YBCルヴァンカップ2回戦 大宮対名古屋

2024.4.17(水) 19時 NACK5スタジアム大宮
観客 5467人 主審 上原直人 副審 大塚晴弘、安藤康平

 大宮アルディージャ 0(0−1)2 名古屋グランパス
            (0−1)

 得点 45+1分 名古屋・パトリック
    54分 名古屋・パトリック(PK)

現地観戦。2016年以来の大宮との公式戦、このスタジアムでの名古屋の試合。

J1対J3とはいえ、双方、ターンオーバーだろうから、単純にどっちが有利とか言えないかもとは思っていた。ただ、実際のメンバーを見ると、名古屋はGKと3バックは総とっかえな感じだったが、それ以外は結構通常運行に近いかなと思った。なかなかうまくメンバーを組めなくて、試行錯誤していたのが、逆に効いた感じ。
GKはピサノ、3バックは井上、吉田、野上。2ボランチは椎橋と内田。右サイド中山、左サイド久保。前3人が倍井、パトリック、榊原。
ちなみに大宮は、GK加藤、4バックで関口、濱田、浦上、鈴木。2ボランチが高柳と清水。右サイド大澤、左サイド中山。2トップが中野誠とシュヴィルツォクという感じ。見たことない選手も居たし、ケガ明けで今季初出場という選手もいたらしい。もちろんシュヴィルツォクもそう。驚いたけれど、試合後の彼のコメントを見ると、いくらか無理に出たという面もあったのかも。まあ、そういう因縁ではあるからね。

試合は、双方とも、出場機会が少ない選手が多い分、意欲的なプレーが見られた感じ。
しかし、やはり優勢だったのは名古屋。ぶっつけ本番的なメンバー構成だったようだから、連携などにめぼしい場面は乏しかったけれど、個人の積極的な仕掛けが目立ったし、バックラインも落ち着いた対処を見せていた。特に井上は、開幕戦での印象がかなり悪かったけれど、役割が明確になっていれば、きっちり守れる選手なんだなと思って、見直した。
あとは経験豊富な2ボランチが、うまくまとめていたと思う。
とはいえ、倍井や榊原が攻め込んでいき、中山もサイドからよく絡んでいくものの、なかなか決定的な形にはならなかった。20分過ぎには、倍井が裏へ抜け出して、これは行ったかなと思ったが、シュートを跳ね返された。
大宮が決定機ぽい場面を作ったのは30分頃で、右サイドの大澤からゴール前へクロスが入って、中野誠が合わせたが、枠上に飛んだ。大宮が惜しい雰囲気があったのは、ここくらいじゃなかったかな。ただ、目の前が名古屋の左サイドだったせいもあるけれど、このサイドの攻防は結構激しかったように思う。大宮の右SBの関口は、多分初めて見たけれど、積極的な上がりを見せていて、大澤との連携でうまく崩せそうな場面を何度か作っていた印象。
得点が入らないまま、前半が終ろうとした目前、名古屋は右CKを獲得。倍井がゴール前へ入れたボールに、パトリックが合わせてゴール。ついに先制。
後半は、大宮がいくらかペースを上げて来た気配があったが、開始早々の9分に、大宮GKの加藤がボール処理を誤った所にパトリックが詰め、加藤に倒されてPKを獲得。パトリックがきっちり決めて2-0。これで大宮は、勢いを削がれた。
この後に関しては、おおむね名古屋が圧倒していたと思う。ゴールにはならなかったものの、決定的な場面もいくつかあった。そのまま試合終了。

名古屋の順当勝ちということでいいんじゃないかと思う。まあ、内容的に圧倒していたにもかかわらず、得点は2点とも割とラッキーなもので、決定的な形からひとつも決められなかったのは残念だったし、攻撃の組立てはあんまりうまく行ってなかったと思うけれど、急造チームなんで仕方ない、ということで。
シュヴィルツォクは、目を見張るようなプレーは出来ていなかった感じ。ケガ明けだったせいはあるだろうし、名古屋がうまく抑え込んだということでもあるんだろう。特に前半は、井上がしっかり対応していた印象。
ちなみに、シュヴィルツォクに関しては、グランパスというチームに対する気持ちがどういうものなのか、よくわからないと思ってる。彼がポジティヴな感情を持っているはずと考える理由が見当たらない。加入した時の活躍ぶりを見ているから、名古屋のファンやサポが熱くなる気持ちも分かるのだけど、何か行き違ってるんじゃないかな、という気持ちを、どうも捨て切れない。

20240417borad 20240417pitch 20240417score1 20240417score2 名古屋ゴール裏のみなさん。
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J1リーグ第8節 磐田対名古屋

2024.4.13(土) 14時 ヤマハスタジアム
観客 13135人 主審 上田益也 副審 堀越雅弘、船橋昭次

 ジュビロ磐田 0(0−1)1 名古屋グランパス
         (0−0)

 得点 8分 名古屋・倍井

 退場 43分 名古屋・倍井

現地観戦。よく晴れて、暑いくらいだった。
ここへ行ったのは、2019年以来。その時はまだなかった御厨駅からスタジアムへ往復した。スタジアムが磐田駅よりも段違いに近くなった(片道15分くらいで行ける)のは有難いが、現時点では駅周辺には店のようなものはほぼ何もなくて、少し離れた所にファミマが見えたくらいだったのは残念。まあ、スタジアムの方まで行ってしまえば、なんとでもなるのだけど。

