J1リーグ第15節名古屋対柏

2018.5.20(日) 14時 豊田スタジアム
観客 21327人 主審 山本雄大 副審 唐紙学志、清水崇之

 名古屋グランパス 2(1−1)3 柏レイソル
           (1-2)

 得点 16分 柏・江坂
    41分 名古屋・ジョー
    47分 柏・中山
    56分 柏・江坂
    64分 名古屋・玉田

2ヶ月ぶりのホームゲーム現地観戦。JリーグがW杯対応でインターバルに入る前のラストゲーム。
バックスタンド4階席で見ていた。標高が高いせいか、風が結構冷たくて軽装では寒かった。

名古屋先発はバックスが右から宮原・櫛引・畑尾・秋山、中盤が引き気味にワシントン、前気味に玉田と和泉、前線がシャビエル、ジョー、児玉。
またいきなり、児玉のリーグ戦起用かよ、とは思ったが、児玉は水曜の試合で、頑張った以上の結果を出していたから、榎本の時ほどの違和感はなかった。体力は持つかな?というくらい。

実際、児玉は良かった。左サイドで他の選手とよく連携したし、シュートに向かう積極的な姿勢も見えた。その効果もあって、立ち上がりは名古屋優勢で試合が進み、まずまず惜しいシュートも何本も打てていた。
しかし15分に、ゴール近くでのディフェンスの連携がうまくいかず、ボールをクリアしきれなかった所から失点してしまう。またかとは思ったけれど、ちょっと事故的な感じもしたから、そんなに尾を引かないかなとも思った。
若干勢いが鈍った気はしたが、攻める姿勢は保ち続け、35分にCKから和泉が決める。しかし、オフサイド判定でゴールにならない。でも、これはオフサイドではなかったぽい…。
40分過ぎ、玉田が左サイドから切れ込み中へパスを送る。クリアに遭ったが、こぼれ球を拾う執念を見せ、再度中に送ると、今度はジョーが決める。また審判団のわけのわからないもたつきがあり、ひやっとしたが、これは無事にゴールの認定。同点。
前半は選手がよく動いて、児玉・玉田の働きもあり、近頃のリーグ戦の中では、かなりいい(ベスト?)内容の試合運びだったと思う。

後半の入りはもたつき気味。開始2分に左CKからあっさり失点。また。
さらに10分過ぎ、なんでもない所で畑尾がボールの処理をミスしてこぼし、柏の江坂にボールを奪われ3点目を食らう。
それでも、気落ちしてボロボロになってもおかしくない状況だったとは思うが、今日のチームは粘った。柏のゴール前に押し込む時間帯を作り、19分にはゴール前で繋いで、最後は玉田が押し込んだ。
まだ行けるという雰囲気になったが(ジョーはむしろ、この辺からようやく噛み合い始めたような気もしたが)、疲労と柏がガチガチ当たってくるダメージの影響でか、選手のパフォーマンスが低下し、チャンスを作りきれなくなっていた。特に児玉は、目に見えてプレーの精度が落ちていたと思うんだが、ヤヒロは代えない。
そのままズルズル来て、ロスタイムにワシントンに代えて深堀を入れた時は、負けてんのに、何、時間稼ぎしてんの?と思ったわ。
しかしロスタイム表示4分の、3分が過ぎた頃、右サイドからのクロスが入り、ゴール前のジョーが合わせてゴール。でもこれもオフサイド判定。ただ、この判定も怪しいんだよな。
しかもこのプレーの時、柏のGK中村がボールに飛び出し、柏DFと交錯して頭から地面に落ちて、動かなくなる事態が発生。担架が入って中村が運び出され、そこで試合は打ち切り。
ちょっと、この打ち切りってのも、単純には受け入れにくい判定だったと思う。残り時間は、せいぜい1分くらいだったかもしれないし、選手にも動揺があって、続行しても試合にはならなかったかもしれないが、怪しげなゴール取消と一体化していたこともあって、釈然としない気分ばかりが残ってしまった。

中村の無事は祈りたいと思うが(とりあえずは、頸椎捻挫と脳震盪で済んだらしい?)。

もっとも、かなり審判にやられた感のある試合だったとは思ってるが、名古屋自身もいろいろダメだったのは確か。失点に関しては、畑尾のチョンボが本当に痛かった。しかも、チョンボの後は、彼は完全にビクついたプレーになってしまっていた。あと、ジョーは、ゴールを決めたとはいえ(9割、玉田のゴールだったと思うけれどね)、ろくに役に立っていなかった。インターバルの最大の課題は、とにかくジョーをどうにかするということだろうな。現状では、多分、ジョーがいない方がチームはうまくいく。そういう決断が出来るかどうかがカギだろう。

2ヶ月後、どうなってるか。今までのいきさつを考えると、期待感はほぼないが…。
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レイソルのフラッグに、フェアプレイのフラッグが絡みついてるみたいなんだが、なんなんだろう、これ。単なる雑な設営?
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試合終了後に挨拶していた社長。2ヵ月前のホーム開幕戦では、あんなに幸せそうだったのにな。
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YBCルヴァン杯第6節 G大阪対名古屋

2018.5.16(水) 19時 パナソニックスタジアム吹田
観客 9907人 主審 西村雄一 副審 武部陽介、間島宗一

 ガンバ大阪 1(1−3)4 名古屋グランパス
        (0-1)

