J1百年構想リーグ POラウンド第2戦 町田対名古屋

2026.6.6(土) 15時 町田GIONスタジアム
観客 10230人 主審 高崎航地 副審 武部陽介、亀川哲弘

 町田ゼルビア 2(0−0)1 名古屋グランパス
         (0−0)
         (1−1)
         (1−0)

 得点 93分 名古屋・永井
    100分 町田・中山
    113分 町田・下田

 退場 90+8分 名古屋・高嶺(警告2回)

現地観戦。なお、バックスタンドのホーム席だったので、あくまでも一般客としての観戦。

第1戦が引分けだったので、この試合で勝った方が勝ち(5位)で、負けた方が6位という、単純な構図。

名古屋の先発の先週からの変更は、GKがピサノからシュミットに代わっただけ。ピサノはU21ナショナルチームの遠征に行ったので不在。シュミットの故障は癒えたらしい。

先週よりも立上りからの激しさがある試合だったと思うが、その分、中盤がタイトになって、ゴール前まで持ち込まれる際どい場面は少なかった気がする。緊張感のある試合で、駆引きを見ていて面白かったけれど、点は動かなかった。
しかし前半のロスタイムに、名古屋がビルドアップから決定的な場面を作った。中山からのパスを受けた高嶺がゴールライン際から折返し、浅野がゴール前で頭で合わせた。これはゴールを捉えられなかったが、町田の選手の手に当たっていてハンドでPK。
しかし、高嶺が蹴ったが、GKに阻止され、得点にならない。これも結局、稲垣の不在が…、ということになってしまうかもな(^^;。

後半は前半よりも緩んできた気配があり、序盤は名古屋が押し込み気味に試合を進め、町田のファールで相手ゴール近くでのFKを何本も得たが、全てゴールには繋がらなかった。
次第に名古屋の優勢は薄れ、五分の試合になったと思う。前半に較べると決定機に近い場面は増えたと思うけれど、スコアは動かない。双方が選手を入れ換えて事態の打開を図ったが、それでも動かないままロスタイムが近づく。
ここでひとつポイントがあって、37分頃、左サイドで中山がドリブルで持ち上がろうとした時に、タッチラインを割ったという判定があり、これに名古屋側が抗議。かなりしつこい抗議だったために、ゲームキャプテンの高嶺の警告が出されていた(自分は気付いてなかった)。
そしてロスタイム直前、名古屋はCKを得て、森島がゴール前へ蹴り込んだが、クリアされた。高嶺が拾って再度持ち込もうとしたが、町田の岡村がカットし、これに対して高嶺がチャージする形になって警告。2回目の警告で退場。
本割?はこの後まもなく、同点のまま終了。名古屋は数的不利の上に、守備の交代選手を使い切っていて、守りを固める選手交代を出来ない状態で、延長戦を戦うことになった。

不利に見えた名古屋だったけれど、開始早々の3分にビルドアップで持ち上がり、右サイドに出たボールを甲田がゴール前へ入れて行くと、逆サイドから突っ込んだ永井が、GKと交錯寸前のタイミングで押し込んで勝ち越し。
とはいえ、数的不利は否めず、防戦主体の試合運びになる中、15分に下田のCKから中山に押し込まれて同点。
そうして迎えた延長後半は、攻めに出るというよりは、PK戦狙いという雰囲気で、町田の猛攻にひたすら耐える感じ。何度となくシュートを撃たれたが、ゴール前に引いたディフェンスで跳ね返し、決定的なシュートもあったけれど、シュミットが防ぎ続けた。しかし23分、ゴール前の混戦からペナルティの外へこぼれたボールを、下田にミドルで打ち込まれて失点。要は第1戦の高嶺のロングシュートと同じことで、堅く守られた時は、ミドルやロングでぶち込むのが一番、ということだね。
そのまま試合終了で、名古屋は敗戦。

高嶺の退場で、延長戦は変則的な試合になったとはいえ、このプレーオフは、噛み合っていて、いい2試合だったと思う。
最終的には、なにもかも高嶺が背負うような成行きになってしまった敗戦だけれど、彼のプレーそのものは決して悪くなかったし、稲垣不在の中、高嶺の奮闘がなかったら、もっとあっさり負けていただろうから、責められないと思う。勝ち負けに、そこまで意味のある試合でもなかったことでもあるし。
このリーグを6位で終えられたのは、予想外の好成績だったはず。これを8月からのリーグ戦に、うまくつなげられればいい。

ちなみに町田の最終戦セレモニーも見ないで撤収した(^^;。


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名古屋のゴール裏。
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J1百年構想リーグ POラウンド第1戦 名古屋対町田

2026.5.30(土) 14時 パロマ瑞穂スタジアム
観客 26656人 主審 木村博之 副審 聳城巧、畠山大介

 名古屋グランパス 2(1−1)2 町田ゼルビア
           (1−1)

 得点 6分 町田・中村
    10分 名古屋・木村
    78分 町田・エリキ
    90+2分 名古屋・高嶺

現地観戦。
5-6位決定戦の第1戦。
町田には、J1で全敗中(4戦4敗)で、明らかに苦手。2017年のJ2での対戦では2戦2勝だったけれど、当時とは全然状況が違う。