名古屋のスタメンは、前節に続いてGKは武田。3バックも変わらず。2ボランチが稲垣と米本。右サイド和泉、左サイド山中。前3人が永井、森島、倍井。多分これが現状でのベストの布陣だろう。

磐田は点を取りまくってるジャーメインを擁しているし、得点力のあるチームっぽいから、要警戒と思っていたが、試合が始まってみると、あまり今シーズン見たことがないくらい、名古屋が優勢に試合を運んだ。磐田を見ていると、連携がぎくしゃくしていて、まるでいつもの名古屋を見ているようだった。パスはあっさりカット出来るし、名古屋がスピードで突っ掛けていけば、対応は後手に廻る。いかにも昇格チームらしく見えて、J1の速度や圧力にまだ対応しきれていないのかもしれない、と思った。
とはいえ、そういう中でも名古屋は、相変わらず裏狙いのパスで抜け出そうという攻撃が主体で、永井はひとつ覚えのようにGKの頭上を狙うシュートを撃ってしまう(しかも外す)し、森島は、競り負けるし、うまくボールが収められないし、という感じに見えたから、押し気味とは言え、なかなか攻撃が様にならなかった。しかし倍井は、精力的に動き廻るのはいつも通りなのだけど、いつもより、それが要所で効いていたように見えた。彼には得点の気配があったと思う。
そして8分に、その倍井が左サイドからゴール前へクロス気味に入れていったボールが、そのままゴールに入り、名古屋が先制。ゴール前で森島と相手DFが交錯した横を抜けていったおかげで、ややラッキーな感じはあったけれど、とても欲しかったと思われる初ゴールが決まって、倍井の調子は、いよいよ上がった。
しかし、名古屋優勢で試合は進んでいたのだけど、前半終了目前、倍井がドリブルで突っかけ、ハーフウェイ付近で少しボールが足元から離れた所へ、相手DFがカットに来て、倍井がスライディングで競りに行ったのが、足裏を見せるタックルになって、相手を倒して一発退場。まさに勢い余って、という感じ。
名古屋は数的不利になったが、前半は残り時間が少なく、大した影響はないまま終了。

とはいえ、後半は一転して、という感じでもなかった気がする。ある意味、名古屋の前半が良すぎたので、通常運行に戻っただけという感じもあったし。
もちろん数的不利になった分、磐田に主導権を渡した形にはなった。決定的なシュートも打たれたけれど、武田やDF、そして今回もゴールポストが活躍して、磐田に得点を許さない。
磐田も、数的優位の割には攻撃に勢いがなかったような気がする。ビルドアップするサッカーをやろうとしているように見えるのだけど、先に書いた通り、そこまで連携が熟成しているようには見えなかったし(名古屋が付け入る隙は十分にあった)、そこは速攻でカウンター、と思えるような場面でも、ゆっくり繋いでくるので、あまり怖さを感じなかった。
結局、1-0のまま、名古屋が逃げ切った。

倍井の退場がなければ、名古屋にとっては、もっと楽な試合だったのかもしれないが、内容を見る限り、勝たないといけない相手だったと思うので、きっちり勝てただけでも良かったと思う。数的不利になった後、うまく試合をコントロールしたのは確かだし、悪くない試合だったのは間違いない。
倍井はこのゴールが起爆剤になって、今後、さらに活躍できるといいと思う。今まで、重用されても、得点という結果が出ないばっかりに、尻すぼみになって、チームを出されてしまった若手を何人も見て来た。倍井はこのゴールが、そのパターンから逃れるきっかけになる可能性があるんじゃないかな。
ただ、名古屋は、この試合の得点も、割とラッキーな形のゴールで、優勢に試合を運んでいたとはいえ、結局、うまく崩して持ち込んだゴールは、この日も生まれないままだった(決定機自体、あまり記憶にない)。点が取れて勝てているのはいいにしても、依然として、多分に運頼みに思える。相手の出来がいまひとつだったことも含め、そういう意味で、この試合に勝ったことは、あまり過大評価しない方がよいのでは、という気はする。

御厨駅
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名古屋ゴール裏のみなさん。
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J1リーグ第7節 名古屋対福岡

2024.4.7(日) 15時 豊田スタジアム
観客 23134人 主審 川俣秀 副審 五十嵐泰之、坂本晋悟

 名古屋グランパス 0(0−0)0 アビスパ福岡
           (0−0)

現地観戦。

名古屋のスタメンは、ランゲラックが謎の欠場という衝撃。代わりに武田。あとは、ハチャンレの復帰に伴い、3バックは河面、ハチャンレ、三國で、前節から吉田が外れた。2ボランチが椎橋と、稲垣が外れて米本が入った。右サイドは和泉が中山、左サイドは山中が内田。前は3人で、永井、森島、和泉という感じ。前節のパトリックと倍井は両方控え。大きく変わっていたが、選手の疲労も考えての変更もあったと思う。ただ、森島の位置取りがやや前目かな、というくらいで、布陣そのものは前節とそんなに大きな違いはないのかな、と思った。