 得点 15分 名古屋・畑尾
    20分 大阪・長沢
    24分 名古屋・内田
    41分 名古屋・児玉
    48分 名古屋・内田

フジテレビNEXTの生中継で見ていた。

名古屋はルヴァン杯は1次リーグ敗退が決まっていて、モチベーションが低くてもしょうがない状況。先発メンバーは、GKが、ルヴァン杯はずっと武田だったのを、今季公式戦初先発の渋谷を入れ、バックスは右から成瀬・菅原・畑尾・秋山、ボランチが八反田と内田、左サイド児玉、右サイド青木、トップが押谷と深堀。正直、渋谷と、ボランチ起用時の八反田と内田ってのは、個人的にはあまり期待値は高くなくて、またしょっぱい試合かなあと思っていた。
一方で、ガンバは勝たないと1次リーグで敗退しちゃうかも、という状況で、先発はリーグ戦並みのメンバーを揃えていた(らしい)から、なおさら、厳しいなあ、と思った。

けれども、開始早々から主導権を握ったのは名古屋。開始2分に深堀が、後ろからのボールを受けてGKと一対一。これはGKに阻まれたものの、名古屋優勢のペースを作り出した。
15分には右CKを得て、押谷が蹴ったボールを畑尾が決めて、名古屋が先制。さらに直後に、八反田がガンバボールをインターセプトして、深堀が決定的なシュートチャンスを迎えたが、決め損なう。ちょっと、こういう逸機は後に響く…、と思ったら、20分に左サイドを抜かれて、クロスから長沢に決められ同点。また、結局失速というパターンかなと思った。
しかし23分に押谷と深堀で作り出したチャンスで、ガンバのDFの後ろへのクリアボールがGKへのバックパスと判定され、ペナルティ内で間接FKを得る。これをワンタッチ後に内田が強く蹴りこんだボールがそのままゴールに入り、再度勝ち越し。このバックパス判定は正直ラッキーだったな、とは思う。日頃見てる試合の印象だと、取られなくても驚かないレベルだったと思うんで(中継見ながら、バックパスじゃね?、と呟いてはいたんだが、本当に取ってくれたんで、ちょっとビックリした(^^;)。これで名古屋が、試合の主導権を手放さずに済んだ。
それでも、やっぱり名古屋のディフェンスにもろさがあって、30分過ぎにはカウンターから倉田に厳しいシュートを打たれたが、渋谷がファインセーブ、35分にもガンバのシュートがクロスバーに当たって跳ね返る。そうやって、いくらかツキにも恵まれて耐えているうちに、40分過ぎにカウンターからチャンス。左サイドの児玉が、中央を攻め上がった深堀のパスを受けて、絶妙のタイミングとコースでゴールに流し込んで3-1。これは本当に素晴らしいゴールだった。
直後に長沢に決められかかるが、これもぎりぎりで外れ、いろんな意味で救われた結果とはいうものの、とにかく2点リードで折り返し。

後半立上り、押谷がFKをゴール前に入れたボールを畑尾が落として内田がシュート。ポストに当たって跳ね返ったが、内田が押し込んで4点目。2点差ではまだ不安があったが、さすがに3点差は、そう簡単にはやられないだろう、という気がし始めた。10分過ぎに菅原・八反田が立て続けに警告を貰ったのはヒヤヒヤしたし、その後、決定的なシュートの場面が何度かあっても、なかなか決まらないのも嫌な感じだったけれども、渋谷が好セーブを連発したし、他の選手も集中を切らさず、しっかり動き続けた。後半半ばに押谷に代わって入ったアーリアも、よく役割を果たしたと思う。
結果として、4-1で勝ち切った。

今まで、なんでこういう試合が出来なかったんだろうと思うような、いい試合だった。選手が良く動いたし、しかも連動して動けていたし、結果として二重三重の厚い攻めになり、セカンドボールもよく拾えて、ディフェンスの負担を軽減出来た。若い選手が結果をあまり気にせず、開き直ったプレーが出来たのが主な原因なんだろう。ガンバはモチベーションの高さが、逆にプレッシャーになったのかも。もっとも、リーグ戦の開幕戦のガンバ戦も、名古屋はいい試合が出来ていたわけだから(遠い昔のことのように思える)、リーグの順位が低迷しているガンバの側にも、少なからず問題があるんだろうけど。
まあ、名古屋もでかいピンチを何度か迎えていたわけで、それをツキにも恵まれて切り抜けたわけだから、いい試合をしたのは確かにしても、本当に申し分ない試合だったというわけでもない。ただ、この試合では選手の、チャレンジを重ねるアグレッシブな姿勢を見ることが出来たし、勝敗だけでない、面白い試合を見せてくれたと思う。そこは本当に、日曜の柏戦につなげて欲しい。ジョーとシャビエルが居ると、そういう試合が出来ないというんなら、外してもいい。今はそれくらいの開き直りでやらないと、リーグ戦に関しては、お先真っ暗な状態だと思うよ。

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J1リーグ第14節長崎対名古屋

2018.5.12(土) 14時 トランスコスモススタジアム長崎
観客 8252人 主審 飯田淳平 副審 山際将史、秋澤昌治

 V・ファーレン長崎 3(1−0)0 名古屋グランパス
            (2-0)

