの力関係も何も分からない状態での観戦。

立ち上がりは互角ぽかったが、次第に立正が優勢になったように見えた。競り合いに強いのと、前線の10番(人見)とボランチの7番(梅村)の2箇所で起点を作ることが出来ていて、攻撃に厚みがあったと思う。
しかし立正がなかなか得点まで持ち込めないでいるうちに、関学が状況を把握して守備を固めてきた感じ。立正は押し込んでも、得点機まで持ち込むのが、次第に難しくなっていった。
関学は8番(林部)が攻撃の起点になっていたように思えたが、全体的にチームのパスやシュートの精度があまり高くなかったので、得点の気配を感じられる場面がなかなか生まれなかった。ただ、後半の終盤はオープンな展開になり、互角に近い試合ぶりになっていたと思う。終了直前には双方のチームが決定機を作ったが、どちらも決めきれず、延長へ。
延長に入ると、ここまで粘った関学に勢いがあったように思う。後半に前線のメンバーを次々入れ替えていたが、それが効果を発揮して、延長後半の序盤に交替出場メンバーのパスが噛み合って先制点。そのまま勝ちきった。

関学は林部に代って入った9番(山見)が、巧みなドリブルなどで立正の守備をうまく崩していて、流れを引き寄せたと思う。決勝点の起点になったのも山見だった。
立正は、そこまで効果的な選手交代が出来ていなかったように見えたし、その辺が勝敗の分かれ目だったのかもしれない。
ともあれ、両チームが噛み合った接戦になったので、面白く見れた試合だった。
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スコアボードの得点は、試合終了後、早々に外されてしまった(^^;。
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青木町公園総合運動場外観。照明がないので、夜間の試合は出来ないけれど、それなりに大きさはあるし、綺麗に整備されていた印象。
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ACL 浦和対上海上港

2019.9.17(火) 19時30分 埼玉スタジアム 
観客 28533人 主審 モハナド サレー 副審 ワテク アルスワイエディ、マイタム ハマッド アルグブリ

 浦和レッズ 1(1-0)1 上海上港 
        (0-1)

 得点 39分 浦和・興梠
    60分 上海・ワン シェンチャオ

行けなくなった知人の代打で見に行った。

クォーターファイナルの2ndレグで、1stレグは2対2だったから、勝った方が勝ち上がりという、分かりやすい状況。
多分、その辺もあって、序盤は双方割と慎重に入った感じ。ただ、中盤は浦和の方が支配的で、接点では浦和が7-8割方勝ってたと思う。
前半半ば頃から浦和が決定的な場面を作れるようになり、39分に関根のクロスから興梠が先制ゴール。この時間帯は、関根が縦横に走り回って、チャンスを作り出していた印象。
いい時間帯に得点した浦和が優位を保ったまま、前半は終了。

後半もそれほど勢いは変わらなかったと思う。ただ、上海はゲームメーカーの8番オスカルが前で絡む場面は増えていたし、その分、ゴールに近付いている気配はあった。
上海が60分過ぎに、カウンターから、左サイドバックの21番ユー ハイがゴール前へクロスを入れ、ゴール前に複数の選手が入る中、右サイドバックの4番ワン シェンチャオがゴールを決め同点。ここはなかなか鮮やかだったし、これでちょっと分からなくなってきた。
ただ、最低でもあと1点必要な上海はシステムを攻撃的にシフトしたようだったけれど、この後、決定的な場面はそれほど作れなかった。浦和が早々に逃げ切りに入ったこともあり、終盤は上海が攻め込む時間帯はあったけれど、決定的に崩した場面はなく、割と余裕を持って浦和が守りきった印象だった。

浦和がセミファイナルに進出。
どっちにも肩入れしてない試合は気楽に見れていいんだけど、観客とかサポが多い試合は、やっぱりちょっとめんどくさいわな。
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J1リーグ第18節浦和対仙台

2019.7.6(土) 19時 埼玉スタジアム2〇〇2
観客 28904人 主審 飯田淳平 副審 聳城巧、山際将史

 浦和レッズ 1(1ー0)0 ベガルタ仙台
        (0ー0)

