JFL第30節武蔵野対松江

2020.11.29(日) 13時 武蔵野市陸上競技場
観客 872人 主審 山下良美

 東京武蔵野シティ 0(0−0)0 松江シティ
           (1−0)

 得点 90分 武蔵野・石原

JFL最終節。今季JFL昇格の松江シティを見るのは初めてだった。

松江は、ビルドアップの意図が感じられる試合運びで優勢に展開し、前半の前半は大半の時間を押し込んでいたが、シュートまではなかなか行けずにいた。
前半の後半になると、リアクション主体の武蔵野が反撃を始め、こちらは速い展開でゴール前まで持ち込んで、シュートを打つ場面も作った。一方で、武蔵野が前がかり始めた影響で、松江もシュートを打てるようになり、オープンな気配になってきたが、どちらも決めきれない。松江は36分にPKを得たが、GKのセーブに遭って決まらず。スコアレスで折り返し。

後半は松江が引き締め直して、ビルドアップ主体の手堅いサッカーに戻した印象。松江優勢の時間帯が続き、決定機も何度か作った。しかし、どうしても決められない。
そして武蔵野が、試合終了目前にCKを得て、ゴール前に放り込んだボールが混戦になった所で、石原が押し込み決勝点。

ホームでの最終節の試合で、終了寸前にキャプテンが決勝点を決めるなんて、出来過ぎな感じもする>武蔵野。
松江は内容的には勝っていたと思うが、武蔵野GKの本田に、決定的なシュートをPK含めて3本くらいセーブされていたかな。そう考えると、本田に負けたのかな、という気もする。

今年のJFL観戦は2試合で終了。観戦数自体は例年並みというところだけど、COVID19の影響で、今年は例年の半分しか試合がなかったんだから、よく行った部類かな。来年は通常通りに開催出来るのか、どうか。

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試合終了後の最終戦セレモニー。岩田・望月両選手の引退セレモニーもあった。
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JFL第27節武蔵野対奈良

2020.11.8(日) 13時 武蔵野市陸上競技場
観客 731人 主審 原田雅士

 東京武蔵野シティ 2(1−0)1 奈良クラブ
           (1−1)

 得点 35分 武蔵野・後藤
    55分 奈良・島田
    72分 武蔵野・後藤

今年最初で、多分最後のJFL観戦。もっとも近年は、元々、年に1、2試合しか見てないし、見なかった年もあるくらいだから、COVID19の影響は関係ないかな。

開始からしばらくの間は、奈良が一方的に攻めていた。全ての面で奈良が上回っている印象で、武蔵野は引きこもって、守るしかないような感じ。
しかし、10分過ぎにカウンターから初めてのシュートを打ったあたりから、風向きが変わり始めた。相変わらず奈良がボールを持つ時間が長いものの、武蔵野のカウンター攻撃がはまり始め、人の壁に阻まれて有効なシュートを打てない奈良よりも、得点の可能性が見えてきた。
22分に奈良は、CKからクロスバーに当たる惜しいシュートを放ったが決まらず。35分に武蔵野が、後方からの縦一本で抜け出した後藤が決めて先制。1対0で折り返し。
後半も似たような展開で試合は進んだ。奈良の方が押し気味なのは相変わらず。10分にはゴール前の放り込みから、島田が流し込んで同点。地力の差か、という気もしたのだけど、その後、奈良は攻勢を強めたから、後ろは割と手薄。そこを狙って、武蔵野が放り込んでくるボールへの対処が、いまひとつ心許ない感じ。そして27分にはとうとう、ディフェンスの甘いクリアを、武蔵野の後藤が拾って、この日2点目の勝ち越し弾。
そのリードを守りきって、武蔵野が勝った。

奈良は試合開始前に、カウンター注意みたいなことを、監督がしきりに言ってるのが聞こえたから、やっぱりその辺に弱点があるのかもしれない。武蔵野がそこをうまく突いたという感じかな。ディフェンスの粘りと、はしっこいFWで勝った試合だったと思う。
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JFL第16節鈴鹿対滋賀