 得点 3分 長崎・中村
    49分 長崎・中村
    76分 長崎・鈴木

DAZNで4時間遅れくらいで見た。
名古屋自身の勝ち点の状況については、言うまでもないし、長崎は、現時点では、名古屋よりはだいぶ好調とはいえ、最終的には残留争いに絡んでくる可能性がそれなりにあると思われるから、ここはきっちり勝っておきたい試合だったと思う。

名古屋の先発メンバーは、3バックが右から宮原・新井・櫛引、2ボランチがアーリアと、出場停止の小林の代役はワシントン、右サイド青木、左サイド秋山、3トップがシャビエル・ジョー・榎本みたいな感じだったかな。
(チームのサイトでは4バックの図が載ってるけど、自分の印象としては3バックだった)

この2試合、手堅く(というのとは、ちょっと違うとは思うが)引分けを拾って来た形から変えてきた。ホーシャの不在は、故障だそうなので、それは仕方ないが、4バックから3バックへの変更は、守備を軽くしただけだったと思う。ボランチの小林の代役も、普通に考えたら、まあ、ワシントンなんだけど、結果的には、これも裏目。

で、開始3分にあっさり失点。しかも、事故とかそういうレベルじゃないねえ。左サイドをあっさり崩され、入ったクロスを中央で中村にきっちり合わされた。
その後も、名古屋が主導権を握る展開には、まったく持ち込めない。消極的だし、パスも通らないから、中盤から前にほとんどボールを渡せない。逆に、長崎にゴール前に入り込まれて、決定的な場面を作られる。ランゲラックの度重なる奮闘で、前半は何とか0-1で終えたが。
後半は、秋山を菅原に代えて4バック。しかし、開始4分で、ワシントンのパスをカットされ、そのまま中村にゴール前へ持ち込まれて失点。これで意気消沈しない方が不思議。
それでも後半半ばになると、長崎が緩んできたおかげもあってか、名古屋攻勢の時間帯がポツポツ生まれた。シャビエルの、GK正面ながらも強烈なミドルシュートなんてのもあったが、得点には至らない。60分過ぎに青木を和泉に代えたのは、それほど効果を上げたように見えなかったな。74分にワシントンを玉田に代え、点を取りに行く姿勢を見せた直後、右サイドから崩され、ゴール前へのクロスを鈴木武蔵に決められて3失点目。
80分ごろ、和泉のクロスバーを叩くシュートがあったが、多分、これが、この試合で一番ゴールに近づいた場面。

スコア的に惨敗というだけでなくて、とにかくほとんど何も出来なかったという感じ。リーグ内では戦力的に下位のはずの長崎相手にこれでは、この先、何も期待できないなあ。
試合の終盤、相手チーム寄りの解説者から、名古屋を励ますような言葉が続き始めた時は、正直、泣けてくるかと思ったよ。
もちろん、今の名古屋のスタイルは、おそらく戦力的に低い分、選手がしっかり動くチームに弱いと思うけれどね。だから、むしろセレッソやマリノス(まあ、マリノスは順位は下位かもしれないけど)には、引き分けられたんだと思う。ただ、先発メンバーの構成を見て、ヤヒロ的には、下位チームだから、ここは攻撃的に行って確実に勝つ、みたいな意図があったんじゃないかなあ、という気がしてしまった。後ろを薄くしたところとか、榎本の博打的な起用とか。
正直、榎本の先発は疑問に思った。水曜の浦和戦でいい動きを見せていたのは確かだけれど、結局、決定的な働きが出来ていたとは言い難いし、チーム内での連携も十分ではなかったし。で、この試合も、いい結果は出なかった。ただ、他にリーグ戦で結果を残しているFWがいるかというと、いない。そこで博打…?
浦和戦の攻撃面で印象に残っていたのは、終盤、右サイドを攻め上がった菅原が、宮原と連携して何度か形を作っていた場面だったんだけど、菅原は先発から外れてたし、宮原もあの形では、攻撃的な役割を担うのは、なかなか難しかったわな。

開始3分、後半開始4分で失点というのも、どうかと思う。始まったと思った次の瞬間に、もう終わってる、みたいな感じだからねえ。わざわざやってきたサポをバカにしてんの?、みたいな。選手が敗退行為を働いてるわけじゃないんだから、あんまりこういう言い方はするべきじゃないだろうとは思うものの、お金を貰って試合を見せる立場なんだから、やっぱり、何とかしなきゃいけない最低線というのはあるだろうと思う。観客が、そういうこともあると思って、了解の上で自己責任で見に行ってるサポばかりだとしても。
せめて、相手チームの選手よりも一歩でも早くボールに触りたいとか、競り合って勝ちたいとか、そういう気持ちを感じさせてくれれば、まだいいんだけど(選手はそう思ってはいるのかもしれないが)それもあんまり見えないんだよな。

と言いつつ、自分はやっぱり、試合を見に行くんだけど。
でもまあ、来年については、もう覚悟はした方がいいだろうなあ。

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YBCルヴァン杯第5節 浦和対名古屋

2018.5.9(水) 19時半 埼玉スタジアム2〇〇2
観客 15960人 主審 岡部拓人 副審 山内宏志、西尾英朗

 浦和レッズ 2(1−0)0 名古屋グランパス
        (1-0)

 得点 32分 浦和・マルティノス
    65分 浦和・李忠成

ルヴァン杯の試合を、初めて現地観戦。
近年、このスタジアムでの名古屋の試合は、メインアッパーのビジター指定で見ていたが、この日はメインアッパーを開けないのでビジター指定がなかったもので、久々にゴール裏から観戦した。