元々暑い日だったけれど、時間が経つにつれて太陽の位置が下がって、バックスタンドの上の方まで陽が当たるようになり始め、陽射しの直射でさらに暑くなった。

名古屋の先発は、前の試合からの変更は、GKがシュミットからピサノ(シュミットはまた故障とか?)。3バックの左が徳元から佐藤。これは、2節続けての守備の崩壊に、手を打った形かなと思った。

立上りから攻め合いの気配は感じられたけれど、ひどく暑かったせいか、双方、緩急は意識して、試合を運んでいるように思えた。
そういう中で6分に町田が、相馬のFKから中村が決めて、あっさり先制。やはり苦手チームかという感じ。しかしその後のリスタートから名古屋がCKを獲得し、そこから混戦になって、こぼれ球を中山がゴール正面でシュート。GK正面で弾き返されたが、そのこぼれ球がさらにつながって、森島のパスから木村がシュートして、あっさり同点。
こういうふうに、先制されてもそこからすぐ追い付くという展開が、今年は増えたなと思う。
これは激しい打ち合いの試合になるのかな、と思ったし、実際、シュートは多くて、そんな様相もあったのだけど、シュートの精度がもうひとつだったり、両GKのファインセーブ連発で、スコアは動かないまま前半終了。

後半も同じような流れだったと思う。そして60分に飲水タイムがあり(追記 正規の飲水タイムではなかったらしいと聞いた)、それが終った直後、名古屋がボールを持って町田陣内で細かいビルドアップの末に、浅野がシュートを決める。しかしこれはVARの結果、オフサイドでゴールにならない。
そのまま試合は進み、75分に名古屋は、山岸と中山を永井と甲田に代えた。
77分にピサノの好セーブ後のフィードから始まったカウンターで、永井がゴールのわずか右に逸れる惜しいシュート。さらにその後、野上のシュートを相手GKがセーブし、そこからのフィードから今度は町田が攻め上がり、相馬のクロスからエリキが決めて、町田が勝ち越し。目まぐるしい展開。
名古屋は86分に野上と和泉に代えて、三國と菊地を投入。ただ、名古屋は攻め込んではいるものの、町田に手堅く守られ、このまま終わりかなという気配だった。しかしロスタイム突入後の93分、高嶺の見事なロングシュートが炸裂して同点。劇的に、2-2で引き分けた。

引分けだし、そもそも2試合トータルで決まる試合だから、この試合の結果そのものはあまり意味はないのだけど、苦手のチームが相手で、負けてビジターの第2戦に向かうのに比べたら、はるかにポジティヴな結末だったはず。
2失点したとはいえ、ここ2試合の守備崩壊が、とりあえず止まった感じになったのも良かった。高嶺と森島でボランチが組めた効果はあっただろうし、佐藤の起用も効いたと思う。
第2戦がたのしみな感じ。

ちなみに、この試合は百年構想リーグの「ホーム最終戦」だったので、試合後に最終戦セレモニーがあったのだけど、気付かずにスタジアムを出てしまって見逃した。最終戦というイメージがなかった(^^;。
セレモニーには、稲垣とかマテウスとかヴィニシウスとか、故障離脱中の選手も出て来たらしい。とりあえず、今はチームが形になってきていると思うのだけど、8月からのリーグ戦にマテウスやヴィニシスが戻ってくるようだと、どういうチームになるんだろうかと思う。単純に上積みになるか、作り直しになるか。地域リーグの最後で明らかになった、守備面の稲垣への依存については、離脱選手の復帰では上積みがなさそうに思えるけれど(稲垣が戻るのはデフォルトとして)、そこはどうしていくのかな。


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町田のゴール裏。
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J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第18節 広島対名古屋

2026.5.23(土) 14時 エディオンピースウィング広島
観客 19001人 主審 大橋侑祐 副審 坂本晋悟、平間亮

 サンフレッチェ広島 4(2−1)2 名古屋グランパス
             (2−1)

 得点 33分 広島・田中
    45+2分 名古屋・山岸
    45+4分 広島・川辺
    47分 広島・中野
    56分 広島・鈴木
    67分 名古屋・森島

現地観戦。広島で名古屋の試合を見るのは初めてだった。
神戸が負ければ、名古屋が首位で地域リーグを突破できる可能性は残っていたけれど、それが目当てというわけではなく(観戦を予定した時点では、そういう展開は全く見えていなかった)、入手難と聞いていた広島のチケットを、変則リーグで観客のモチベ―ションが低そうだから、なら何とかなるのでは、と思ったのが理由。実際、何とかなった。ただし、ビジター客が入るのは構わないけれど、応援はNGという、バックスタンド席。行ってみたら、シーズンチケホルダーと思しい広島のファン・サポで、まわりを囲まれていた(^^;。