2019.7.21(日) 15時 AGF鈴鹿陸上競技塲
観客 444人 主審 山口大輔

 鈴鹿アンリミテッド 3(2−0)3 MIOびわこ滋賀
            (1−3)

 得点 13分 鈴鹿・エフライン
    15分 鈴鹿・佐藤和
    52分 滋賀・坂本(PK)
    78分 滋賀・坂本
    87分 鈴鹿・小西
    90+3分 滋賀・浦島

初めて行ったAGF鈴鹿。鈴鹿であれば、どっちかというと、昔、グランパスが試合をやったことがある三交鈴鹿の方へ行きたかったんだが、鈴鹿アンリミテッドはこちらでの開催試合があまりないので、とりあえず。

鈴鹿はボールを大きく動かし、華々しく攻めたが、競合いに強くて、チーム全体に一体感のある滋賀が、序盤、地道に主導権を握りかけた。それでも先制は鈴鹿で、13分に全の右からの速いクロスをエフラインが合わせてゴール。2分後には自ゴール前のCKのクリアからのカウンターで藤沢が抜け出し、最後は佐藤和につないで追加点。立て続けのゴールで2対0。
その後も、どちらかといえば滋賀が優勢で試合が進んだが、シュートを枠に飛ばしきれずに、そのままのスコアで前半終了。しかし、後半も滋賀優勢の流れは変わらず、7分についに、園部が右からペナルティに進入しようとしたところで、鈴鹿DFと交錯して倒れPK。坂本が決めて1点差。
鈴鹿も、ピッチを広く使った展開から、時折シュートまで持ち込んでいたが、なかなか追加点にならず、試合を決められずにいるうち、33分に滋賀が、右サイドから園部がクロスを入れ、坂本が決めて同点。
試合は終盤に入り、85分過ぎ、ついに鈴鹿が小口のクロスから小西が追加点を決め、再度勝ち越し。
しかし、ロスタイムも終りかけた所で、バックラインからの放り込みから、浦島のゴールが決まり同点。

鈴鹿は5月に武蔵野でも見た。あの時と、選手の顔触れなど、少し違う所もあったようだけど、エフラインや藤沢が目立つ、華々しい攻撃的なスタイルのサッカーだったのは同じだった。ただ、見ていて愉しいんだけれど、競合いの弱さや、細やかさが少したりない感じで、こういう試合運びだと、勝ち点を着実に積み上げていくのは難しいんじゃないかな、という気がする。サポはしんどそうだね、と思う。
滋賀は、もうちょっとシュートに確実性があれば、という感じだった。でもチームとしてのまとまりはあるみたい。
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JFL第8節武蔵野対鈴鹿

2019.5.19(日) 13時 武蔵野市陸上競技塲
観客 1790人 主審 鈴木渓

 東京武蔵野シティ 4(1−1)1 鈴鹿アンリミテッド
           (3−0)

 得点 29分 武蔵野・石原
    35分 鈴鹿・エフライン
    49分 武蔵野・木下(FK直接)
    58分 武蔵野・大竹
    66分 武蔵野・石原

今年初めてのJFL観戦。

武蔵野陸上に見慣れないスコアボードや看板が立っていて、あれれ?と思った。去年、6月に宮崎戦を見に来た時にはなかったようだから、今年から出来たらしい。設備が改善されたのは確かだけれども、Jリーグ入りを目指すと言ってるチームのホームスタジアムにしては、現時点での新設でこれ?、という感は否めない。まあ、チームも武蔵野市も、このスタジアムでJリーグとは、全く考えてないだろうけれど。