名古屋の先発メンバーは、3バックが右から菅原・ワシントン・畑尾、2ボランチが小林とアーリア、右サイド八反田、左サイド内田、玉田がトップ下で2トップが深堀とデビュー戦の特別指定・榎本、みたいな感じに見えた。

浦和もベストメンバーではないので、序盤の攻撃は鈍さがあって、名古屋が粘り強く守りながら、攻撃の機会をうかがうことが出来ていて、やや押され気味ながらも無難には試合を進めていたように見えていた。
そういう中で、初出場の榎本が、意欲的に前へ攻めていた。張り切っていていいな、と思ったけれども、彼をフォローする動きがなさ過ぎたと思う。深堀や玉田とも、うまく連携出来ていなかったし。ただ、そちらについては、特別指定選手という難しさがあったのかもしれない。
結局、攻め込む場面は、榎本や深堀が単騎で、という形ばかりになってしまっていたと思うし、それは、毎度のことながら、中盤でうまく攻撃を組立てられていなかったからだと思う。どうせうまく組立てられないんなら、とにかく前へ預けてしまえばいいのにと思うんだが、なぜかためらいがある。躊躇しているうちに、通ったはずのパスも通らなくなり、消極的な後ろへのパスになったり、カットされてカウンターを食らったり。そういう場面を繰り返し見ていると、どんどん気持ちが荒んでくる。
30分ごろから、浦和の仕掛けがスピードアップしたような感じがして、そろそろやばそうだなと思っていたら、右サイドを速攻で崩され、ディフェンスの枚数が足りない所で、右から入れられたボールを、左から来たマルティノスに決められ先制された。そのまま0-1で前半終了。

後半立上りの名古屋は、先行されているので、さすがに得点を取りに行くという意識が感じられる試合運びだったと思う。ゴール前に攻め込んで、決定的な形まであと一息という場面を何度か作ったが、そのあと一息が遠い。そういう場面を見ていても、なんでそこで躊躇しちゃうの?というのが、やたらと目につくんだよな。そして決定機を作り切れずにいるうちに、パスカットされて、李忠成にGKとの一対一に持ち込まれ、2点目を決められたのが65分。ちなみに、この失点の起点は榎本だったみたいだが、現地では自分はそこまでは見切れてなかった。ああ、またがっかりする失点だよ、という思いだけ。
70分過ぎに、八反田に代わって宮原が入り、菅原の積極的なオーバーラップと宮原の連携で、右サイドから何度か形を作れそうになったが、崩しきれない。80分にはジョーを投入したが、ジョーを生かした試合展開に持ち込むには、残り時間が短すぎた。最後の方は、何も出来ないまま時間が経過し、0-2のまま終了。

一人一人が頑張ってるな、と思う場面は、あちこちにあったけれど、チームとしてはまるで機能してないように見えて、得点の可能性が感じられなかった。浦和の1点目のようなシンプルにつないだ速攻が、攻撃のオプションにあってもいいと思うんだが、あれだけ攻撃の途中で渋滞が起きてしまうようでは、とても無理。そういう風になってしまう原因が、選手なのか監督なのかは、よくわからない。いろんなことが、悪循環に陥っているんだな、ということは感じるけれど。
もちろん、この試合はルヴァン杯で、リーグ戦とは別の試合。シャビエルもホーシャも温存したわけだから、ここ2試合続けて引分けに持ち込んで、微妙な上昇傾向にある?とも思えるリーグ戦のチームとは、別のチームと考えた方がいいんだろう。でも、小林やアーリアという、リーグ戦のチームでも中心になる選手が出場していて、彼らがチームの中で、ひときわ精彩を欠いたプレーに終始していたように見えてしまったことを考えると、先々への不安は増すばかりだな。
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J1リーグ第13節名古屋対横浜

2018.5.5(土祝) 19時 豊田スタジアム
観客 38280人 主審 佐藤隆治 副審 植田文平、塚越由貴

 名古屋グランパス 1(0−1)1 横浜F・マリノス
           (1-0)

 得点 26分 横浜・喜田
    75分 名古屋・ジョー

NHKBSの中継を録画しておいて、2時間遅れで見た。

名古屋の先発メンバーはバックスが右から宮原、菅原、ホーシャ、櫛引。ボランチは小林。和泉が出場停止のアーリアの代役に入った形で、前の試合で和泉が入っていた左サイドは右サイドだった青木がスライドし、空いた右サイドに八反田みたいな感じ。トップはシャビエルとジョー。