名古屋の先発は前節と同じ。稲垣も原も復帰できなかった。ただ、森島はサブには入った。

頭から双方が攻め合う試合。広島の方がうまく球を拾っているようには思えたけれど、決定的なシュートまではなかなか繋ぎきれなかった。名古屋も、惜しく見える場面は作れたけれど(16分の中山のクロスから山岸。GKがセーブ)、決めきれず。
先制は結局広島で、33分。内田がパスを受けて前へ運ぼうとした所で、競合いで負けてボールを失い、そこから広島は中村がシュートに持ち込んで決めた。
名古屋は内田の競合いの場面をファールと主張して、VARも介入したけれど、結局ノーファール。個人的にもあれはファールは取らないんじゃない、という印象。
そのまま前半は終わるかと思ったが、ロスタイムに入り、徳元と中山が左サイドで仕掛けて押し込み、最後は高嶺のクロスを山岸が合わせて同点。
しかしその後、今度は広島にゴール前で細かく繋がれ、川辺に決められて、再度勝ち越されて前半終了。前節で見た名古屋の守備の脆さは改善していないようだった。

そして後半、立上りにいきなり攻め込まれ、中野にミドルを決められて1-3。
名古屋は51分に、木村が決定的なシュートを打つがGK正面。
そして57分に東のクロスから、鈴木の芸術的なトラップ→ゴールが決まり、1-4。
名古屋はここで、内田を下げて森島を入れた。さらに泉を甲田に代えた。
3点差ということで、広島もペースを落とした部分はあっただろうけど、ここからはようやく名古屋の攻勢が目立つようになった。森島のパスやプレースキックには切れが感じられ、ケガでの不在ではあったのだろうけれど、休養十分なプレーを見せてくれた。67分には中山が左サイドから持ち込んで、中へ送ったボールがゴール正面にクリアされたのを、拾って鮮やかなシュートを決めて、2-4。
2点差ならまだわからないか、という気もしたし、この後、名古屋は広島ゴール前で、何度となくシュートチャンスを迎えたが、ことごとく決まらない。
そのまま試合終了。首位の神戸が勝ったので、もし勝っていても、名古屋の首位抜けはなかったのだけど、前節に引き続いての大量失点での敗戦で、得失点差をさらに悪くした。
(5/24追記 翌日、セレッソが勝ったことで、得失点差で抜かれ、名古屋は結局3位)

前の試合もそうだったのだけど、名古屋は攻撃に関しては、そう悪い内容ではなかったと思う。森島が入る前から、中山を軸にした左サイドからの仕掛けで、チャンスを度々作っていた。しかもこの2試合では、3バックの左に入った徳元が、中山が連携して上がりを見せる場面が多く、厚みもあった。もっとも、徳元が出過ぎる影響で、守備のバランスが崩れていた面もあった。そういうふうになるのは容易に想像はついたはずで、稲垣の穴を埋めるために高嶺をボランチに上げた後の3バック左に、(たとえば佐藤とかでなく)徳元を起用したのは、ミシャのスタイルと考えるべきなんだろう。
後半途中で、内田に代えて森島を入れてからは、失点はしなかったし、名古屋が優位に試合を運んだ印象もある。ただ、広島が大きくリードしていたことなどを考えると、森島の投入で安定したとは、単純には言えない気がする。守備的な面で、森島に稲垣の代りが務まるとは思えないし。

稲垣は足の手術をしたということなので、復帰までどれくらいかかるかは知らないが、とりあえずプレーオフの2戦にいないことは確実のよう。何かうまいやり方をみつけてこれればいいけれど。とはいえ、ACL出場権を除けば、所詮オープン戦のような大会なので、ACLの可能性が消えた以上は、勝ち負けは度外視して、選手や戦術をいろいろ試す場にするのも悪くないんじゃないかな。

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名古屋のゴール裏。
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スタジアムの外観。外観は個性的で格好いいし、試合も見やすいスタジアムだった。
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J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第17節 C大阪対名古屋

2026.5.17(日) 15時 YANMAR HANASAKA STADIUM
観客 19001人 主審 大橋侑祐 副審 坂本晋悟、平間亮

 セレッソ大阪 6(3−1)1 名古屋グランパス
          (3−0)

 得点 12分 大阪・田中
    22分 大阪・横山
    39分 大阪・横山
    42分 名古屋・木村
    54分 大阪・チアゴ アンドラーデ
    87分 大阪・櫻川
    89分 大阪・櫻川

DAZNで見ていた。

試合前の時点では、名古屋と神戸が勝ち点で並び、得失点差で名古屋がリードして首位だった。この試合が始まってしばらくすると、長崎対神戸が終了し、神戸がPK負け。名古屋はPK勝ち以上で神戸を勝ち点で上回るから、最終節での自力での地域リーグ首位抜けが可能な状況になった。

名古屋の先発は、前節から2人変更で、前節、ケガで途中退場した原と稲垣が欠場し、代りに野上と内田が入った。
ただ、同様にケガで交代した中山はそのまま出場で、今の名古屋の攻撃の好調は中山に支えられていると思っているので、中山が出れるのなら、なんとかなるのでは、と思った。

