名古屋対ローマ
2022.11.25(金) 19時半 豊田スタジアム
観客 13383人 主審 今村 義朗 副審 武部陽介、赤坂修
名古屋グランパス 0(0−0)0 ASローマ
(0−0)
名古屋の今季最終戦。DAZNで見てた。
所詮親善試合だから、ガチで感想書くようなものでもないのだけど、ざっと書いておく。
名古屋は相馬がカタール出張、丸山と稲垣が勤続疲労ぽい故障、森下は直前の故障で欠席。レギュラー格が4人抜けていた。また、今季限りが決まっているチアゴとレオシルバはメンバー入りしたが、宮原は不在。だいぶ寂しいメンバーだった。その分、若手が入っていたけれど。
まあ、ローマも当然、ベストメンバーはなかったみたいだし、あくまでも親善試合。
名古屋の先発は、GKランゲラック、3バックは中谷、チアゴ、藤井。中盤3枚は永木が引き気味、前目に重廣と仙頭。右サイド石田、左サイド内田。2トップは永井とマテウス。
見ている限り、序盤は全体的には、双方とも8割くらいの力でやってるのかな、という感じだった。多分、その影響もあって、名古屋はいつもよりもうまくパスが回って、見ていて面白い組立てにはなっていたと思う。個人で目立っていたのは、さすがのマテウス以外には、石田がよく動いて、気も利いていたと思う。まあ石田は、こういう所で張り切ってアピールしていかないと、将来が暗いものな。
ローマも、そこそこ上手さと強さを見せつつ、そんなに厳しくは仕掛けて来なかったから、気楽に見ていられる前半だった。
名古屋は、永井が絡んだ決定機に近い場面が2回あったと思うのだけど、どっちも決めきれず。そこはちょっともったいなかった。
名古屋はハーフタイムに、永井と重廣をレオナルドと長澤に入れ替えた。長澤は故障からの復帰戦で、なんとか年内に間に合った感じかな。もっとも、間に合ったからどうこう、という試合でもないと思うけど。
後半はローマが少し気合を入れ直してきたか、序盤は名古屋が一方的に攻められる時間帯になったが、名古屋の守備陣が、うまく対処してしのいだ。57分にミドルで危険なシュートを撃たれたが、ランゲラックがはじき返し、それを再度シュートされたが、これはクロスバーに当たって跳ね返り、救われた。
62分にランゲラックとマテウスと永木と仙頭が、武田、酒井、吉田温、甲田に交代。こうなってくると、試合そのものよりも、若手のパフォーマンスを見る場になってしまった感じ。76分には内田と長澤と石田が榊原とレオシルバと倍井に交代。長澤は途中で入って途中で出る形になったけれど、単純にメンバー入替の関係かな。あるいは、リハビリの一環? まだ完全じゃないのに無理した、みたいなことでなきゃいいけど。
79分にチアゴが相手FWと交錯して相手を倒してしまい、PK?と思ったが、主審は流した。PKが妥当だったんじゃないかなと思ったけれど、たまたま、その後、ちらっと見たカタールでやってる別のサッカーの試合でも、似たような場面でPKを取ってなかった感じだったので、まあいいのかな。
89分にはレオナルドとチアゴと武田が、豊田と行徳と東に交代し、名古屋のベンチ入りメンバーが全員出場。そこから少し試合をして終了。
初めて見た何人かを含め、若手は悪くない動きをしてたと思うけれど、所詮、こういう試合なんで、顔見せ以外の意味はないと思う。まあ、がっかりさせるような動きでなかっただけでもよし、という感じかな。
長谷川健太の顔が(中継で映った範囲では)緩みっぱなしだったのが印象的だった。気楽に楽しんでるな、という感じで、まあ、そういう試合だったよな、と思う。
個人的には、高い入場料に見合うとは思えないけれど、中継で見る分には、自分にとってものんびり楽しく見れた試合で、悪くなかったと思う。この顔触れのチームを見るのもこれが最後だな、という気持ちも少し。1年間、いろいろあったけど、いいことも悪いこともひっくるめて、今年も楽しませてもらったと思うよ。
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