鈴鹿は今季JFL昇格のチームで、初めて見た。
だいぶ攻撃的な試合運びで、どんどんゴール前へボールを入れていき、積極的にシュートを撃っていた。巧い選手が多く、出足は早いし、一対一にも強いので、試合は鈴鹿が支配する形。それにしてもスカスカ抜かれる武蔵野も、ちょっと寄せが甘過ぎるんじゃないだろうかと思ったが。
そういうわけで、開始直後から、武蔵野は何度も鈴鹿に決定的なシュートを撃たれたが、GK飯塚の好セーブ連発もあって、ゴールを割らせなかった。そして29分には、相手ゴール前でうやむやに繋がったボールを、石原が決めて、先制しちゃった。
しかしその後も鈴鹿の優勢は変わらず、35分には左サイドから崩して、前線で存在感ありありだったエフラインが、ゴールを決めて同点。そのまま前半終了。
後半、武蔵野は抜かれまくりだった右サイドの選手を入れ替え。その影響かどうかは分からないけど、立ち上がりは武蔵野が攻勢。鈴鹿のファールでゴール右斜め手前で得た直接FKを、木下が直接決めて勝ち越し。それでもそこから鈴鹿は勢いを取り戻して攻めたが、58分に武蔵野のカウンターから、大竹が鮮やかなミドルシュートを決めて3対1。これで鈴鹿はちょっとがっくり来た感じ。
さらに、武蔵野ゴール前で鈴鹿のセットプレーのクリアボールから、武蔵野がカウンターで4点目を決めて追い打ち。その後は人数を掛けた守備で無失点に抑え、武蔵野が大勝。

試合内容からは考えにくい結果だった。武蔵野が効率的な試合をした、という感じ。GKが好守を見せて、点取り屋がきっちり得点して、スーパーなゴールも生まれて。
鈴鹿は立ち上がりからあんまり簡単に崩せたもので、攻撃に気持ちが行きすぎて、守備で後手を踏んで粘れなかった部分はあったかもしれない。まあ、シュートがポストに蹴られたり、運もなかったかな、という気がする。
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ちなみに、去年の宮崎戦のスコアボードなどはこちらで。

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JFL2ndステージ第12節武蔵野対HONDA

2018.10.27(土) 13時 味の素フィールド西が丘
観客 644人 主審 矢野浩平

 東京武蔵野シティ 1(1−1)2 HONDA
           (0−1)

 得点 14分 武蔵野・石原
    40分 HONDA・古橋
    51分 HONDA・大町

HONDAを見たのは結構久々な気がする。
首位独走中のHONDAに対し、武蔵野は5バック気味の引いた布陣。これがうまくはまって、HONDAに押し込まれながらも決定的な形はほぼ作らせない。14分には低い位置でのパスカットから、1トップの石原へロングボール。石原はスピードでDFに競り勝ち、シュートを決めて武蔵野が先制。武蔵野の計算通りと思える試合展開。このあとも1-2回あった似たようなチャンスを物に出来ていれば、というところだったけど、追加点が取れないまま推移してるうち、遅攻気味だったHONDAがペースを上げてきた。30分頃からHONDAは武蔵野ゴール近くでのプレーが増え、40分にはCKの流れから古橋(まだやっていたのか(^^;))が決めて同点。前半は1-1で折り返し。

後半も立ち上がりはHONDAペース。5分にCKからのこぼれ球を、大町が押し込んで逆転。
しかし、これで守備的な試合運びを捨てざるを得なくなった武蔵野が、速攻主体の攻勢に出たことで、結構拮抗した試合になった。巧さでは明らかにHONDAが上で、じっくり崩しにかかってくるが、HONDAのちょっとした綻びからボールを奪って、武蔵野が仕掛ける速攻も結構迫力があった。武蔵野は最初からこういう試合運びでも、それなりにいい試合を出来たのでは、という気もする。
結果としては、その後は双方得点が入らず、HONDAが競り勝った形になった。勝ち点を見る限り、2ndステージもほぼHONDAの優勝が決まった感じかな。(翌日の他会場の結果により、2ndステージ、及び、通年の優勝が決定)