この対戦は、セレッソが華々しく攻め込んでくるけど、決定力いまいちで、結局名古屋が何とかしてしまうというイメージが強い。この試合も立上りはそんな感じだったのだけど、12分に柴山のパスから田中のうまく浮かせたシュートでゴールを決められて先制され、22分にバックラインから前に出そうとしたボールを柴山にカットされ、中島からのパスを横山に決められて、0-2。名古屋のディフェンスにミスが多く、そこに付け込んだセレッソにかき回されている感じがあった。
それでもセレッソのディフェンスもいまひとつ不安定なこともあって、名古屋も攻め手を作り、35分には浅野のサイドチェンジのボールを、中山がワンタッチで中へ送り、木村が決めたが、VARでオフサイド判定。
そしてセレッソは、好機を作りながら、なかなかとり切れずにいた3点目を、39分に名古屋ゴール前で細かく繋いで、最後は石渡のクロスを逆サイドから横山が詰めて0-3。
これで名古屋の勝ちは、さすがにないかなと思ったが、前半終了間際の42分に、名古屋がCKを得て、徳元がゴール前に入れたボールが正面にクリアされた所を、内田が強烈なミドルシュート。これはゴールポストを叩いて跳ね返ったが、こぼれ球を浅野がシュートし、DFにはじかれた所で木村が拾って決めて1-3にした。これで折返し。

そして後半立上りの名古屋は、左サイドを持ち込もうとした中山が倒されて、得たFKから野上が決めた。しかしこれもVARでオフサイド判定。
そして9分に、カウンターからチアゴ アンドラーデがセレッソの4点目を決めて、さすがにこれは決まった、という感じ。
名古屋は15分に、山岸と内田を下げて永井と佐藤を投入。さらに23分に中山と和泉を下げて、甲田と小野を入れた。
一方のセレッソも選手を入れ替えて、双方、交代選手が目立つ試合展開になっていたと思うが、結果が出たのはセレッソの方。42分に、途中出場の本間からのパスを櫻川が決めて1-5。さらに2分後にも、本間→櫻川で1-6。名古屋の惨敗で試合終了。

名古屋の攻撃に関しては、試合前、中山が居れば何とかなるんでは、と考えたのは間違っていなかったように思う。好機を何度も作り出していたし、VARで取消しになった2点のどちらも中山が絡んでいた。このきわどい2点が両方認められていたら、この時点で3-3だったわけだから、名古屋にはツキがなかったと思う。
ただ、守備に関しては、稲垣の欠場が痛かったんじゃないかな。名古屋の守備は、藤井と2ボランチが要だし、特に稲垣の貢献が大きいと考えている。その稲垣が不在で、代りが今リーグではまだ1試合しか先発出場がなかった内田。稲垣ほど強さのある選手じゃないし、他にも3バックの左右がいつものメンツじゃなかったし、守備で連携するのは難しかっただろう。その結果の大量失点だったんじゃないかと思う。
これで名古屋が自力で首位抜けすることはなくなったし、神戸を大幅に上回っていた得失点差のアドバンテージもなくなった。もっとも、これはあまり関係なさそうだが。
ただ、神戸が最終戦でこける可能性は十分あるから、名古屋は最終戦の広島戦で、1点でも多くの勝ち点を積むことだね。選手がどの程度揃うかにも、かかってくるかもしれないが。

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J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第16節 名古屋対京都

2026.5.10(日) 16時 豊田スタジアム
観客 36461人 主審 福島孝一郎 副審 西橋勲、廣瀬成昭

 名古屋グランパス 3(2−0)0 京都サンガ
           (1−0)

 得点 8分 名古屋・山岸
    29分 名古屋・山岸
    90分 名古屋・山岸

現地観戦。陽射しが強くて、暑かった。
ちなみに、これが百年構想リーグの豊田スタジアム最終戦。名古屋ホームゲームのプレーオフ第1戦は、ラリーの関係で豊田スタジアムが使えず、瑞穂になった。

名古屋の先発は前節と同じ。森島は今日もお休み。

序盤は京都が攻め込む場面が多かった。枠を捉えたシュートを、シュミットが反応よく弾く場面もあった。とはいえ、全体としてはいまひとつ迫力がなく、組み立てに細かいズレも目立った印象。連戦の疲れがあるのかもしれないと思った。
そして名古屋が9分に、右サイドを持ち上がった浅野からのボールを受けて、左サイドから中山が中へ送ると、山岸が頭できっちり合わせて、あっさり先制。
名古屋は京都よりもよく動けていて、2節前のターンオーバーがまだ効いているのかもしれないと思った。
29分にはFKのリスタートから、右サイドで浅野がDFをかわして中へ送ると、山岸がシュート。一旦GKに跳ね返されたが、拾って再度シュートし、決まって2-0。
これで試合の面白味はほとんどなくなっちゃったかな、と思わせる展開。