序盤は名古屋に勢いがあって、前3人がかわるがわるどんどん突っ掛けて、相手の守備を脅かしていたと思う。中盤からも、よく球が出ていた。でも、崩すというよりは、ここ2試合でゴールを生んだ縦パスの裏への放り込みや、GKの頭上を狙ったロングシュートが主体で、最初は際どい場面が続いたけれど、相手が慣れてくると、次第に余裕を持って対処されるようになってしまった印象。
それに伴って、福岡に持たれる時間が増えていった。福岡も、シュートまではなかなか行けないが、よく繋いで、優勢な雰囲気に持ち込んで行った。
とはいえ、双方が決め手を欠いて、競合い主体の試合展開で、前半は決定的なシュートは10分に福岡のザヘディが放ったクロスバー直撃の1本だけだったんじゃないかな。
後半も大きく流れは変わらない。名古屋は福岡に回されつつこらえて、隙を突いてマイボールにしては裏へ送るが、対処されてまたやり直し、という感じ。双方選手をこまめに入れ替えていったが、それで大きく変わることもなく。
後半も決定的な場面は、武田が好セーブを見せた、12分の松岡のミドルが1本あったくらいだったと思う。ということは、名古屋は決定的なシュートは0か(^-^;。

スコアレスドローは順当な結果。まあ、判定勝ちがあるとしたら、小差で福岡が勝ってたかな、という感じ。
名古屋はこの2試合、うまくいったとはいえ(多分にツキに恵まれていたおかげ、という気もするけれど)、攻撃にあまりにも芸がない。でも、人が居ない以上は、仕方ないのかな、とは思った。そこまで居ないわけでもないんだろうけど、開幕から3試合続けた1ボランチはうまくいかなかったし、シーズン当初の構想が大きく崩れているのは明らかだから、十分なメンバーが居ない中で、そこから建て直すのは、そう簡単には行かないんだろう。
ただ、守備には安定感が出てきたように見えるので、開幕後の3連敗で危ぶんだような、大崩れはないかなと思っているけれど。ハチャンレの存在は大きいし、三國もずいぶん安定感が出て来ている。河面も復帰したことではあるので。
それにしても、ランゲラックに何があったのか。体調不良ということらしいが、大したことがなければいいけれど。急遽出場の武田はよくやったと思う。

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福岡ゴール裏のみなさん。
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J1リーグ第6節 札幌対名古屋

2024.4.3(水) 19時半 札幌ドーム
観客 9564人 主審 飯田淳平 副審 淺田武士、眞鍋久大

 北海道コンサドーレ札幌 1(1−0)2 名古屋グランパス
              (0−2)

 得点 30分 札幌・馬場
    55分 名古屋・森島(PK)
    90分 名古屋・永井

DAZNでリアルタイムで見ていた。


名古屋は土曜のマリノス戦から先発を6人代えて臨んだ。中3日の試合なので、ターンオーバーという面はあったのだろうけど、守備の要のハチャンレが脳震盪、FWの軸の山岸が足の負傷で出れなかったことを考えれば、そこまで単純な話でもなかったように思える。この2人を欠いた前提で、新たな布陣を組み直す時間的な余裕が十分にあったとは考え難く、とにもかくにも結果が出た、マリノス戦終了時点の布陣を、そのまま流用した緊急対応だったのでは、と考えるのも、それほど的外れではない気がする。

ただ、この布陣はうまくいかず、次第に札幌の攻撃的なサッカーに押し込まれてしまった感じで、マリノス戦と似たような展開になっていった。札幌は、マリノスほど完成されたチームではないので、攻撃の組立てにはミスが多く、危険を感じる場面はそれほど多くなかったにしても、札幌が優勢な試合展開だったのは間違いない。決定機を作られつつも、しのいでいたが、28分頃から札幌の分厚い攻めに遭って、シュートを打たれ、ハンドっぽいクリアがポストに当たってCKになる(ハンドには判定されなかったので、PKにはならなかった)。このCKの流れから、結局、馬場にゴールを決められ、先行される。
この直後、名古屋は早々とパトリックを永井に交代。パトリックが効いていなかったことは歴然としていたにしても、この見切りの早さは、やはり、このスタメンはとりあえずのメンツという感覚があったのかな、と思う。
で、永井は投入直後からピッチを走り回って、札幌のディフェンスにプレッシャーを掛け続けた。前半31分からの登場だったので、体力的な心配は少なかったと思われ、その辺も計算のうちだったのかも。
とはいえ、前半は0-1で折返し。


後半、札幌の攻勢で始まったが、9分に引き気味でボールを持った永井が、前へボールを送り、和泉が裏へ抜け出して受けた。そのままゴールへ向かい、ペナルティに入ったところで、前へ回り込もうとした札幌の菅が接触して倒され、PKを獲得。
これを森島が蹴ったが、相手GK菅野に跳ね返される。しかし跳ね返ったボールは森島の前へこぼれ、押し込んで決めた。相手DFのミスなど、ツキのあった同点ゴールだった。
こうなると名古屋が勢いを増して、と思う所だけれど、必ずしもそうでもなかった。19分に山中と倍井が久保と酒井に交代するが、好機はなかなか作れない。札幌の攻撃に、それほど鋭さがあったわけでもないけれど、名古屋が優位に試合を進めているという感じにはならなかった。36分には、椎橋と和泉が米本と内田に交代。それでも名古屋が明らかに優位という気配にはならないまま、ロスタイムが見えて来た。
しかしここで、相手GK菅野のゴールキックから札幌が攻め込んで来たのを、河面が跳ね返して前線へボールを放り込む。これを永井が見事に抜け出して収め、前へ出て来たGKの頭上を破るシュートでゴール。名古屋が2試合続けて、土壇場での逆転勝ち。