序盤を見ていると、横浜もボールをつなぐサッカーをしようとしながら、決定的な形まで持ち込めない、名古屋と似たような病を抱えてるように見えたし、成績の低迷はそれが原因か?と思った。ただ、途中まではどっちもどっちかなと思っていたが、次第に横浜に押され始めた。26分に右サイドからゴール前へクロスを入れられ、喜田に飛びこまれて失点。他のチームの攻撃を見ても思うんだが、ボールをつなぐスタイルで攻めようとしていても、うまくいかない時は、ゴール前に思い切りよく放り込んでくるし、そこから得点してくる。名古屋はそれが出来ないんだよな。
その後の名古屋は、中盤で競り勝てず、有効な攻撃を組み立てられなくなり、すっかり横浜にペースを握られたように見えていた。しかし35分に早々に八反田を秋山に代え、青木が右サイドに移ると、少し流れが変わったようで、決定的な形にはならないにしても、右サイドから名古屋が試合を作る場面が出てきた感じ。
後半に入ると次第に名古屋が主導権を握り始めた。15分過ぎくらいからは、名古屋が相手ゴール前へ攻め込んで、チャンスを次々作った。21分にホーシャからのパスから、青木がゴールにボールを入れたがオフサイド。27分には宮原のシュートがポストにはじかれる。しかし30分に、とうとう小林のゴール前への長いクロスから、ジョーが決めて同点。これはいかにも助っ人らしい見事なゴールだったな。
まあ、とにかくチャンスを数多く作り続ければ、そのうち何とかなる、という展開だったと思う。
もっとも、このまま一気に逆転出来ればと思ったが、そこまで甘くはなかったし、後半ロスタイムには、横浜に立て続けに決定機を作られた。ことごとく横浜がフィニッシュをミスってくれて助かった。正直、1対1で逃げ切れたのは奇跡(^^;。

ただ、名古屋は久々に、ある程度、中盤で組み立てることが出来ていたと思うし、このところさっぱりだった、セカンドボールに対する競り合いでも、結構勝つことが出来ていた。マリノスのスタイルに噛み合っていたというだけかもしれないが、やろうとしていることが、ある程度は出来ていたと思う。セレッソ戦の引分けは、かなり運に恵まれたからだと思ってるが、この試合の引分けは、もう少しポジティヴに考えてもいいような気がした。もっとも、何が理由で良かったか、というのを考えた時、相手の違い?、としか思えない部分もあるので、単純に喜ぶ気はあまりしないが。というか、勝ち点1取れたくらいじゃ、喜べないよな、今の勝ち点の状況では。

ちなみに、小林はミスがそれほど目立たなかったし、得点も小林が起点だし、それでようやく引き分けられたわけだから、やっぱりこのチームの要は小林なんだよなと思ったんだが、彼は警告累積で次はお休み。まあ、次は戻ってくるはずのアーリアが、穴を埋めてくれるだろう、多分。
そういえば、ジョーが良くなっている、ような気がした。噛み合わなさが、あまり気にならなかった。そこはちょっと、この先、期待しておきたい。

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J1リーグ第12節名古屋対C大阪

2018.5.2(水) 19時 パロマ瑞穂スタジアム
観客 13220人 主審 柿沼亨 副審 越智新次、田中利幸

 名古屋グランパス 0(0−0)0 セレッソ大阪
           (0-0)

 退場 85分 名古屋・長谷川(警告2回)

NHKBSの生中継で見ていた。

名古屋の先発メンバーは、4バックが右から菅原、新井、ホーシャ、櫛引、2ボランチが宮原とアーリア、中盤右サイドが青木、左が和泉、トップがジョーとシャビエル。そんな感じだったかな。
新井は、昨年の瑞穂での大分戦での靱帯損傷から、8ヵ月ぶりの復帰。
宮原は2節続けてボランチでの先発。前節では、あんまり考えなかったんだが、宮原のボランチ起用は、ヤヒロ的には、前半の失点を抑えるための守備的な布陣という意味合いがあるんだろうか。まあ、前節はアクシデント的なこともあって、あまりうまくは行かなかったとはいえ、ポジティヴな面も見えていたと思うし。

テレビ画面だと体感的な所は、あまりよくわからないんだが、キックオフ時点から既に本降りの雨で、そこに居なくて良かった(^^;、というくらいの感じには見えた。その結果、重馬場でボールが走らず、パスサッカーには不向きなコンディションのようだったが、それでも、いつもよりはロングボールが多いようには見えたものの、パスにこだわる名古屋。うまくつながらないながらも、セレッソがスローペースに試合を進めてくれたおかげで、名古屋が押し気味な試合運びに見えてはいた。相変わらずゴールの気配の薄い試合ぶりではあったけれど、それでもここ数試合ではマシな方だったのかな。
前半の終盤、後半の序盤に、決定機らしい場面があったけど、決めきれず、その結果、次第に流れがセレッソへ移った感じで、後半はセレッソが決定的な場面を何度か作ったが、こちらも決めきれなかった。
60分過ぎに新井に代わって小林が入り、ボランチは宮原と交代(宮原が左SBに下がり、菅原がCB)。70分ごろに和泉に代わって秋山が入るが、それで大きく試合が動いたようには見えなかった。
85分にアーリアが遅延行為で警告を貰い、2回目の警告で退場。その時点では、雰囲気的に勝ちはなさそうだが、引き分けでの勝ち点1は確保しないといかん試合だと思っていたから、そこから後は冷や冷やしっぱなし。まあ、多分、天候の影響もあり、セレッソも迫力を欠いたので、なんとかスコアレスのまま試合を終え、勝ち点1は確保。