後半、京都は選手交代でラファエル エリアスやジョアン ペドロなどを入れてきたが、序盤は大きく状況が変わったようには見えなくて、名古屋が主導権を握っている感じだった。
15分に名古屋は、中山と浅野を、野上と甲田に交代。中山は足を痛めたような素振りでの交代だった。
20分頃から、京都の攻撃が機能し始めたように見えた。ハーフタイム以降に徐々に投入された交代選手の働きもあったと思う。エリアスやペドロが絡んだ連携が噛み合い始めた。
23分に名古屋は原を内田に交代。これも原が足を痛めたような感じ。
37分にはエリアスの強烈なシュート。しかしゴールポストに当たって決まらない。
終盤に向けて京都は攻勢を強めたけれど、つなぎのミスが目立って、思うように攻めきれない感じ。43分頃には、そういうミスから名古屋がCKを獲得。
このタイミングで、名古屋は和泉と木村を小野と永井に交代。そして連続したCKから、山岸が決めて3-0。山岸はハットトリック。
そのすぐ後、今度は稲垣が足を痛めて倒れ込んだ。交代枠を使い切っていたので、交代はなく、稲垣が下がって名古屋は数的劣勢でのロスタイム消化になったが、特に大きく試合が動くこともなく、そのまま終了。

名古屋の完勝と言っていい内容だったと思う。京都戦は、名古屋が優勢に運んでいても、最後の最後で相手の強力なFWにやられるという印象が強いけれど、この試合は京都にそこまでの迫力が感じられなかった。先発の顔触れもベストではない印象だったし、細かいミスも目立った。やはり連戦の影響だったかもしれない。
名古屋は、ケガで交代したと思われる選手が複数居たのが気になるところだけど、ピッチでの対応を見ていると、それほど深刻なものではないかなと思った。チームに勢いはあるし、神戸を抜いての地域リーグ首位抜けは、十分可能性があるんじゃないかな。

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京都のゴール裏
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J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第15節 名古屋対G大阪

2026.5.6(水祝) 14時 豊田スタジアム
観客 38880人 主審 高崎航地 副審 塩津祐介、西村幹也

 名古屋グランパス 2(2−0)1 ガンバ大阪
           (0−1)

 得点 8分 名古屋・稲垣
    32分 名古屋・木村
    90+5分 大阪・美藤

DAZNで見ていた。
首位神戸に次ぐ2位3位の直接対決で、勝った方が、神戸の結果次第では首位に立つ試合。

名古屋の先発は、前々節からターンオーバーで全員を入れ替えた前節から、また大幅なメンバー変更。というか、前々節との比較の方が適切かもしれない。3バックの左に徳元が入り(ここは前節と同じ)、高嶺が森島に代わってボランチに入った。他は前々節と同じ。森島は前節のメンバーからも外れていたから、何かコンディション不良があるのかもしれない。まあ、それでメンツが足りないという状態にはならないのが、今の名古屋。だから前節みたいなことも出来るわけで。

試合は五分な立上りだったとは思うけれど、選手が休養十分な名古屋の方が、いくらか動きはいいかな、という印象だった。
そして8分に名古屋が先制点。左サイドを中山が持ち上がり、ペナルティ外側中央にいた稲垣にパスを出すと、稲垣がミドルでゴールにぶち込む。ここしばらく見ていなかった気はするけれど、いかにも稲垣らしいゴール。
これであっさり、雰囲気は名古屋有利に傾いてしまったように思えた。ガンバは17分に安部が負傷交代した影響もあってか、うまく攻撃が回らない。32分には、中山の左サイドからのクロスを、右サイドで浅野が受け、そこから貰った浅野がゴール前に送ると、木村が頭で押し込んで2-0。
ガンバがゴール近くまで攻める場面はあるけれど、決定機には乏しく、2-0のまま折返し。

後半は、頭から名古屋の惜しい場面が続き、追加点は決まらないものの、このまま名古屋が勝ちそうだなという雰囲気に感じられた。
21分に和泉と山岸が、内田と永井に交代。29分に浅野が甲田に交代。40分に高嶺と徳元が小野と野上に交代。
さすがに終盤は、ガンバも攻勢を強めて惜しい場面も生まれ、ロスタイム、終了の1分前に美藤に押し込まれて失点したが、そこまで。名古屋が2-1で勝ち切った。神戸がPK勝ちにとどまった結果、今節終了時点で名古屋が首位に浮上した。ただし、神戸は未消化が1試合あるので、あくまでも暫定首位。

名古屋は前節の割切った選手起用が効果を上げたんだろうと思う。ガンバに対して、体力的に優位な試合が出来た。監督の采配勝ちというところかな。2試合トータルで見て、現時点での選手層の厚さが改めてよく分かった。木村の好調も持続しているようだし、そもそもが神戸次第ではあるし、残り試合が京都・セレッソ・広島と、比較的勝ちを計算しにくい相手ではあるものの、グループリーグ首位抜けの可能性は十分あるような気がする。

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J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第14節 長崎対名古屋

2026.5.3(日) 17時 PEACE STADIUM Connected by SoftBank
観客 19630人 主審 小屋幸栄 副審 渡辺康太、植田文平

 V・ファーレン長崎 1(1−1)2 名古屋グランパス
            (0−1)