永井のゴールはなにげに前節の森島のゴールを思わせたし、もうひとつの得点はマリノス戦では直接FKだったのが、今回はPKだし、2試合続けて似たような試合だったな、という印象。ただ、今回は得点に関して、特にいざこざはなかったから、心安らかに名古屋の勝利を見ることが出来た。リアルタイムで見ていたので、臨場感もあったし。
ただ、内容的には札幌の方が良かった試合だったと思う。名古屋はツキで勝ってる、という感じはないでもない。また、ほとんどのチャンスは、永井が一人で走り回って作っていた、永井が居なければ、何も出来なかったのでは、という気もする。そういう意味で、いい試合ではなかったと思うけれど、連戦でメンバーが十分に揃わないという状況もあってのことなので、この試合は、まあ、勝てたことで満足しておけばいいのかな、とは思う。

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J1リーグ第5節 名古屋対横浜

2024.3.30(土) 16時 豊田スタジアム
観客 31844人 主審 清水勇人 副審 日比野真、塚田智宏

 名古屋グランパス 2(0−0)1 横浜F・マリノス
           (2−1)

 得点 54分 横浜・永戸
    77分 名古屋・森島
    90+2分 名古屋・山中(FK直接)

仕事だったので、夜になってから、DAZNの見逃し配信で見た。

名古屋の布陣は、開幕戦からの1ボランチでも、初勝利を挙げた前節・柏戦の2ボランチでもなく、むしろ3ボランチ的。3バックは三国、ハ、今季初登場の河面。右サイド久保、左サイド内田。ただ、両サイドは守備の時間帯は引いてきて、5バックのようでもあった。ボランチは米本、稲垣、森島。前2人は山岸と永井。
ただ、システムはかなり流動的で。上下動の多い左サイドの内田の立ち位置次第では4バックにも見えたりしていたし、守備の時と攻撃の時で、大きく切り替えていたようにも見えた。
いずれにしても、守備に厚みを持たせる意図ではあったようで、マリノスの強力な攻撃を封じるための策だったと思う。それはうまくはまって、マリノスの攻撃陣に自由にやらせていなかった印象。その分、攻撃が薄くなる懸念もあったはずだけど、永井と山岸のコンビネーションが絶妙で、序盤は次々にチャンスを作り出した。決めきれなかったが…。
それでも時間が進むにつれて、マリノスに押し込まれる時間が長くなってきた。持ちこたえてはいたけれど、コンタクトプレーでファールになり、試合が止まる回数も増えていった。もっとも、自由にやらせないのが長谷川健太の狙いだったとすれば、狙い通りの展開ではあったと思う。
とはいえ、そういうガチガチな試合の中で、山岸が24分に負傷してパトリックに交代、さらに39分にハチャンレが脳震盪で吉田に交代。
山岸が抜けた後も、永井がうまい抜け出しで、複数回、決定的な場面を迎えたが、決めることは出来ず。
ブツブツ入る中断、続出する負傷者、得点が決まらない決定機(これはマリノスも同じ)と、見ていてあまり爽快感のない内容だったと思う。

後半に入っても雰囲気は変わらない。
そして54分にゴール前でマリノスの猛攻を受けた末、とうとう決壊。永戸にゴールを決められた。
やっぱりこういうオチかと思いつつ、マリノス戦は案外、この流れから追い付いたりするイメージがあるけどな、とも思っていた。
60分に、内田と久保を、和泉と山中に交代。この交代で名古屋の攻撃が活性化した感じはあった。名古屋のペースに持ち込んだ、というほどではなく、一進一退だったけれど。
30分にさらに交代。米本と永井が椎橋と倍井に代った。
そしてこのタイミングで、マリノスも選手交代をしようとしたのだけれど、これがうまくいかなかった。結果的にマリノスが1人少ない状態になり、マリノスベンチが審判団に猛抗議して(DAZNで見ている限り)落ち着かない中、名古屋のバックラインから吉田が前線に放り込んだボールを、うまく抜け出した森島が前線で合わせて浮き球のシュート。これが決まって同点。かなりの高難度に見える、素晴らしいシュートだった。
その後は、さすがに名古屋に流れが来た。そして入ってからいい動きを見せていた倍井が、90分に右サイドからのボールを受けにゴール前に入っていき、ペナルティのすぐ手前で相手DFと交錯して倒されFKを獲得。そしてこれを山中が直接決める劇的な逆転ゴール。
かなり分が悪いと思っていた試合だったけれど、名古屋が戦略的にうまく試合を作り(これは長谷川健太の功績だと思う)、その中で選手たちが能力を発揮して、見事な勝利を収めた、と思う。
得点に関しては、森島と山中の見事さが目立ったけれど、他にも、米山や三国など、他の選手にも、いい場面がいろいろあった。永井には、前半の決定機で、ひとつくらい決めて欲しかったけれど、総じてみんなよくやっていたと思う。第3節までの混迷ぶりがウソのような感じ。

