J1リーグ第34節大分対大宮

2009.12.5(土) 15時半 九州石油ドーム

 大分トリニータ 1−1 大宮アルディージャ

最終節。JSPORTSの録画中継を録画しておいたもので、これも2ヶ月以上放置していた。

序盤はパスで繋いで攻め立てる大分が優勢。大宮は江角の好守でなんとかしのいでいる状態だったが、20分過ぎに橋本のパスを受けた土岐田の正面からのミドルシュートが決まり、この試合ほとんど最初のチャンスで先制してしまった。そうすると、流れが一気に変わり、大分はビルドアップでミスが多発。そこを狙ってボールを奪っては、早めに前へ入れて行く大宮ペースの試合になった。
後半に入ると徐々に大分が調子を取り戻し、ボールを奪われても大宮が決定機まで持って行く前に止められるようになった。大分が押し込んだ状態で、70分には、スローイン起点で、エジミウソンのパスを受けた東が強いミドルシュート。江角がなんとか弾いたが、こぼれ球に詰めた高橋が決めて同点。後半半ばに交代出場した東は、積極的なシュートを何本も打っていて、それが大分に流れを呼び込んだような感じもあったな。ただ、その後は、大分優勢で進んだものの決め手を欠き、大宮もラファエル投入が実らず、ドローで終了。

大宮は主税が居なかったので、石原と藤田のツートップに早めに入れて行く単純な攻撃パターンがほとんどだったが、大分が攻撃的に来ていたことと、藤田が結構器用にポストプレーをこなしたこともあって、それなりに形になっていた感じ。ただ、それでもゴールにはなかなか至らないんだよな。今年、攻撃陣は特に補強しなかったみたいだが、どうするのかね。ドドに期待するのかな。
もっとも、どうするのかね、ということを言うなら、大分の方がはるかにどうなるんだろうという感じではあるが。

これで溜っていた昨年のアルディージャの試合の録画を消化終了。今年はアルディージャへの関心を、すっかり喪失してしまったので、グランパス戦以外は、基本的には見に行かないつもり。
(2010.2.13)

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J1リーグ第33節大宮対柏

2009.11.28(土) 17時 NACK5スタジアム大宮

 大宮アルディージャ 1−1 柏レイソル

テレビ埼玉の中継の録画。やっと見た。アルディージャのことは、もうどうでもよくなってきていたので、2ヶ月以上、ほったらかしにしてしまった。やっと見た。

立上がりは一瞬大宮が押し込んだけど、柏が次第にペースを掴んで、優勢になった。柏の方が選手の連携やボールの動かし方のアイディアで上回っていたし、フランサを軸に、決定的な形に持ち込む場面も多かったが、大宮のバックラインは手堅かったし、シュートのコースをうまく限定することも出来ていた感じで、シュートの大半は江角の正面。際どいシュートも、江角がいい反応で処理していた。
大宮の攻撃はラファエルが目立っていたが、それ以外の選手がうまく彼をサポート出来なくて、いい形をあんまり作れていなかった。まあ、大宮は引分けでも残留が決まるから、0-0でも充分という腹があったと思うし、そういう意味で、無理をしなかったのかも知れない。
後半も時間が進むにつれて、柏の優勢がどんどん強まっていったが、その逆手を取るように29分にカウンターから、大宮の橋本の先制ゴールが決まる。青木→石原→橋本とつないでのゴールで、ある意味、張外龍体制を象徴するような形だったから、これが張外龍の今季の続投を後押しした可能性はあるかも知れないな。
31分にフランサの技有りの同点ゴールが決まって、また振り出しに戻ったものの、時間的に引分け決着は見え始めていたし、大宮はそれほど特別なことをしなくても、逃げ切れる目処は立っていたと思う。柏もよく攻めたけれども、結局決定打が出ないままだった。引分け終了で大宮がJ1残留を確定させ、柏はJ2降格が決定。

奮闘した大宮のバックラインは波戸、片岡、マト、冨田で、今季も居るのはマトだけだ。今季加入した選手個々のレベルは、このメンツよりは上がってるんだろうけど、まあ、全然別のチームと考えるべきだろうな。それにしても、トミダイはあんな状況だったのに、この試合でも見事な働きぶりだったのは立派。神戸でも頑張って、大宮を見返してやった欲しい。
柏は、これだけの試合が出来たのになんで?、という感じだが、年間通しては出来なかったということなんだろうな。あとはやっぱり、攻撃面のフランサへの依存度が高過ぎるんだろうな。それは大宮の主税への依存度が高いのとよく似ていると思う。
(2010.2.11)