 得点 29分 長崎・チアゴ サンタナ
    35分 名古屋・永井
    54分 名古屋・永井

DAZNで見ていた。

名古屋の先発は、前節から全員入替え。なかなか無茶をすると思ったが、日程的に次のガンバ戦までは中2日で、しかもこの長崎戦はビジター。順位的にもガンバは、名古屋と勝ち点でほぼ並んで、首位神戸に迫りつつある状況とくれば、ガンバと不利な条件で戦わずに済むようにするための、賢明な判断だったと思えてくる。長崎は、ホームでは名古屋が完敗したにしても、グループ最下位のチームでもあるし。
メンバーはGKピサノ、3バックは左から徳元、三國、野上。2ボランチが内田と小野。右サイド森、左サイド山中。前3人は永井、杉浦、菊地。
大きくターンオーバーしたとは言っても、名古屋は今はいろいろな選手を使いながら試していくという状況だから、起用自体が意表を突くという選手はいなかった。敢えて言うなら、ここ3戦、ベンチにも入っていなかった永井と、山中くらいだったと思う。

前半は双方が積極的に攻め合って、動きのある面白い内容だったと思う。
29分に長崎が、自陣内でのFKからのリスタートで、速いボールの繋ぎから、あっさり先制。この攻撃に対して後手に回ってしまった名古屋は、いつもと大きく異なるメンバー構成で、ひとりひとりの役割分担が曖昧になっていたかもしれない、という気がしたし、さすがにここまでいじってしまうと難しいかな。という場面だった。
しかし35分に、長崎GKが蹴り込んで来たロングボールを、名古屋は自陣から縦に素早く繋ぎ、最後は永井が素晴らしいミドルを決めて同点。パスを貰ってからのスピードのある抜け出しはいかにも永井らしかったし、ミドルをきっちり枠へ飛ばした所も、(好調な時の)永井らしいものだったと思う。

後半の名古屋は、森が甲田に交代。
6分に永井がペナルティの右からゴール前の菊地へ送り、菊地はシュートしたが、長崎DFの新井がぎりぎりで防いでゴールを外れた。しかしこのプレーで新井が足を痛めて、照山に交代。長崎のバックスの構成が変わった。
その影響で迷いが生じたのか、その直後、名古屋が前線へ送ったボールに対して、DFのエドゥアルドが処理にもたつき、そこに永井が突っかけて、ボールを奪い取ってシュート。決まって逆転。相手の隙を突く、いかにも永井らしいえげつない得点だった。
その後は一進一退。双方とも決定機は作ったが決まらない。長崎の決定機に関しては、ピサノが度々の好セーブを見せて、ゴールを守ったのが大きかった。
27分に名古屋は、永井に代えて榊原を投入。この辺からは、試合が終盤に向かったこともあって、長崎の攻勢の方が目立ち始めた。34分には山中と杉浦が、佐藤と木村に交代。41分に野上が河面に交代。
この時間帯も、長崎に撃たれた決定的なシュートを、ピサノが何本も跳ね返し、名古屋の逃切りに大きく貢献した。

永井の2得点と、ピサノの度重なる好セーブが印象に残る試合だった。永井の2点目に関しては、長崎のミスによる自滅という感はあったにしても。
それ以外でも、今までプレースキック以外はいい印象の薄かった山中が、流れの中でも攻守によく絡んでいた印象で、久々の起用に応えていた感じがしたし、先発総入れ替えのターンオーバーは控え組のモチベーションが上がる、いい起用だったんだろうと思う。
これでガンバと同勝ち点で、次節に直接対決。次節は神戸が負ければ、勝った方が首位に立つという状況だし、なかなか血走った雰囲気の試合になりそう。

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J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第13節 名古屋対岡山

2026.4.29(水祝) 15時 パロマ瑞穂スタジアム
観客 27673人 主審 椎野大地 副審 三原純、津野洋平

 名古屋グランパス 1(0−0)1 ファジアーノ岡山
           (1−1)
           (4PK5)

 得点 65
分 名古屋・甲田
    89分 岡山・田上

 PK戦 名古屋 稲垣 〇 高嶺 〇 三國 〇 木村 〇 杉浦   × 甲田 ×
    岡山 ルカオ 〇 山根 〇 田上 〇 河野 〇 ガウショ × 小倉 〇
    
DAZNで見た。試合間隔が短くて、追い付くのが大変。

名古屋の先発は前節と同じ。

前半は五分五分だった印象。名古屋は福岡戦とは違い、パス回しで細かいミスはあるにしても、それほど目立たなかった。瑞穂のピッチに慣れたのか、こけら落としのプレッシャーがなくなった影響だったのか。岡山の方が手堅いつなぎを見せていたと思うけれど、決定的なシュートまで行く場面は、双方、あまりなかった。動きが多くて、止まらないいい内容だったけれど、華々しさには欠けた前半だったと思う。

後半は名古屋は和泉を甲田に代え、岡山もルカオを投入するなど、メンバーをいじってきた。
その辺の効果があってか、前半よりも試合の動きは激しくなっていたような気はするが、スコアは動かない。
59分に名古屋は、山岸を杉浦に交代。
64分に名古屋はCKを獲得。このクリアがゴール正面へこぼれた所で、高嶺がミドルで狙ったが、GKに防がれた。しかしこれが再度CKになり、ゴール前でこぼれた所を甲田が詰めて名古屋が先制。
岡山は前線にガウショを入れ、攻め手を増やしてきた感じだったが、シュートの精度など、決定力には欠ける感じで、このまま名古屋が逃げ切りそうな気配だった。25分に森島を三國に代え、35分に浅野を小野に代え、逃切りの体制も整えていった。
しかしロスタイム直前に岡山にCKを与え、ここから田上のゴールを許して追い付かれてしまう。
そのまま1-1で終り、PK戦。これがなかなかない展開になった。