ただ、DAZNで見ていて、同点ゴールについては、 マリノスが抗議してごたごたしている中で、どさくさで決めたシュートみたいに感じられ、あまり後味が良くないゴールと感じてしまった。後でいろいろ解説されたのを見る限り、この件で名古屋には一切非は無いし、単純にマリノスの交代手続きが、運悪く、間の悪いタイミングになってしまった、というだけのことのようなのだけど、その時はそんなことは分からないからね…。元々、前半の時点で、今一つ面白みのない試合に見えてしまっていたこともあり、せっかくの素晴らしい同点ゴールも、どうにも、感銘の薄いものになってしまった。
そして逆転ゴールも、残念ながら、なにせ同点ゴールの時点で醒めてしまっていたもので、うまく決めたなとは思ったけれど、それほどの喜びはなく…。
もし現場で見ていたら、マリノスサイドのゴタゴタ自体、目に入っていなくて、同点ゴールも素直に喜べたような気がする。ゴタゴタに付け込んだゴールと気付いたにしても(そのこと自体は否定できないと思う)、単にマリノスが何かのアクシデントへの対応を失敗しただけと、割り切れたんじゃないかな。DAZNで聞こえてくるような細かい状況は、現場ではわかりゃしないので。
そういう意味で、残念な試合だった。もったいないことではあるけれど、一旦気にかかったことは引きずってしまう性分なので、残念ながら、どうしようもない。

まあ、この試合を見ている限り、チームがうまく回り始めている気配が感じられるので、この先も素直にゴールや勝利を喜べる試合はあるだろうから。それでいいことにしておく(しかない)。
山岸やハ チャンレの離脱の影響や、この試合ではベンチにも入っていなかったユンカーの状況など、気になることはいくつかあるにせよ。

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J1リーグ第4節 柏対名古屋

2024.3.16(土) 15時 三協フロンテア柏スタジアム
観客 12897人 主審 小屋幸栄 副審 渡辺康太、津野洋平

 柏レイソル 0(0−1)2 名古屋グランパス
        (0−1)

 得点 18分 名古屋・永井
    62分 名古屋・ハ チャンレ

3節連続の現地観戦。
柏は好調そうだし、名古屋は3連敗スタートだし、事前は、正直、勝ち目は薄いどころか、ほぼ負けでは、と思っていた。

名古屋のスタメンは、3バックは前節と同じ。ボランチはここまで試してきた1ボランチから、米本稲垣の2ボランチ。左サイド和泉、右サイド久保は前節と同じ。そして森島がMF登録ながら、試合が始まってみると、永井、山岸と3トップ気味な構えに見えた。
要は去年の形に戻したような陣形で、今季のここまでの迷走、無得点未勝利を受けて、後がなくなった長谷川健太が、新しい試みを一旦置いて、 去年の後半、あまりうまく行かなかったとはいえ、ある程度の実績はある形に戻したのかな、と思った。後ろを2ボランチで固めて、前は3人が、がんがんプレッシャーを掛けていく、というところかなと考えた。
前節から選手の顔触れが大きく変わらなかったことや、布陣の熟成度を考えると、案外、期待が持てるような気もした。

いつもの柏戦のように、相手に持たれがちな展開で試合は始まったけれど、思いの外、柏に迫力がなかった気がする。2ボランチの効果もあって、自ゴール前でパスを繋がれる時間は案外短かかったし、マテウス サヴィオに度々おびやかされはしたけれど、振り回され放しという感じにはならなかった。
そして18分に相手ゴール右手前でファウルでFKを得て、森島がゴール前へ放り込む。クリアでこぼれたボールを永井が押し込んで、名古屋が先制。今年4試合目にして、名古屋は初ゴール。もっとも、改めてリプレイで見てみたら、永井が抜け目なかったというのはあるにしても、柏DFのミスで貰った得点という感じは強かったな。ツイていたと思う。
その後、柏の高嶺が負傷退場したり、和泉が裏へ抜け出して決定的な場面を作りながら、DFに倒され、PK?とおもいきや、オフサイド、という場面があったり。ただ、名古屋が優位に試合を進め始めた、という雰囲気にはなっていた。
しかし35分に、マテウス サヴィオが自陣から猛然とドリブルで仕掛け、それを起点にして、柏の関根が決定的なシュートを打った。ポストにはじかれて決まらなかったが、ここから柏の攻勢。マテウス サヴィオのきわどいFK直接(ランゲラックのファインセーブ)、セットプレーからの犬飼の、ポストを叩くきわどいシュートと続き、名古屋は何とか持ちこたえている状態。ただ、ツキはあるのかな、という気がした。そして前半は1-0で折返し。

後半は久保が野上に交代。野上は3バックの右に入って、内田がひとつ前に上がったように見えた。
開始早々マテウス サヴィオのロングパスから、柏が決定的な形になりかけるがしのぐ。この試合、マテウス サヴィオのスーパーなプレーを随分見た気がする。
55分過ぎ、和泉が足の不調で外れる。58分に代りに山中が入り、このタイミングで、山中は左SBに入って、4バックに切り替えたようにも見えた。そしてこの山中が、好調な気配で、左サイドから攻撃によく絡んだ。
62分、山中の左CKからゴール前のこぼれ球を、ハ チャンレが押し込んで2-0。これは文句なしのゴール。
2点リードしたことで、名古屋はかなり余裕を持った試合運びになった。76分に、足がつった永井に代ってユンカー、90+3分には米本と内田が椎橋と中山に交代。特に大きな場面もないまま、試合終了。
名古屋は今季4戦目で初勝ち点、初勝利を挙げた。

