鳥獣戯画がやって来た!
東京ミッドタウンに出来たサントリー美術館の開館記念特別展。鳥獣戯画の絵巻の一挙展示という趣旨の展覧会。
ただし、絵巻は一部しか開いておらず、会期中に開く位置を変えていくらしいんだけど、今日時点ではどの絵巻も肝心な所が開いてなかった印象。ポスターに載っている有名な相撲の場面も出てなかった。さらに展示の一部は、今月半ば以降にならないと出て来ないらしく、なんだよ、それ、という感じ。もっとも、開いている所を見た限りでは、仮に肝心な所が開いていたとしても、それほど大したもんなのかな、という気もしたが。
ただ、鳥獣戯画の影響を受けているというだけのかなり強引な理由で、同時に展示されていた絵巻の数々に(多分、鳥獣戯画だけでは展示内容が少な過ぎて、展覧会が成り立たなかったんだと思う)、かなりキレたものが多くて、単純に面白かったので、それなりに楽しめたかな、とは思う。
屁コキ合戦とか、ここには書くことをはばかられるナントカ比べとか、雀が出家して諸国漫遊しちまう話とか、まるっきり少女マンガなやつとか。最後のやつなんか、日本人のこういうものへの嗜好って、少なくとも室町時代から、そんなに変ってないらしいと、しみじみ思った、
同行者のご招待で、入場料を払わずに入ったこともあり、最終的には、まあいいか、という気はした(^^;。
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