後攻の岡山は、4人目の河野がクロスバーに当ててボールが外へ出てしまった。河野本人も含め、失敗という反応だったのだけど、VARのチェックでゴール内で跳ねてから外へ出たことが分かり、覆って成功の判定。
名古屋5人目の杉浦はゴール上に蹴ってしまい失敗。しかし、岡山5人目のガウショのPKをシュミットが止め、タイでサドンデスへ突入。
名古屋6人目の甲田はゴールの右へ外す。岡山6人目は小倉。途中で止まって一拍置いてから蹴る変則モーションでの攪乱に出たが、シュミットは止めた。しかしVARで、一拍止まったことでタイミングをずらされたシュミットが、小倉が蹴る前に前に出ていたことが分かり、蹴り直し。2回目も同じように小倉の変則モーションからのPKをシュミットが止めたが、これもシュミットが早く出過ぎたということで、3回目の蹴り直し(シュミットには警告)。小倉は3回目は素直に蹴って、シュミットは止められず。岡山のPK勝ちとなった。

岡山はいい試合運びはしていたけれど、ルカオに迫力があるにしても、前線の決定力がもうひとつで、そこまで怖い攻撃ではなかったと思う。名古屋が先制した時点で、勝てそうに思えたが、ビジターの時と同様、セットプレーから追い付かれ、ビジターの時と同様、そこからPK負け。
PK負け自体は、基本的には運の問題だと思うし、VARの細かいチェックに泣かされたという面もあるから、仕方ないと思う。気になったのは、終了寸前に同点に追い付かれた場面の方。ゾーンで守っていたとはいえ、田上がまるっきりフリーで、CKから頭で合わせてゴールへきっちり合わせて来たので、ちょっとディフェンスに問題があったんでは、という感じ。攻撃で1点しか取れなかったから、というのもあるだろうけれど、ディフェンスのいいチームを相手にすると、やはりこんなものかな、とは思った。
とはいえ、全体として、悪い試合ではなかったと思う。瑞穂2連戦で勝ち点3だと思えば、悪くない気がする。

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J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第12節 清水対名古屋

2026.4.25(土) 14時 IAIスタジアム日本平
観客 16687人 主審 福島孝一郎 副審 船橋昭次、藤澤達也


 清水エスパルス 0(0−1)2 名古屋グランパス
          (0−1)

 得点 45分 名古屋・木村
    88分 名古屋・杉浦

現地観戦。2022年以来の日本平で、清水の街中もスタジアムも、いろいろ変わっている所が目についた。

名古屋の先発は、前節からの変更は、右サイドの甲田が浅野。浅野は前節得点しているから、その辺を買ってかなと思った。

前半立上り、名古屋のシュートが2本あって、勢いを感じたけれど、その後は清水の勢いがまさった印象。清水はスピード感があったし、粘っこい競合いも見せた。名古屋も、個々はそれほど劣っていたようには見えなかったけれど、中盤から前へ出ていくことがなかなか出来ず、引き気味な試合を強いられていた感じ。ただ、意図的に前半は様子見してるのか?、とも思わないではなかった所もある。清水は押し込んでは来たけれど、決定的なシュートはほとんど打てていなかった。
前半が残り5分を切ったところで、名古屋が清水ゴール前に攻め込む時間帯がやってきた。惜しいシュートが続いた後、右サイドから原がゴール前にクロスを入れると、木村が合わせて先制。
1-0で折返し。

後半の清水には、前半のような勢いは失われていた気がする。
名古屋は12分に山岸と和泉を甲田と杉浦に代えた。若い2人がどんどん前へプレッシャーを掛けていき、清水がビルドアップの起点を作るのを防いでいたように思う。
31分には、森島と浅野が小野と三國に交代し、38分には原が野上に交代。逃げ切りに入ったかな、という感じ。
そして43分、甲田が右サイドで突っ込んで得たCKを中山が蹴り、ゴール前でこぼれたボールを杉浦が押し込んで2点目。
そのまま名古屋が勝利。

清水に勢いがある時間帯に、決定的な場面を作らせなかったのがポイントだったかな、という気がする。そういう意味では、やはり名古屋は前半は、いくらか意図的にスローペースにしていたのかも?
割と危なげなく勝った試合、という印象だった。

スタジアムは西サイドスタンド上のスコアボードが復活していた。サブ的な使用ぽかったけれど、それでも一通りの情報は映し出されていたから、有難かった。東サイドスタンドの1階だと、メインのスコアボード(東サイドスタンドとメインスタンドの角)がほぼ見えないので、今まで苦労していた。


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スタジアムから見えた富士山は、かかっている雲が空の色に溶け込んでいた効果で、空中に浮かぶ島のようで、幻想的だった。こんな光景は初めて見た。