 得点 42分 浦和・興梠

 退場 51分 仙台・椎橋(警告2回)

訳あって現地観戦。

先月、3試合も名古屋と仙台の対戦を見たもので、仙台には妙に既視感があった。だからといって、肩入れする気にはならなかったが。

この試合の仙台は、後ろはがっちり守って、前に置いた石原直と長沢に、とにかく入れてくサッカーという感じ。でも、これは、選手の顔ぶれはちょっと違ってるにしても、基本的には名古屋とリーグ戦でやった時の形と一緒かな。それから、ディフェンスがかなりラフだった印象(これも、名古屋戦の時もそう思った)。そのために、浦和の攻撃の流れは潰すことは出来ても、ファールを取られて、自分たちが攻める取っ掛かりも失っていた感じ。
浦和は、中盤で組み立てて、興梠、武藤、長澤の前線にボールを繋ぐという感じだったが、仙台のディフェンスに手こずっていたようには見えた。ただ、前半19分にボランチのエヴェルトンが交錯プレーで負傷退場して、交代したファブリシオが前線に入ると(長澤がボランチに下がった)、彼がゴールを意識したプレーを積極的に仕掛けることで、浦和の攻撃のリズムが良くなった気がした。そして、前半の終盤に、武藤の裏へのパスに反応した興梠が、技ありのループで先制ゴール。
前半、どうにも攻め手が薄かった仙台が、後半はどういう手を打ってくるかと思ったが、早々に椎橋が警告2回で消え(結局、ラフなディフェンスが墓穴を掘ったと思う)、いよいよ仙台は手詰りになった感じ。浦和のバックスが何度かポカをして危ない場面を作った以外には、後半の仙台に得点機はなかった。浦和も、押し込んだ試合をして、チャンスを何度も作りながらも追加点を上げられず、そういう意味ではショッパイ後半だったけれど、余裕で勝ち点3取れたんだから、あまり問題はないんだろう。

名古屋もリーグ戦のユアスタで、こういう試合が出来れば良かったんだけど。
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全日本大学サッカー選手権決勝 法政大対駒澤大

2018.12.22(土) 13時 浦和駒場スタジアム
観客 6012人 主審 大坪博和 副審 赤阪修、塚田智宏

 法政大学 1(0−0)0 駒澤大学
       (1-0)

 得点 72分 法政・ディサロ 燦 シルヴァーノ

時折、雨がぱらつく中での試合。ただし、本降りになることはなかったし、寒くもなかった。

駒澤は攻撃の選手が、準決勝ほど自由にはやらせてもらえてなかったように見えた。それでも序盤は攻勢で、中原のクロスバーに当たるミドルなんてのもあったが、次第に法政が優勢になり、前半の後半はおおむね法政が攻めていた印象。ただ、法政も攻めきれず、前半はスコアレスで折り返し。
後半に入ると、法政の勢いが上がった感じ。決定的な場面を何度か作ったが、駒澤のGKとDF陣が粘って、失点を阻止し続けた。しかし72分に11番(森)のクロスバー直撃のシュートの跳ね返りを、9番(シルヴァーノ)が押し込み、ついに法政が先制。
その後も駒澤は、ピンチを凌ぎ続けて、失点を重ねることはなかったが、攻め手は見つからなかった。可能性の薄い前への放り込みに終始して、法政の落ち着いた守備を崩せなかった。1点差の割にはだいぶ余裕がある感じで、法政が逃げ切って優勝した。

駒澤を2試合見た印象は、守備のチームだったのかなという感じ。3番・星と(今日は出てなかったが)4番・伊勢のCBが存在感抜群だったのを筆頭に、自ゴール前を粘り強く守った。
法政は、今日の試合では、攻めあぐんだ時間が長かったとはいえ、シルヴァーノを軸に、ピッチを広く使った多彩な攻撃を見せてくれたと思う。
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全日本大学サッカー選手権準決勝 駒澤大対大阪体育大

2018.12.19(水) 13時 NACK5スタジアム大宮
観客 322人 主審 清水勇人 副審 浅田武士、水野智也

 駒澤大学 2(1−1)1 大阪体育大学
       (1-0)