武蔵野も選手の個人的なスキルでは、HONDAにそんなに劣ってはいない気がするが、選手同士の意思疎通や完成度というあたりで、HONDAの方がチームとして上回っているのかな、と思った試合だった。
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JFL2ndステージ第8節マルヤス対流経大

2018.9.16(日) 15時 名古屋市港サッカー場
観客 219人

 FCマルヤス岡崎 3(1−0)0 流経大ドラゴンズ龍ヶ崎
           (2−0)

 得点 34分 流経大・山口(PK)
    44分 流経大・河西
    51分 マルヤス・盛礼良

港サッカー場は、昔、グランパスがJリーグの試合をしたこともあるし、近年は天皇杯で試合をしてるサッカー場なので、一度行ってみたかった。天皇杯は水曜夜ばかりなので行けてなかったが、マルヤスのおかげでやっと機会が出来た。

両チームともリーグの底辺の方の順位で、降格からの生残りをかけた必死な試合なはずなんだけど、少ない観客、血走らないのどかなスタンドという、昔ながらのJFLテイストだった。やっぱり、せめてJFLには、こうであって欲しいなと。

試合は、序盤はマルヤスが一枚上手のスキルを感じさせる運びで、やや優位に見えたが、流経大の出足の良さ、運動量の多さが次第にマルヤスを追い込んで行った感じ。流経大はマイボールにしてから、ゴール前まで攻め込むのが速い、カウンター主体のサッカーで、マルヤスは後手を踏みがちだった。
そして、30分過ぎにペナルティ内に走り込んだ流経大の山口を、マルヤスDFが引っかけてしまいPK。これが決まって流経大が先制。
前半終盤には流経大・河西のドリブルをマルヤスが止められず、シュートに持ち込まれ、決まって流経大2点リードで折り返し。
しかし後半のマルヤスは、ある程度、立て直しに成功した。元々前半もチャンスが全くなかったわけではなかったのだけど、後半序盤に左サイドでの小野の粘りから、寺尾→モレイラと渡って、モレイラのゴールで1点差。さらにFWを入れ替えて、ゴール前でいい場面を作れる頻度が上がった。
ただ、流経大の攻撃の勢いも鈍ることはなく、マルヤスは主導権を握りきれなかった。動きが多くて、ややダルかった前半に比べて、試合内容は面白い後半だったが、結果としては、マルヤスを1得点に抑え込んだ流経大が、前半のリードを守って勝ちきった。
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港サッカー場外観。あおなみ線野跡駅のすぐそばで、行きやすくて良かった。
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JFL1stステージ第14節武蔵野対宮崎

2018.6.24(日) 13時 武蔵野市陸上競技場
観客 834人

 東京武蔵野シティ 3(1−0)0 テゲバジャーロ宮崎
           (2−0)

 得点 44分 武蔵野・本田
    73分 武蔵野・小林
    90+3分 武蔵野・鈴木

今季JFL初昇格のテゲバジャーロ宮崎は初見。それにしても、なんでこんなに覚えにくくて言いにくいチーム名にしたんだろうか。

宮崎は最下位に沈んでいるチームだけあって、さすがにひどく慎重な試合ぶり。バックラインでボールを回し続けて、なかなか前へ入れていかない。それに対して武蔵野も、前が全然突っ掛けて行かないので、試合がなかなか動かなかった。
なぜ武蔵野もあそこまで慎重な試合運びだったのか、よくわからない。初対戦で相手が何をやってくるか分からない状況で、慎重になるのは当たり前としても、前半半ばくらいには相手の力量もある程度見えてきたと思うんだが、武蔵野は最後まで守備的なサッカーを続けた。まあ、勝てばいいんだから、間違いではないだろうけど、武蔵野の声のでかいサポ連中が焦れてくる気分は、よくわかった。
宮崎は、それだけ慎重に試合を進めたにもかかわらず、前半のしまいぎわに、ゴール前でGKとDFの連携が乱れて守備に穴を作ってしまい、武蔵野の本田のゴールを許した。
後半、宮崎はリードされた状態だから、もう少し積極的に仕掛けてくるかなと思ったが、そうでもなかった。結局、30分ちょい前に武蔵野が、左サイドからの本田のバスを受けた小林がシュートを決めて突き放し、終了間際にはカウンターで鈴木がとどめの3点目を決め、武蔵野の大勝。