8連敗から半歩前進とは思えるが、悪天候やセレッソのスローペースに、かなり救われた気もする。なぜセレッソはあんな試合運びだったんだろう。中継によると、ユン・ジョンファン監督が、序盤のゆっくりしたペースを指示していたらしいんだが、今の名古屋なら、いつでも崩せる、とでも思ったのかな? よくわからない。頭からガンガン来られていたら、ここまでの試合同様、結構危なかったと思うよ。
アーリアの退場については、相手がFKでリスタートしようとしたボールを、わざとらしく拾い上げた時点で、警告出るぞ、と思った。既に1回警告を受けている選手が、あのタイミングで、あんなに露骨なことをすることに、何の意味があるの?という感じだった。この試合に関しては、結果には影響しなかったと思うんだが、次節の欠場はかなり痛い。小林と宮原の2ボランチで臨むんだろうか。
次のマリノス戦は、勝たないと、いよいよ降格圏に取り残された状態に近づくことになる。絶対勝たんといかんと思うが、展望は薄いように思える。

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J1リーグ第11節東京対名古屋

2018.4.28(土) 15時 味の素スタジアム
観客 25185人 主審 福島孝一郎 副審 八木あかね、馬場規

 FC東京 3(2−1)2 名古屋グランパス
       (1-1)

 得点 20分 東京・ディエゴ オリヴェイラ(PK)
    32分 名古屋・ジョー
    38分 東京・永井
    46分 東京・ディエゴ オリヴェイラ
    63分 名古屋・ホーシャ

現地観戦。

名古屋の先発メンバーは、3バックが右から菅原・ホーシャ・櫛引。2ボランチぽく見えたのが、アーリアと宮原。左サイド秋山、右サイド和泉で、前が青木、ジョー、シャビエルという感じ。
宮原を中央で使うというのが新しい試みに見えたし、右サイドに置いておくだけでは、いまいち使い切れていない感のあった彼を、そこに持ってくるのは、確かに一案かもと思った。このポジションにいた前半は、走り回って、広い範囲を守備的によくカバーしていたとは思う。
小林のスタメン落ちは、このところ、彼がボールを失うきっかけになって、そこから失点という場面が多いから、やむを得ない感じ。ただ、彼は代りがいないというのが、シーズン当初から思っていたことで、宮原がボランチに入ったのは、むしろそっちの事情だろう。もっとも、宮原では攻撃的には、やっぱり小林の代役は務まらないかな、という感じだった。

試合展開は、立ち上がりは名古屋がやや押してるようにも見えていたが、18分頃、東京のFKがゴール前に入った所で、ディエゴ オリヴェイラが倒れたな、と思ったら、PKを取られていた。これを決められて先制される。
それでも、この後も、一方的に押されているようには見えなかった。32分にはゴール左でFKを貰い、シャビエルが蹴ってジョーが合わせ、同点に追いついた。リーグ戦で、先制された後に追いついたのって、いつ以来だよ、と思ったが、どうも開幕戦のガンバ戦以来だったぽい。久々に悪くない試合になるのかも、と思いつつ、前半が終ってみないとわからないなと思い直した。
そしたら38分に、自ゴール前のペナルティエリア外側にボールを入れられ、ランゲラックが飛び出してクリアしたものの、こぼれ球を拾われて、様子を見ていたランゲラックがあわててゴールに戻り切る前に、永井にシュートされて失点。この場面のランゲラックの動きは、どうだったのかな、という感じがしたし、本当につまらない失点だった。結局、やっぱりリードされた状態で前半終了。

それでもまだ1点差だし、と思っていたが、後半開始早々に、櫛引が前へ蹴ったボールが跳ね返されて、そこから速攻され、開始1分で失点。こんなにがっくりさせられることは、なかなかない。
ちなみに、後半は菅原が小林に交代して、バックスは右から宮原・櫛引・ホーシャ・秋山、ボランチが小林とアーリア、左サイド和泉、右サイド青木、トップがシャビエルとジョーみたいな感じになっていた。
例によって、点が取れそうな気がしない試合運びだったが、60分過ぎに、ゴール正面でFKを得て、シャビエルが蹴ってホーシャが頭で合わせて1点差に詰め寄る。しかし、後が続かなかった。72分に秋山を内田に代え、84分には青木を押谷に代えたが、それで大きく流れが変わったようにも見えなかった。しかも、残り5分みたいな時間帯になっても、前にボールを入れていく踏ん切りがつかずに、GKにボールを戻すようなことをしているようでは、期待のしようもないかなあ、と思ってしまう。

失点はどれも、自分たちのミスから、という感じだったし、2得点挙げたとはいえ、どちらもセットプレーからの得点で、相手を崩し切って取った得点じゃないし、本当にショッパイ試合だった。
シュートの積極性はいくらか見られたし(とはいえ、まだ全然物足りないが)、2試合休んで復帰した青木はひところよりも良くなってきたのかな、とか、ポツポツ悪くない材料もないではないかもしれないが、連敗の長さ、失点の多さの前には、ちょっといいかも?くらいでは、全然足りない。せめて勝ち点が取れないことには、降格圏から抜け出すことも出来やしないわけで。
とはいえ、現状では、速効性のある対策があるとも思えず。まるっきり八方塞がりに思える。
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J1リーグ第10節名古屋対清水

2018.4.25(水) 19時 パロマ瑞穂スタジアム
観客 9774人 主審 西村雄一 副審 作本貴典、権田智久

 名古屋グランパス 1(0−1)3 清水エスパルス
           (1-2)

 得点 44分 清水・北川
    70分 清水・石毛
    82分 名古屋・ホーシャ
    86分 清水・金子

DAZNでリアルタイムで見ようとしたが、途切れや停止が頻発して、面倒になったので途中で見るのを一旦やめて、試合が終了した頃合から残りを見た。その時間帯だとノートラブルだったので、やっぱりDAZN側に問題があったように思える。困ったもんで。