 得点 3分 駒澤・安藤
    29分 大阪体育・林尚輝
    58分 駒澤・大塲(PK)

久々に大学サッカーを見に行った。

立ち上がり、駒大10番(中原)が蹴ったCKがクリアされのが、ペナルティ外で拾われて戻ってきた所を、中原がゴール前へ入れ直し、7番(安藤)がDFに競り勝って先制。序盤は中原と安藤の、スキルがあってよく動くコンビを中心に、駒大が優勢に試合を運んだ。
しかし大体大が高いディフェンスラインでオフサイドに掛けまくり、駒大の勢いを減じると、次第に流れは大体大へ。
前半30分頃、大体大優勢の流れのなかで駒大のカウンター。14番(坂本)が決定的なシュートを放ったが枠を外れ、このプレーでは彼が足を痛めたようで交代。直後に大体大が、ゴール前での素早い繋ぎで同点ゴールを決めた。この時間帯、駒大はバタバタしていて、少し集中が切れていたかもしれない。
この後も大体大優勢のまま試合が進んだ。ただ、押している割には、得点の気配があまり漂わなかった。3番(小川)のロングスローなどで、早め早めに前に入れたボールを、9番(林大地)が頑張ってゴール前へ持ちこむけれど、彼に対してうまくサポートが入らず、孤立してなかなかいい形でシュートを打てなかった印象。
逆に駒大は回数は少ないが、複数の選手がうまく連携してシュートチャンスを作った。それでも決め手には欠けていたものの、12分に中原のパスを受けた安藤が、ペナルティに切れ込んだ所でDFに倒されPK。キャプテンの6番(大塲)がきっちり決めて、駒大が再度勝ち越し。
以降は次第に、焦る大体大を駒大がうまくいなすような試合展開になった。しかし終了直前に駒大ゴール前で大混戦。大体大はあと一息で同点だったが、結局押し込むことが出来なかった。

大体大は消化不良気味の敗退じゃないかなあ、と思った。
駒大は22日の浦和駒場での決勝に進出。相手は法政大学とのこと。
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J1リーグ第6節浦和対仙台

2018.4.7(土) 16時 埼玉スタジアム2〇〇2
観客 28984人 主審 福島孝一郎 副審 今岡洋二、熊谷幸剛

 浦和レッズ 1(1−0)0 ベガルタ仙台
        (0-0)

 得点 5分 浦和・興梠

2年ぶりに埼スタへ行った。

序盤は浦和が仙台を圧倒。その流れで、5分に中盤から出たボールを追いかけた興梠が、仙台のGKとDFが対応を少し迷った隙を見逃さず、競り勝ってゴールにボールを流し込み先制点。その後もしばらく、浦和ペースで試合は進んだが、徐々に中盤の動きが悪くなり、いつの間にか仙台に流れが行った。左サイド平川、ボランチに阿部勇樹という、高齢の選手の起用の影響があったのかな。にしても、ボランチの相方・青木や右サイド菊池までペースダウンというのはよくわからない。それでも前半は、仙台の攻撃に、試合をひっくり返すほどの迫力は感じなかった。
しかし、後半に入ると、仙台の勢いが増した。57分の梁勇基、64分の阿部拓馬の投入が、かなり効果を上げたと思う。梁の技術、阿部の動きの良さ・当たりの強さが目立った。けれども、60分頃から何度も作った決定的な場面を、仙台は決めきれなかった。後半はほぼ仙台が主導権を握って試合が進んだと思うが、70分頃からは次第にペースダウンした感もあり、結局浦和が逃げ切った、という感じ。終了寸前に、左サイドを阿部が抜け出しかけて、足に違和感を感じたらしく、スローダウンしちゃったんだが、あれが通ってたら、決定的な場面になっていたかも。そこはすごく印象に残った。

全体としては、仙台がもったいない試合をしたかな、という印象だった。あとは、興梠のベテランらしい存在感。

それにしても、浦和の新監督の人相の悪さは半端でなかった(^^;
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J1リーグ1stステージ第5節浦和対甲府

2016.4.1(金) 19時半 埼玉スタジアム二○○二
観客 22766人 主審 山本雄大 副審 

 浦和レッズ 2(0−0)1 ヴァンフォーレ甲府
        (2-1)