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J1リーグ第32節山形対大宮

2009.11.21(土) 14時 NDソフトスタジアム

BS-TBSの生中継を見た。

スタートから大宮が押しまくる展開ながら、主税・ラファエルの居ない大宮は、やっぱり意外性のある展開を作れず、地道に守る山形を崩し切れない。解説の金田喜稔は、二人を先発させなかった(ベンチには居て、後半途中から出て来た)ことを訝しがってたが、その通りだと思う。仮に本当に体調不良だったとしても、むしろ先発させて途中で下げる形の方がよかったんじゃないのかな。そういう状況の試合だったと思う。
山形の試合運びは、守備は粘るものの、攻撃に関しては、前に出して行くパスの大半が、ノープレッシャーでもミスになるような有様だったし、積極的に攻めて行こうという意思もあんまり感じられなかった。残りカードを考えれば、山形もまだ引分けでOKと言える状況にはなくて、この大宮戦に勝っておくのが1部残留への一番の近道だったと思うんだが、負けられないという意識の強さが裏目に出たか。相手がこんな状態だったんだから、なおさら大宮は勝たなきゃいけない試合だったし、それには早め早めに仕掛けていくのが有効だったんじゃないかと思ったが。

前半は、双方、本当に決定的な場面は1回しかなかった気がする。半ばの宮沢の直接FKを江角がファインセーブした山形の決定機、その後、波戸が攻め上がって、ヒールで土岐田へ流し、そのクロスを石原がシュートしてGK清水が何とか押さえ込んだ大宮の決定機。
後半になると、さすがに双方の攻撃の意識が上がった感じで、ゴール前での場面やシュートは増えたけど、前半の双方の決定機以上に惜しい場面は、結局なかったような気がする。当然のように、そのままスコアレスドローで終った。

前節の大宮対広島に比べれば、まだ攻撃的な場面のある試合だったが、ミスは多かったし(雨や寒さの影響はあったんだろうと思う)、いい試合だったとは思えない。こんな調子でやってたら、大宮は次は柏に負けるぞ(もっとも、そう思ってても、こういう試合ではなぜか負けない大宮だけどね)。それでも最終節に柏が川崎に負ければ1部残留だが。こんなボロボロの試合を続けていても。

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J1リーグ第31節大宮対広島

2009.11.8(日) 18時半 NACK5スタジアム大宮

攻勢に出て来ると思っていた広島が、なぜか引き気味に構えてきて、当然のように大宮は攻めあぐむ。もしかすると、広島はそれが狙いだったのかも知れないが、布陣を組み替えて攻勢に出ようとするところで、パスミス、連携ミスを多発させて大宮の逆襲を許し、またひきこもる繰返しを見ていると、広島はやれもしない難しいことをやろうとして、墓穴を掘ってるようにしか見えなかった。しかも双方ミスは多いし、それをきっかけにしたみっともないファールも多発。不毛な前半45分だった。
後半も大して雰囲気は変わらなかったが、半ばに金澤が2回目の警告で退場して、優勢だった大宮が引きこもり、広島がそれを崩せない展開に一変した。一変したけど、不毛な状態は変わらないまま。そのまま85分が過ぎて、スコアレスドローをほぼ確信した矢先、広島は、森脇のオーバーラップが初めて効果を上げて、右から入ったクロスに寿人が合わせる(もしかして、この日初めての広島のきわどいシュートじゃなかった?)。でも、ポストに跳ね返り、やっぱりか、と思ったが、広島の攻勢は続き、一旦クリアされた所からゴール前に入れ直されたボールを服部が落として槙野が蹴り込み広島が先制。大宮はマトを前線に上げて、ゴール前放り込み大会で同点を狙ったものの実らず、そのまま終了。

少なくとも85分までは、今年観戦した中で最悪のクソ試合だったと思う。双方のチームがここまでヒドイ試合は、そうそうない。大宮はともかく、こんな試合内容の広島がリーグで上位に居るのは信じ難い。ストヤノフは居なかったけど、それ以外は一通りメンバーも揃っていたようなのに。成績を見る限り、このチームの出来不出来の波が大きいのは確かなようだけど。
大宮も、あまりにも無策だったけれども、別に今日に始まったことじゃないしな。
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天皇杯3回戦 大宮対仙台