名古屋の先発メンバーは、バックスが右から宮原・菅原・ホーシャ・櫛引。中盤はボランチが小林で、そこから前はよくわからんかったんだが、アーリアが中央前目、左が内田、右が和泉みたいなイメージだったのかな。トップが寿人とシャビエル。
ホーシャの久々の復活は好材料?とは思ったけれど、なにせ、ここまであんまり試合に出てないので、正直、どの程度期待していいのか、分からなかった。

名古屋は、相変わらず得点の気配が見えない試合運び。前節の神戸戦と違って、何も出来ないわけではなく、むしろ押し気味に見えるけど、シュートに繋がる形で攻撃が機能しない。攻めが遅いから、シュートに入る前にゴール前を固められて、打てる態勢に持ち込めない。その状態で、ゴール前で回して隙を突こうとしても(元々やろうとしてるのは、そういう形だと思うんだが)、どこかでカットされて、そのまま相手ボールになってしまう。そこからシンプルに、縦に速攻してくる清水の方が、相手陣内に入る時間は短くても、ずっと得点の可能性が高く見える。
で、44分にそういう形から清水が先制。名古屋の前半のめぼしいシュートは、シャビエルのポストから寿人が打った、枠外への1本くらいしかなかった気がする。

後半は寿人がジョーに代わり、前線にはっきりしたターゲットが出来た分、前線にボールが渡るまでの時間は短くなったし、それらしい雰囲気は出てきた。ただ、名古屋のシュート数は増えたが、決定的な形では、なかなか打てない。しかも、前掛かっている分、失点の気配も強く漂っていた。
そして、次に得点したのは結局清水。シンプルな縦の攻撃で、ワンチャンスを生かして70分に追加点。
今日もダメかと思ったが、名古屋の攻勢はその後も続いた。失点直後に内田に代えて投入した秋山が、積極的なプレーで名古屋の勢いを支えたように思う。さらに、81分に和泉を押谷に代えたすぐ後、シャビエルの左CKからホーシャが決めて1-2。
でも、これで行けるかな、という雰囲気になって、さらに前掛りになった結果、87分にカウンターを食らって3点目を失点。以降は完全に逃げ切りに入った清水に、うまくボールを回されて、何もできないまま終了。

前節の神戸戦は明らかに力負けだったが、この試合の清水は、多分、そこまで力の差はない。そういう相手に、こういう結果しか残らないというのは、重症というしかないし、いったい、どういう相手になら勝てるのさ、という感じ。このまま降格一直線でも、全然驚かないよ。
失点が多いのは、守備がしっかり耐えて、虎の子の点を取って勝つ、というスタイルでチーム作りしている以上、しょうがない。この試合だって、名古屋が先制さえしていれば、全く違う展開になって、3点も失点はしていないはず。今のチームのコンセプトを考えれば、とにかく、点を取れるチームにしないとしょうがない。でも、その方法が、全然見えてないと思う。このまま、ヤヒロが監督のままで何とかなるのか?、という気もしてきたけれど、ヤヒロのスタイルに合わせて集めた(はずの)選手たちだから、ヤヒロ以外の監督で、今よりうまくやれるとも思えないんだよなあ。厳しい。
選手一人ひとりの技術が、やろうとしているサッカーに対して追い付いてないってのは、はっきり分かるが、一朝一夕で、そんなに上達するわけはないし。現状では、選手がうまくなる前に、降格が決まってしまう気がする。それ以前に、むしろ選手も自信をなくしちゃうよね。小林やアーリアのパフォーマンスは、開幕直後に比べて、明らかに落ちているように見えるもの(研究されている、という面もあるんだろうが)。

ホーシャのディフェンスは、良かったと思う。攻撃的になった場面も、シャビエルとうまく噛み合っていたように思えた。彼の復帰は多分好材料。とはいえ、この試合も3失点だから、彼一人の力では限界がある。
あと、結果には繋がってないが、秋山の簡単には当り負けない積極的なプレーは、賞賛に値すると思う。彼が頑張れているうちに、チームが少しはいい方向に向かって欲しいもんだなと思うんだが。
それにしても、やっぱりジョーは、シャビエルとは噛み合ってない感じがする。

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J1リーグ第9節神戸対名古屋

2018.4.21(土) 16時 ノエビアスタジアム神戸
観客 18681人 主審 上田益也 副審 数原武志、中野卓

 ヴィッセル神戸 3(1−0)0 名古屋グランパス
          (2-0)

 得点 12分 神戸・チョン ウヨン
    51分 神戸・ポドルスキ
    81分 神戸・ポドルスキ

DAZNで5時間遅れで見た。

名古屋の先発メンバーは、バックスが右から宮原・菅原・櫛引・秋山。ボランチが小林とワシントンで、右サイドが復活したシャビエル、左サイドがアーリア。トップは深堀とジョー。

水曜の勝ち試合を受けて、ある程度、それも考えた起用になっていたようだし、シャビエルも復帰して、試合前には、いくらか期待出来そうな材料はあった試合だったと思う。でも、試合内容は今季のリーグ戦で最悪だった感じ。