まあ、結果的に3対0で勝ったんだから、何も言うことはないか>武蔵野。どういう相手でも、守備的に慎重に戦うというのが、今年のチームスタイルなのかもしれないし。3月に見た奈良クラブ戦も、守備的な(というか、あの試合は押し込まれ気味に思えたけれど)試合運びから、カウンターで得点を重ねた試合だったし。
宮崎は、慎重に試合を進めていても、すぐにミスが出てボールを失う展開が続いた。中央に田中英雄、米田兼一郎と経験豊富な選手を置いていたけれど、そこにすら、なかなかいい形でボールが届かないので、試合をうまく作れていなかった(その辺が、武蔵野が守備的に来た狙いだったのかもしれないが)。今年のリーグ戦は、かなり厳しいんじゃないのかな。
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JFL1stステージ第4節武蔵野対奈良

2018.3.31(土) 13時 武蔵野市陸上競技場
観客 1413人

 東京武蔵野シティ 4(0−0)1 奈良クラブ
           (4−1)

 得点 46分 武蔵野・石原
    54分 武蔵野・内山
    81分 武蔵野・鈴木
    83分 奈良・曽我部
    90+1分 武蔵野・高

今年初めてのJFL観戦。武蔵野陸上来たのは3年ぶりくらいだったが、特にスタジアムに変化は感じなかった。

奈良クラブは初見のチーム。武蔵野も、去年1試合見てるとはいえ、馴染みのある選手は3人くらいで、もはや特に親近感はない。でも、新監督が池上なのに気付いてからは、ちょっと親しみを感じたかもしれない。

立ち上がりは、奈良クラブが様子を見ていた感じだったが、次第に攻撃的にシフトして、選手が前へ上がり始め、パスを細かく繋いで武蔵野を揺さぶった。守勢の武蔵野は、岩田が中盤で攻撃の起点になろうとしてたが生かせず、前半の終盤は奈良のパスサッカーに押し込まれる一方。前半終了間際には、奈良が続けて決定的な場面を作ったが、武蔵野が人数をかけた守備で持ちこたえ、スコアレスで後半へ。

後半から武蔵野は石原を投入。開始1分に、ロングスローからのゴール前のこぼれ球に、その石原が反応して武蔵野が先制点。これは奈良としては事故感もあるゴールだっただろうから、そんなにダメージはなかったかな。でも、次の失点は痛かったと思う。10分に石原がスピードで抜け出し、奈良のDFとの競り合いに勝って、ゴール前へ入れたボールを内山が決めて2対0。
その後、奈良が攻勢に出て武蔵野を押し込んだが、焦りも感じられて、今一つ迫力がない。奈良に得点がないまま、逆に80分に武蔵野が、石原が左サイドから攻め込み、ゴール前フリーの途中出場の鈴木にボールが渡って、とどめっぽい3点目。
その後、奈良は1点返したが(副審がオフサイドの旗を上げたが、主審が取り消して、ゴチャゴチャしてるドサクサに押し込んだもの)、勢いに乗ることはなく、ロスタイムには鈴木のアシストで高が得点して武蔵野が4点目。武蔵野が4対1の完勝。

前半を見た限りでは、奈良クラブのパスサッカーの方が見ていて面白かったし、スキルの高い選手も多いように思えたが、後半の武蔵野は、FWにボールを渡してFWがとにかく頑張るという、シンプルな攻撃を徹底したことで、活路が開けたという印象。後半開始早々のゴールから、全てがいい方向に転がり始めた。後半開始からの石原と、半ばからの鈴木の投入が当たったわけで、新監督、なかなかやるね、という感じ?
奈良クラブの、パスは回るけどシュートまでなかなかいけない、点が入らない、しかもディフェンスが脆いという試合運びは、グランパスでとても既視感がある…、と思って帰ったが、夜のグランパスの試合もそんなような展開で、トホホ(^^;)
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JFL2ndステージ第9節武蔵野対ホンダロック