2009.10.31(土) 15:00 NACK5スタジアム大宮

仙台を生で見たのは、2004年のJ2で見て以来、5年ぶり。昔と変わらん応援が懐かしかった。

試合前から、大宮のメンバーから主税が欠けてるのを見て、やばいんじゃないのという気はした。大宮には主税以外に攻撃を組立てられる選手が居らんもの。こないだの浦和戦も、結局、チャンスを作っていたのは全部主税のパスだったので、なおさらそう思った。

試合が始まってみると、立上がり仙台のディフェンスがバタバタしてたから、大宮が先制するのは時間の問題かなという気がしたが、決め切れなかった。ラファエル、ドゥドゥ、石原、内田の4人が、頻繁にポジションを替えながら攻めて、仙台のディフェンスを撹乱してた感じだったけど、やっぱり、主税の意外性のあるパスが絡まないと、本当に決定的な場面はなかなか作れない。
仙台も、速いパスをつないで綺麗に形は作るものの、一人一人がちょっと小粒な感じだし、決定機を確実に物にするFWも居ないようで、ちょっと厳しいかな、という雰囲気だったけど、前半半ばに片岡のファールで得たFKから、ゴール前で粘って繋いで、中島が押し込んで先制。
それでも大宮は、内田が左サイドから仕掛けて、ペナルティ内で倒されPKを貰い、マトが決めて追いつく。
後半も大宮が優勢で決定機は作るものの決め切れない。大宮は、どこかで市川を入れて、攻撃的にシフトしてくるんじゃないかなと思ってたんだけど、張外龍は動かないままで、90分決着にこだわってなかったように思えた。で、延長。
延長前半10分くらい、大宮ゴールの斜め前でハヤトがファールを犯して仙台の直接FK。江角の守り方がちょっと変だな、ファーを狙われたら入っちゃうんじゃないかな、となんとなく思ってたら、本当にリャンにファーを狙われて入っちゃった(^^;。仙台が勝ち越し。
でも、仙台のディフェンスは、そんなに堅く見えないし、追いついてPK戦てとこじゃないか、と思ってたが、エリゼウが大活躍で、大宮のマト並みだった。マトほど存在感はないのに、読みがいいというか、鉄壁だった。で、仙台の逃切り勝ち。

大宮は、主税が居ればだいぶ違っただろうと思うけど、このメンバーでは仙台と互角に近いレベルだったということだな。あと、軽々しくファールを犯し過ぎたという印象。日頃、割と見逃してもらえてるプレーをきっちりファールを取られてた印象。主審の西村がきっちり取る傾向なのは、試合の最初から見えていたんだから、対処のしようはあったと思うんだけどね。仙台はPK以外は割とうまく対処してたと思う。
もっとも、日頃から競り合った時に汚いプレーが目立つ石原とかは、常にそういうリスクはあるわけで、そういう意味では自業自得。もっとも、土岐田や片岡があんまりきれいじゃないのは、本来のポジションじゃない所で起用されていて、気の毒な面もあるとは思っている。どっちかというと、そんな起用をする監督や、人材の居ないポジションにちゃんと補強しないフロントの問題だと思う。まあ、それでも、チームとしては自業自得なわけだけど。

でも、これで張外龍を見切りやすくなるんじゃないかな。それは、チームにとっては、いいことだと思う。
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J1リーグ第30節浦和対大宮

2009.10.25(日) 15時 埼玉スタジアム2002

入手したチケットがビジターじゃないA席だったんで、浦和側のゴール裏の上の方で見てた。近頃、浦和ホームのさいたまダービーになると、大宮のゴール裏は、狭い中で視界が限られるのに、立上がりたがる人数が増えて鬱陶しい。浦和側の方が空いててのんびり見れそうだったから(もちろん南側スタンドの話)、ちょうど良かった。実際、広々してて快適に見れたし、大宮のゴール裏は遠目に込み合っていて、あんな中には行きたくない状態のようだったから、狙い通りだった。