途中まで、神戸にペースを握られ放し。中盤を完全に支配されて、優位にパスを回せた時間はほとんどなく、シュートを打てない、とかいう以前の問題。
シャビエルの意表を突いたパスとかはあるけれど、自チームの選手も意表を突かれているような感じ。ポドルスキが攻撃の司令塔として、十分に機能していた神戸とは、チームの熟成度が全然違った、というしかない。
前半12分に、CKの流れからチョン ウヨンにゴールを決められて先制された。ハーフタイムにワシントンを和泉に代えたのは、攻撃の活性化を図ったのかな? でも特に効果は見えないまま、後半開始6分で、神戸の速いパス交換から、ポドルスキに2点目のゴールを決められた。
55分過ぎに深堀を内田に交代。さらに65分過ぎに秋山を押谷に代えたあたりから、ようやく名古屋の攻勢が感じられる時間帯が見えるようになってきたが、80分過ぎにカウンターを食らってポドルスキに3点目を決められ、終わっちゃった。

力の差をまざまざと感じる完敗だったと思う。相手が強かったと諦めるべきなのかもしれない。ただ、先行きに明るさが見える試合ではなかったのは確か。
それから、このところの試合を見ていて思うのは、名古屋がやろうとしてるパスサッカーは、J1ではそれほど特別なものではないみたい、ということ。この試合を見る限り、神戸は名古屋が四苦八苦しているレベルを既に通り過ぎて、次の段階へ行ってるんじゃないのかな。仙台や札幌も、それに近かったような気がする。「名古屋のサッカー」なんて、言ってられる状況じゃないんじゃないかなあ、と思い始めてきた。やってることが間違ってるという意味ではないし、完成度を上げていけばいいだけだろうと思っているが、このやり方そのものには、それほど他のチームに対するアドバンテージがあるわけではないのでは、という気がする。

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YBCルヴァン杯第4節 名古屋対広島

2018.4.18(水) 19時 パロマ瑞穂スタジアム
観客 5412人 主審 上村篤史 副審 蒲澤淳一、熊谷幸剛

 名古屋グランパス 2(0−1)1 サンフレッチェ広島
           (2-0)

 得点 35分 広島・渡
    61分 名古屋・深堀
    78分 名古屋・ジョー

フジテレビNEXTで土曜日に放送された録画中継を見た。勝ったという話は聞いていたが、内容は知らなかった。ちなみに見たのは、土曜日の神戸戦の中継を見た後。
さすがに観客が減ってきたなあ、という感じのするスタンドの風景だった。

名古屋の先発はバックラインが右から成瀬・菅原・藤井・櫛引、中盤はワシントンと秋山がボランチで左サイド内田、右サイド押谷、2トップが寿人と深堀という感じ。

いつもに比べて、あまりショートパスにこだわらない試合運びに見えたし、長めの距離からも割と積極的にシュートを打っていた印象。この前の試合の鹿島戦は、とにかくシュートが打ててないというのが最大の問題に見えたし、試合後の選手のコメントにもそういう言葉が見えていたから、その辺の反省があったのかもしれない。
左サイドで前目に位置した内田は、強いミドルが打てるから、そこもはまっていたと思う。押谷も、精度はともかく(^^;)、積極的にシュートを打つ選手だし。
しかし、押し気味で、割といい展開の試合運びに見えていたのに、35分にカウンターからコロッと失点してしまった。まあ、結果は知ってたから、そんなには気にしなかったけど、目の前で見てたら、またかよ、という感じで、落胆しただろうなあ。

名古屋の優勢自体は、そのあとも、ハーフタイムを跨いでも、そんなに変わらなかったと思うが、決定的な場面はなかなか訪れず。けれども、60分に、右サイド深い位置からの前線へのロングボールに反応した深堀が、これを一気に持ち込んで、ゴールを決めて同点。今の名古屋っぽくないゴールだったけど、やっぱり時々こういうのがないと、相手の意表を突けないし、崩せないよなあ。
その後、寿人と藤井に代えて、ジョーと小林が入り、さらに75分過ぎに押谷に代わってアーリアが入り、メンバー的にはパワーアップ。そして78分に、相手ゴール前でワシントンの浮き球のパスから、アーリアがシュート。GKにはじかれたこぼれ球を、ジョーが押し込んで逆転。
そのまま勝って、ルヴァン杯初勝利。3月初め以来の、久々の公式戦勝利。

いい勝ちだったと思うが、この勢いが神戸戦に繋がらなかったのは残念。

ヤヒロは肯定してないけど、試合のやり方が今までと違って見えたのは確かで、勝ちにこだわる意識があったということかなと思う。仮に、ヤヒロの言ってること(今までと同じようにやってる、という趣旨)が本当なんだとすれば、今までの試合でも、こういう風に積極的にボールを大きく動かす試合運びが、見られててもいいはず、と思うんだが。その辺がどうもよくわからない。狸だな。
ただ、理屈で考えても、攻め方は多彩な方が、相手を崩すチャンスは増えるはず、と思うんだよな。

前回の出場ではさんざんだった藤井は、この日は割と無難にCBをこなしていたように思った。一方で、菅原が、いつもよりもミスが目立った気がしたんだが、この辺は藤井をカバーしていた影響があったのかどうか。まあ、カバーしてたかどうかはともかく、このバックラインの構成では、自分がディフェンス・リーダーで、仕切る形だっただろうから、大変だったのは間違いないだろう。菅原は、本当によくやってると思う。
(2018.4.21)

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