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清水の街中の風景。駅前の商店街はシャッター通りだったのが、妙にこぎれいになってたし(ただし個人商店はかなり消えた)、スタジアム近くの廃墟みたいだった団地が、なくなって駐車場になってたし、いろいろ変わったなという実感。昼飯で駅前商店街のソバ屋に入ったら、英語のメニューや注意書きが充実していて、そんなにインバウンド来てるんだ、と思ったし。もっとも4年前のことを、そこまで丁寧には覚えてないので、これらが4年前からの変化かどうかは定かでない。
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J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド第11節 名古屋対福岡

2026.4.19(日) 16時 パロマ瑞穂スタジアム
観客 28924人 主審 中村太 副審 塩津祐介、畠山大介

 名古屋グランパス 2(0−2)2 アビスパ福岡
           (2−0)

 得点 24分 福岡・碓井
    35分 福岡・重見
    83分 名古屋・浅野
    90+3分 名古屋・木村

 PK戦 福岡  辻岡 〇 田代 〇 道脇 × 奥野 〇 橋本 〇 
    名古屋 稲垣 〇 高嶺 〇 杉浦 〇 木村 〇 菊地 〇
    
現地観戦。
2020年末のホーム最終戦のあと、取り壊された瑞穂陸上競技場が、新スタジアムとして復活したこけら落としの試合。ここでの試合開催は5年半ぶりということになる。


名古屋の先発は、前節との違いは、3バックの右に原が復帰。

前半の名古屋の試合ぶりはかなりひどかった。パスが通らないし、競り負ける。新しいスタジアムで、慣れていないこともあったのだろうけど、それだけでもなさそうで、こけら落としのプレッシャーもあったのかもしれない。
逆に福岡は、意志疎通の取れた連係で、試合の主導権を握った。先月、博多で対戦した時はボロボロだったのに、よくここまで立て直したなあ、と感心するような出来だった。好調だった一昨年までのチームを思わせる内容だったと思う。
福岡は、24分に名古屋の右サイドでFKを獲得し、北島が蹴ったボールをゴール正面で碓井が合わせて蹴り込んで先制。さらに34分、名古屋の左サイドから奥野がゴール前にボールを入れ、ごちゃついた中で重見が蹴り込んで2点目。
ただ、40分を過ぎると、さすがに名古屋もペースをつかんだようで、相手陣内に攻め込む場面が続いた。ロスタイムには甲田のクロスから木村がシュートしたがクロスバーを叩く惜しい場面。0-2で折返し。

後半の名古屋は、山岸と原が下がって、浅野と菊地が入った。
福岡はスコアを意識したか、後半は受けに回ってしまったような印象を受けた。名古屋が優勢に試合を運び、シュートを撃つ場面も続いたが、決め切れない。
71分に、名古屋は甲田に代えて杉浦を投入。
福岡がこの劣勢な時間帯をしのぎ切ってしまうと、名古屋には厳しいことになりそうだなと思いながら見ていた。74分には福岡がカウンターからゴールに押し込む場面があったがオフサイド。とはいえ、これで名古屋優位の流れは終わってしまったかなと思った。
79分に、名古屋は森島と和泉を小野と森に交代。
そして、これが功を奏したのかどうかは分からないけれど、名古屋が福岡陣内に攻め込んだ流れから、83分に木村のクロスに浅野が飛び込んでゴールを決めた。
これで名古屋は勢いづいたと思う。それでもなかなかゴールは生まれず、福岡が逃げ切りそうな気配だったのだけど、ロスタイムに小野がミドルレンジから撃ったシュートを、ゴール前で木村が触ってコースを変え、決まって同点になった。
その後も、だいぶ長いロスタイムがあり、その間、オープンな試合展開になったが、どちらも決められずにPK戦へ。

そしてPK戦は、福岡3人目の道脇のキックをシュミットが止めて、名古屋が5-4で勝利。

前半の内容からすると、名古屋は(PK戦とはいえ)よく勝てたな、という感じ。新スタジアムのこけら落としだし、イベント的には、最低限、PK戦であっても勝ちが欲しかっただろうし、劇的な勝利ではあったから、話題作り的には、この展開はむしろ良かったくらいかもしれない。
名古屋の1点目は後半から入った浅野で、2点目はこれも途中から入った小野からのボール。そう考えると、後半の選手交代がうまく効いたとは言えそう。そういう選手層の厚さが今はある、ということかな。
前半の出来の悪さは、新スタジアムで慣れてなかった影響があったのだろうけど、同等のホームスタジアムが2か所あるグランパスの宿命のようなものでもあるから、瑞穂が復活した以上は、対応していくしかないんだよな。もっとも、アジア大会が終るまでは、瑞穂での開催は限られるだろうけれど。

新スタジアムの外観
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バックスタンド上段中央からの眺め。球技専用競技場ではないので、ピッチの見え方を危ぶむ声もあったけれど、バックスタンド上段に関しては、決して悪くなかった。ただ、メインスタンドなどでは、やはりトラックが気になるらしい。バックスタンドも下段は遠く感じるかもしれない。
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下のスコアボードは、名古屋の2点目が入った直後のもの。得点者が野上になっているが、間違い。後で木村に訂正された表示が出たけれど、写真に撮り損ねた。
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夜のスタジアム正面
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