ツキもあったにせよ、システム変更の割切りが、この結果につながったという感じ。泥沼になりかけていたチームを、とりあえず上向かせるには、いい決断だったと思う。ただ、このシステムは昨年、マテウスが居なくなった後、限界を感じさせたシステムでもある。この先、このシステムで続けたとして、大きな成果(今季の目標はタイトルらしい)に繋がるのかどうかは、かなり疑問がある。一方で、うまくいっていないとはいえ、シーズン当初からやろうとしていた(おそらくキャンプでも仕込んでいた)、1ボランチを基本にしたシステムを、あっさり放棄してしまうのか?、とも思う。この先は、どういう決断になるのか。2週間のインターバルがあるので、考える時間はあるはずだし、修正を掛けてくることも考えられる。月末のマリノス戦で、どういう形で臨んでくるのか、興味をそそられる。
ちなみに、森島が移籍加入後に見た中で、一番溌溂とプレーしていたように見えた。開き直って、割と自由にプレー出来ていたのかな、という印象。山岸は、タイプ的には永井に似ているのかな、という気がした。ユンカーが完全復帰するなら、永井と山岸でのジョブシェアが有りうるのか?
あとは、あまり話題になっていない気がするが、和泉の離脱は、尾を引くようなものではないのかどうかが、気になっている。その一方で、代って入った山中が、左サイドからの攻撃でいい場面を何度も作った。彼がいい所を見せられたのは、好材料じゃないかと思う。

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名古屋ゴール裏のみなさん。
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J1リーグ第3節 新潟対名古屋

2024.3.9(土) 14時 デンカビッグスワンスタジアム
観客 22942人 主審 池内明彦 副審 西尾英朗、塩津祐介

 アルビレックス新潟 1(0−0)0 名古屋グランパス
            (1−0)

 得点 88分 新潟・長谷川

現地観戦。
朝方、下越地方に暴風雪警報が出ているようだったので、警戒しながら行った。しかし、時折強い風や雪が舞ったりはしたが、幸い、それほどひどい天候にはならなかった。試合中も雪が降って来る時間帯があったけれど、屋根有り席だったので、観戦には影響はなかった。

名古屋の先発は、またまた前節から大幅に変更。
3バックは野上が内田。ボランチは出場停止の米本に代えて椎橋。左サイドは山中が和泉。前目の中盤は、森島と左サイドに出た和泉に代わり、稲垣と倍井。右サイドは中山から久保。2トップの片方はユンカー(故障とのこと)から山岸。
前節と同じ所を探す方が難しいスタメン。こんなことで、うまくいく方が不思議に思える。

案の定、連携のしっかりした新潟にペースを握られて、ボールを支配される展開になったが、新潟はゴールへ向かう迫力がいまひとつ乏しい印象。積極的にゴール前に入ってくる選手がいない感じで、怖さはそれほどなかった。
初登場の椎橋が、手堅く中盤の底を支えていたのも効いていたのかも。
一方で名古屋の攻撃は相変わらず。抜擢と言ってもよさそうなスタメン起用の倍井は、積極的に動いていたし、チャンスを作りかける場面もあって、少し見直したくらいだったのだけど、チームがうまく機能していない状態では、決定的な働きをするのは難しかった。山岸も同様。
それでも前半の終盤には、次第に名古屋のペースが上がってきたか、攻め込む場面も出てきて、勝機はあるかな、と思っていた。

後半に入ると、疲れもあってか、新潟の連携に乱れが目立ち始め、名古屋が悪くない流れになってきたようには思えた。
58分に倍井が森島に交代。前半の終盤には動きは落ちていたし、持ち時間が切れたかな、という感じ。
65分に新潟は前線の選手を代えて、ペースを上げてきたが、ここはしのいだ。

そして70分に和泉が左サイドから切れ込んでシュート。GKに止められたが、これがこの試合最初の名古屋の惜しいシュートだった気が…。
78分に久保が中山、永井が酒井に交代。この交代で、なんとなく勢いが出てきたような気がした。そして82分には、中山が裏へ抜け出して、GKと一対一のシュートになるが、止められる。
78分には新潟も前の選手を入れ替えていた。ここで入った長谷川が、終盤の新潟の、名古屋のゴール前での厚みのある攻勢から、88分に思い切りのいいシュートを撃つと、DFに当たってコースが変わり、ゴールの中へ。
そのまま試合終了。

新潟は、パスはつながるけれどシュートが打てない(打たない)感があって、あまり怖さがない感じだったのだけど、最後の最後にやられたという感じ。DFに当たったのは若干アンラッキーな気もするけど、そもそも決まるゴールって、3割くらい(大雑把な体感)はそういうシュートだからね。やっぱりシュートは打ってなんぼということで。
名古屋はそもそも前にボールがうまく入って行かないので、シュートが打てるような局面自体、なかなか作れない。そう考えると、やはりこれは内容的も新潟の順当勝ちだったのかもしれない。
それにしても、こんなに毎回選手の構成を変えていたら、戦術の熟成なんて、望むべくもないと思うんだが、どういうことを考えているんだろう>長谷川健太。
先週、準備不測のままシーズンに入ってしまって、実は今も準備中ということなのか?、と薄々思ったのだけど、やっぱりそうなのかな。そんなことで、今シーズン大丈夫なのか?