 得点 68分 浦和・興梠
    81分 浦和・森脇
    90+2分 甲府・稲垣

甲府は5‐4‐1のベタ引き布陣で、当然浦和が攻めっ放しだったが、甲府は伊達に枚数掛けてない、粘り強いディフェンス。甲府は前半半ばに、ややアンラッキーな2回目の警告(ハンド)でディフェンスリーダーの山本が退場になったが、さらに守備意識を高めて前半スコアレスで乗り切る。にしても、浦和に決定力がなさ過ぎたのは否めない。95%以上の時間帯を、浦和が攻めてたと思うんだが、GKかわしてFWが2人、ゴール前に抜け出しても決められなかったくらいだったので。

後半も前半のままの流れで推移してたが、転機になったのは65分くらいに甲府が1トップのクリスティアーノを下げて、6バック0トップにしたこと。スコアレスでの逃げきりを図ったんだろうけど、クリスティアーノは、一応、ある程度は浦和のディフェンスを牽制していたし、甲府のバックスは枚数が増えすぎて、やはりいくらか混乱があったように思う。68分に興梠が甲府のディフェンスを破って浦和が先制。
この後は、さすがに攻めるしかなくなった甲府が、積極的な姿勢を見せ始めたので、試合としてはいくらか面白くなったけど、浦和の圧倒的優位は変わらず、81分に森脇が、込み合ったディフェンスの頭上を破るミドルで2対0。
それでも、ロスタイムに甲府が1点返した。浦和は甲府の怒涛の攻勢でのパス交換についていけなかった。試合中、ほとんど守備してなかったんで、切り替えが出来なかったぽい。でもまあ、お約束という感じだし、それほど大した問題ではないと思うけれどね。

順当と言うしかない結果で、どっちのサポでもない俺にとっては、有り体に言って、かなりつまんない試合だったけど、浦和の芸術的なシュート(決定機で宇宙開発、もしくは、確実のGKの正面を突く(^^;)は、楽しめたといえば楽しめたかな。
甲府は、近年、こういうスタイルでここでは浦和に負けてなかったらしいから、 戦術的な裏付けはあったらしいが、ちょっとこれはつまらな過ぎるサッカーだった。
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ACL 浦和対シドニーFC

2016.2.24(水) 19時30分 埼玉スタジアム 
観客 19500人 主審  副審  

 浦和レッズ 2(1-0)0 シドニーFC 
        (1-0)

 得点 8分 浦和・武藤
    65分 浦和・興梠(PK)

今年のサッカー初観戦。浦和のACLの試合を見るのは、ずいぶん久しぶり。

シドニーは知らないが、浦和は多少面子を落としてた感じ。それもあってか、それともシーズン初戦だからか、割とザッパな試合運びだったが、それに輪をかけてシドニーもザッパだった。しかもビジターを意識したのか、5バック1トップのディフェンシブな布陣。必然的に自ゴール前での時間が長くなり、そういう中でディフェンスの連携ミスが起きた所に、浦和の武藤が抜け目なく入り込んで、早々と先制点。まあ、全体的に浦和の方が動きが良かったのも確かだと思う。ホームの利だったかな。
ただ、時間が進むにつれてじわっとシドニーが押し気味になったから、浦和が先制できてなかったら、どうだったかなという気もする。
後半は割とシドニーが押し気味で入ったと思うんだが、浦和が放り込んだロングボールに対して、またシドニーのディフェンスがミスをして、GKが走りこんだ興梠を倒すことになりPK。これが決まって2対0。
こうなってから、やっとシドニーは選手を入れ替えて、攻撃的にシフトしてきたけれど、試合の流れは決してしまった後で、手遅れだったようだった。決定的なシュートも西川の顔に当たってしまうし…(^^;)。このタイミングで入った10番の選手とか、結構気の利いた球捌きも見せていたし、なんで先発させなかったんだろうと思った。やはり、慎重になり過ぎたのかな。

浦和の快勝だったとは思うけれど、内容的には疑問もある。もっとも、メンバーを落とした状態で、この結果が出せたんだから、OKなのかも、という気もする。
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