試合は、開始3分にいきなりラファエルが、浦和のバックラインの裏でロングボールを受けてGK山岸と1対1。おいおい、と思ったが、ここは山岸がセーブ。でも、浦和のディフェンスは学習能力がないみたいで、16分に全く同じような形になり、さすがに2度目はラファエルがきっちり決めて、大宮が先制。
浦和は攻撃は全く噛み合わないし、ディフェンスはラファエルに振り回され放しで、酷い出来。ストレスが溜ったのか、ポンテがラフプレーで前半半ばと終盤に警告を貰い、40分で退場。ポンテ自身、決していい出来じゃなかったし、水曜の名古屋みたいに、退場者が出たことで、割り切って得点出来ることもあるから、流れが変わる可能性もあるかもな、と思ったけど、特にそういう気配もないまま前半終了。
後半も開始早々にロングボールからラファエルという場面があり、トゥーリオをかわしてシュートまで持ち込んだが、これも山岸がブロック。しかし10分にも、ラファエルが坪井と1対1になり、軽く抜き去って山岸と1対1になり、今度は決めて2対0。
その後も、大宮は度々追加点機を掴んだが、山岸は頑張っていたし、ラファエルからパスを貰った石原が外し倒すなどして、なかなか物にならない。でも浦和は決定機自体がほとんど作れない有様。
89分に主税から出たボールを、途中出場の青木を経由して受けた石原がようやく決めて駄目押し。3-0で大宮の完勝。

大宮が良かったというより、浦和のダメっぷりが凄かった。今年前半、あれだけの試合をしてたチームが、どうやったらここまでボロボロになれるんだか不思議。
大宮も大勝したとはいえ、良かったのはラファエルくらいじゃないかと思ってたが、ラファエルへのパスは大半が主税から出ていたことが後で分かり(中盤の底からのロングボールで、ハヤトや慎から出たのかなと、漠然と思っていたのも、主税だったらしい)、やっぱり主税かと思った。ハヤトも、今年はずっとそうだけど、一皮剥けたのかなという感じは、出てはいたかな。ただ、まともなチームが相手なら、ラファエルだってあそこまで自由にプレー出来ないはず。浦和以上に大宮の方こそ、監督を替えなきゃいけないんじゃないかと思ってるが、こういう勝ち方をしちまうと、そういうのが飛んでしまうよな。
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(2009.10.26)

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J1リーグ第29節大宮対川崎

2009.10.17(土) 15時 埼玉スタジアム2002

テレビ埼玉の録画中継を録画したのを、浦和戦前に見た。

大宮はラファエル、市川、石原を先発させてたから、性懲りもなくまた石原をサイドで使うのか、アホだな、と思ったけど、この試合は3トップで、川崎も4-3-3だからちょうど噛み合った感じになってたみたい。
双方が攻撃的な布陣で攻め合ったので、動きの多い試合になった。いきなりテセが江角と絡んでPK(微妙な感じだったが)。でも、この辺までは中継をリアルタイムでも見ていたが、ゴール前の江角の存在感は大したもんで、全然入りそうな気がしなかった。実際、ジュニーニョが蹴るが、ポスト直撃で決まらない。しかし、29分にケンゴのパスで右サイドを抜け出し、角度のない所から、飛出してきた江角の頭上を越える技有りループを決めて汚名挽回。
38分には混戦の中でテセがこけて、これもPK。正直、これも取らなくていいPKだったと思うが、テセが蹴って江角が止めたので、問題ないか(^_^;)。
大宮は攻めてはいるものの、ラファエル以外のFWのレベルが、川崎のジュニーニョ以外のFWと違い過ぎる感有り。あと得点感覚という点ではMFも見劣りするわけで。
それでも前半ロスタイムに石原がゴール前に走り込んで潰されPK。しかし、これもほんとはポイントはペナルティの外だった(^_^;)。経験の浅い主審だから、しょうがない面もあっただろうがPK出し過ぎ。とはいえ、マトが決めて同点。でも、すぐに逆襲を食らい、テセに汚名挽回のゴールを決められ1対2で折返し。

後半は大宮がいい形をいくつか作ったが決められないまま、18分にカウンターからテセが、マトに競り勝ってミドルを叩き込んで1対3。大宮はロスタイムにまた石原がPKを貰い(これはこの日のPKの中で一番まともだったと思う)1点差にしたが、そこまで。

川崎と正面から撃ち合って、露骨に力の差が出た試合だったと思う。実態としては、点差以上の差があったと思うよ。
(2009.10.25)

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天皇杯2回戦 ソニー仙台対大宮

2009.10.11(土) 13時 秋田市八橋運動公園陸上競技場 晴のち曇
観客 681人 主審 村上伸次 副審 佐藤秀明、中原美智雄

 ソニー仙台 2(0-2)4 大宮アルディージャ 
        (2−2)