20240309board 20240309pitch 20240309score1 20240309score2名古屋ゴール裏のみなさん。
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J1リーグ第2節 名古屋対町田

2024.3.2(土) 14時 豊田スタジアム
観客 30415人 主審 今村義朗 副審 熊谷幸剛、眞鍋久大

 名古屋グランパス 0(0−1)1 町田ゼルビア
           (0−0)

 得点 21分 町田・藤尾

今季の名古屋の試合の、現地での初観戦。
名古屋は先週の鹿島戦から、かなりスタメンが変わっていた。
3バックの1人は井上からハチャンレ。1ボランチは稲垣から米本。右サイドは久保から中山。2トップの片方はパトリックから永井。だいぶ選手を入れ替えてきたのは、前節うまくいかなかったことの修正なのか、単にまだいろんな選手を試している段階ということなのか。

しかし立ち上がりから、名古屋はうまく試合を組み立てることが出来なかった。
3バックは、前節のようなばたつきはおさまったようには思えたけれど、サイドから簡単にクロスを入れられてしまうので、跳ね返すのが精一杯で、安心して見ていられるという感じではなかった。
全体として、選手の連携が機能しているようには見えなかった。まともにパスが繋がらないし、スペースに出たボールに呼応する動きもあまり感じられない。
個人が単独でドリブルで仕掛けるくらいしか見所がなく、それもあっさり潰されたり、中途半端な所で尻すぼみになったり。
まだ前節の方がマシだったかも、と思うくらいの内容だったと思う。町田が地道にあれこれ仕掛けてきていた影響もあったのかもしれないが、それで何も出来なくなってしまうというのは、ひ弱過ぎるんじゃないかな。
そして前半半ばにセットプレーの流れから、スローインのクリアボールをゴール前に蹴り込まれ、合わされて失点。
その後もペースは上がらず、淡々と前半終了。

後半、何か手を打ってくるかと思ったが、選手の入れ替えがあるでもなく、前半がそのまま続いた感じ。それでも9分にはFKから山中が、GKが弾くような強いミドルシュートを枠に飛ばして、少し可能性を感じさせたが、多分これが、この試合唯一の名古屋の枠内シュート(と思ったけど、スタッツを見ると、もう1本あったみたい)。
18分に前節、いい動きを見せたということになってる倍井が山中に代って入り(同じタイミングで中山も久保に交代)、精力的に動いてはいたけれど、周囲との連携が十分取れない中で、独力で事態を打開するような働きは出来なかった。1本、比較的惜しいシュートを撃ったのが目立ったくらい。
42分には、米本がトラップミスでボールを奪われ、決定的なピンチになりかけて、相手を倒して退場。
何もかもうまくいかないまま試合終了。

前節に比べて良くなったようには見えなかった。それでも、3バックは安定したようには見えたけれど、前節の相手が鹿島で、今節が昇格チームの町田ということを考えると、どうなのかな、と思うし。それ以外に関しては、おおむね前節よりも悪かった印象。さらに、ここで鹿島と町田ということを考えたら、かなり深刻に思えてくる。もちろん、相手チームのリーグ内での期待値の違いだけでは分からないし、町田は「チャレンジャー」の立ち位置だから、自分たちのスタイルで臨むというよりは、どれだけ食らいつくかという試合の進め方になるし、そうやって食らいつかれた結果が表れたのがこれ、戦い方の違いが結果に出た、というふうにも考えられるけれどね。
とはいえ、昇格チームに主導権を握られて、いいとこなしの試合をしてしまったということは、不安感しかもたらさない。まともに準備しないまま、シーズンに突入してしまったのでは、という疑念も兆したし。
シーズンが始まったばかりとはいえ、この先、うまく立て直して(それとも、チームを作って?)いけるんだろうか。

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町田ゴール裏のみなさん。
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J1リーグ第1節 名古屋対鹿島

2024.2.23(金) 18時 豊田スタジアム
観客 36933人 主審 荒木友輔 副審 三原純、坊薗真琴

 名古屋グランパス 0(0−1)3 鹿島アントラーズ
           (0−2)

 得点 19分 鹿島・仲間
    47分 鹿島・チャヴリッチ
    62分 鹿島・仲間

名古屋の今季J1開幕戦。DAZNで見ていた。

オフ期間での大量の選手の入替を経てのスタメンは、どうも故障者が続出しているらしく、それもあって、特に守備的にかなり不安感のあるメンバー。
GKランゲラックはともかく、3バックは左から井上(新加入)、ケネディ(新加入)、野上。昨年から時々3バックの一角をやってた野上はともかく(と言いつつ、個人的には、DFとしての信頼度はあんまり高くないが)、他の2人がキャリア的に、去年までのメンツに相当出来るのか、という疑問は感じた。どうやら、昨年後半、ほぼ3バックの一角だった河面が例によって故障、新加入の韓国人DFハ チャンレもPSMで故障したとのことで、窮余の起用だったらしいが…。
中盤は右に久保、左に山中(新加入)。中は1ボランチ稲垣で、前目に森島と和泉、という感じだったけど、実際は森島が結構上下動していた感じ。2トップがユンカーとパトリック(新加入)。