 得点 20分 大宮・市川
    22分 大宮・ドゥドゥ
    72分 大宮・市川
    82分 大宮・マト
    85分 ソニー・町田
    86分 ソニー・大久保

 ソニー 金子(GK)、橋本、谷地、比嘉、天羽、
    瀬田、今田、花渕(76分村田)、大瀧、
    町田(85分本多)、澤口(57分大久保)
 大宮 江角(GK)、土岐田、冨田、マト、波戸、
    金澤、橋本、ドゥドゥ(74分青木)、
    パク・ウォンジェ(45分藤本)、市川、ラファエル(63分石原)

見ていない試合。記録を書いておく。
(2010.2.14)

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J1リーグ第28節大阪対大宮

2009.10.4(日) 15時 万博

JSPORTSの録画中継を録画したのを、浦和戦前にやっと見た。

大宮が大敗したことしか覚えてなかったので、先にぼこんと失点して、見込みもないのに点を取りに行かざるを得なくなり、守備が崩壊して大量失点という、大宮の典型的な負けパターンかと思ってたが違った。
ガンバはやっぱり苦手意識があるのか、慎重な入り方だったから、大宮の速攻はあんまり機能してなかったが、そのかわり、普通に対等に試合が出来てた印象。左サイドのパクが効いてた感じでチャンスをいくつか作り、前半半ばくらいに、ハヤトのFKに対して、ガンバがオフサイドトラップを掛け損い、久々出場のトミダイがゴール前でフリーでボールを受けてシュート。決まって先制し、以降は手堅い守りでガンバに形を作らせず、1対0で折返しで、ここまではむしろ、典型的な大宮の勝ちパターンという感じだった。

それをひっくり返したのはペドロ・ジュニオールだったみたいだ。確かガンバには完全移籍だから、新潟にレンタルした時みたいに、大宮戦は出場させないという条件は付けられなかったんだろうな。細かい移籍の経緯は知らないけど、強欲?(^_^;)が身を滅ぼしたのかな。
後半5分、大宮のCKのクリアからカウンターが掛かり、二川からペドロがフリーで受けて同点ゴール。7分にはペドロ→ルーカス→二川と渡って、橋本に押し込まれて逆転。こうなっちゃうと、もう大宮は何も出来ない負けパターン。78分に遠藤のCKから山口に決められ、スコアを覚えてなかったから、それで終わったような気がしてたら、さらに88分にカウンターから山崎に決められた。1対4の大宮の惨敗だった。
(2009.10.24)

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J1リーグ第27節京都対大宮

2009.9.26(土) 18時 西京極

JSPORTSの録画中継を録画で見た。

序盤は双方決め手を欠く展開に見えたが、開始12分に、ラファエルからパクが受けて左サイドを上がり、ゴール前へクロス。京都DFがゴール前を横切るボールを見送ると、逆サイドで石原が待ち構えていて押し込み先制。石原がよく詰めていたのは確かだが、京都のディフェンスの対応がちょっと。
さらに19分にラファエルが左サイドから入れたボールにゴール前で主税が合わせて2点目。ここも京都のディフェンスは主税に対してノープレッシャー。
京都もそれなりに攻めるが、組立てにミスが出て、ゴール前での好機まで行かない。大宮はラファエルが自由にプレー出来ているし、京都のゴール前の守備が緩いので、チャンスが次々作れる状態。
後半8分、パクからボールを受けたラファエルが、個人技でDFをかわして流し込み決定的な3点目。以降も大宮の決定機はたびたびあったが、さすがに京都の守備が手堅くなり、それ以降は追加点は入らず。一方で、後半は京都もそれなりにゴール前にボールが入り始めたが、江角がゴールを死守。それでも 28分にディエゴのCKから柳沢に合わせられて1失点したものの、そこまで。3-1で大宮の勝利。

早い時間に相手チームの守備の乱れを突いて先制という、今年の大宮の勝ちパターンの試合だったと思う。相手のミスを突く抜け目なさ、先制しちまえば、手堅く守りきれる守備力というのが今年の大宮の売りだよな、やっぱり。一方で先制されちまうと、てんで駄目という裏の顔もあるわけで、それが次のガンバ戦ということなのかな? まだスコアくらいしか見ていないが。

それにしても、ラファエルが大活躍だったな。
(2009.10.8)

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