前半は五分っぽい内容だったと思う。鹿島は昨年のチームからそれほどメンツに変化がなくて(それでも柴崎が外れて、鈴木もベンチスタートと、こちらも故障者が出て、万全のスタメンではなかったらしいが)、安定感のある試合運びに見えたが、名古屋もそれほど遜色のない試合は出来ていたと思う。山中が左サイドで攻撃のいい起点になっていたし、ユンカーがゴール前で惜しいシュートを放ったりもして、むしろ押し気味にも見えていた。
しかし、不安感のあるディフェンスもそれなりに守れていたけれど、18分に左からのCKを跳ね返した先で、植田に拾われ、落とした所に仲間がすばやく突っ込んできて、ゴールを決められた。でも、これは鹿島というか、仲間を褒めた方がいい失点だったかな。
その後、鹿島の多彩なセットプレーに翻弄されかける時間帯が来たが、そこは持ちこたえ、逆に27分に山中が右からのCKを直接ゴールへ送り込むが、パトリックが相手GKと交錯してファールを取られ、ゴールにはならない。
その後、試合に動きはあったけれど、得点はないまま、0-1で折返し。ただ、ここまでの名古屋は、期待を持たせる、というほどではなかったにしても、そんなに悪い内容ではなかったと思う。

後半に入ると、一変した。
始まって早々の47分に、後半から入った鹿島の藤井が左から入れた、ゴール前を横切るボールに対し、右サイドで久保が仲間に競り負けてボールを奪われ、安西にクロスを入れられると、ゴール前でチャヴリッチに合わせられて失点。
この辺から、鹿島がはっきり主導権を握り始めた。
60分に久保に代えて中山(新加入)、パトリックに代って永井が入って、建て直しを図るも、62分には相手陣内からカウンターを食らい、チャヴリッチにドリブルで持ち込まれ、そのままゴール前へクロスが入ると、仲間に合わされて0-3。
65分に和泉に代えて倍井、山中に代えて小野(新加入)。後半は目立たなくなっていたとはいえ、攻撃的にそれなりに効いていた2人を、未知数に近い2人に代えたことで、正直、この試合はもう見切ったのかな、という印象を受けた。布陣も小野を左SBに入れての4バックに変更していたように見えたし、この試合の勝敗はもう度外視して、今後のことを考え始めたかなという感じ。この時間帯で3点も開いたことを考えれば、それもありかなとは思った。
ただ、ホーム開幕戦でそれでいいのかな、という気持ちはしたけれどね。そういう風に割り切れる観客ばかりが来ている試合ではないだろうから。もっとも、そういう観客は、逆に、そんなことはあまり気にしないかな。
とはいえ、この後の時間帯は、正直、時間が過ぎて行っただけだと思う。倍井や小野が絡んで、それなりの場面はあったにしても、3点リードで余裕の逃げ切りが視野に入った鹿島が、どれだけの力で対応していたかもわからないし、どの程度、評価に値するのかと思う。
この後、80分には井上に代って吉田が入り、これで交代は終了。
以降もスコアは動かず、0-3で終了。完敗の開幕戦。

正直、ひどい試合だったけれど、もっとひどくなってもおかしくなかったから、0-3なら、まあいいか、という感じ。
メンバーが足りなかった(力不足だった)のは明らかなので(特にDF)、そういう意味でも運がなかったというか、仕方なかったというか。対戦相手の鹿島が、地力があるだけでなく、去年からの継続で、既にある程度は出来上がったチームだったのも、こちらが作り直しのチームの初戦だっただけに、不利に働いたと思う。ただ、選手層が未知数というか、薄いのは、分かっていたとはいえ、いきなりこうしてはっきり見せつけられると、今後に不安は感じる。故障でこの試合に間に合わなかった選手たちが、いつから戻って来るのかも分からないし。
この試合の内容だけで、あれこれ言っても仕方ないと思うけれど、少なくとも安心感や期待感は全くなかったと思う。

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PSM 岐阜対名古屋

2024.2.10(土) 14時 岐阜メモリアルセンター長良川競技場
観客 8659人 主審 高崎航地 副審 日比野真、宇治原拓也

 FC岐阜 1(1−1)2 名古屋グランパス
       (0−1)

 得点 14分 岐阜・河波
    32分 名古屋・中山
    53分 名古屋・森島

 出場選手
 名古屋 ランゲラック(GK)、河面、ハ チャンレ(68分井上)、内田(22分野上)、
     山中(68分小野)、椎橋(68分倍井)、稲垣(62分米本)、中山(62分久保)、
     森島、ユンカー(62分パトリック)、永井(62分和泉)
 岐阜 茂木秀(62分上田智輝)(GK)、石田崚真、甲斐健太郎、川上竜、
    文仁柱、庄司悦大、北龍磨(84分小川真輝)、河波櫻士(62分與那覇航和)、
    荒木大吾(79分上野輝人)、山内寛史(79分粟飯原尚平)
、藤岡浩介(84分西谷亮)

見てないし、見れる見込みもない試合なので記録だけ。
こうして書き出してみると、名古屋は、知らん選手や、知ってても出番が少なかったり対戦相手だったりで、見たことがあまりない選手が、そこそこ出ていて、よくわからないな。今年の序盤戦は、例年よりも、チームの把握に手こずりそう。

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