2017.9.24(日) 15時 味の素フィールド西が丘
観客 895人 主審 藤田優

 東京武蔵野シティ 2(0−0)1 ホンダロック
           (2−1)

 得点 55分 ホンダロック・肝付
    67分 武蔵野・池田
    84分 武蔵野・石原

横河が「東京武蔵野シティ」に改称してから、初めて見た。見かけ上は何も変わってないから、微妙に違和感があった。

武蔵野は細かく繋ぐパスサッカー、ロックはでかい2トップを前に置いた当りの強いサッカー。ミスマッチ感が漂って、なかなか試合がうまく進まない。接触プレーも多く、それを主審がうまく捌ききれないので、なおさらもたつく。前半半ばには、ロックゴール前へ詰めた武蔵野の選手が、ロックのGK・中山と接触。中山は顎のあたりを切ったようで、出血が止まらなかったか何かで、結局、鶴崎に交代。この影響で、前半はロスタイム8分。あまりぱっとしない試合展開で、0対0のまま折り返し。

後半に入ると、ロックが形を作れるようになってきた。でかい2トップだけでなく、小回りの効く速くて器用な選手が複数居て、そのコンビネーションから面白い場面を作った。10分に長身FW(本職はDF?)の肝付が頭で先制し、さらにロックに勢いがついたように見えた。
しかし20分頃にロック陣内で接触プレーがあり、武蔵野の選手が1人倒れた。試合はそのまま続いたが、倒れた選手に気を取られて、ロックのディフェンスが集中力を欠いていた感じ。ボールを繋いだ武蔵野が、池田のゴールで追い付いた。
とはいえ、その後もロックが優勢に試合を運んでいたと思うんだが、39分に武蔵野が自陣からクリアしたボールが、ハーフウェイラインを越えた辺りに飛び、これを武蔵野の石原が拾ってゴールへ一目散。ロックのディフェンスは追いきれず、ゴールが決まって逆転。
ロックもロスタイムに、ゴール前へのロングボールから、ゴールへ押し込んだがオフサイド。武蔵野が逃げ切った。

正直、内容的にはロックの方が面白いサッカーをしてたと思うんだが、武蔵野が抜け目ない所を見せたのかな、という感じだった。
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JFL2ndステージ第7節三重対八戸

2017.9.10(日) 13時 東員町スポーツ公園陸上競技場
観客 1058人 主審 石丸秀平

 ヴィアティン三重 1(0−1)2 ヴァンラーレ八戸
          (1−1)

 得点 20分 八戸・谷尾
    50分 八戸・村上(PK)
    54分 三重・北野

2年ぶりのJFL観戦。東員町にスタジアムがあることは、コスモ四日市があった頃から知ってたが、行く機会はないだろうと思っていた。前日の名古屋対大分の後、名古屋で一泊したので、可能性が出来たから、これは逃せないと思って見に行った。
ちなみに三重も八戸も初見のチーム。まあ、八戸は天皇杯の名古屋戦の中継では見ていたけれども。

三重は繋ぐスタイル、八戸は堅く守ってカウンターな感じの試合運び。
三重がボールを回して、支配的に試合を進めていたが、精度不足、連携不足でなかなかシュートまでいけない。粘り強く守った八戸が、前半半ばに左サイドから切れ込んだ谷尾のシュートで、あっさり先制。
後半立ち上がりには、八戸の右サイドの突破を、三重DFがペナルティに入った所で倒してPK。これで2対0。
しかし10分に三重が、左サイド起点に、速い繋ぎから北野がゴールを決め、1点差。
八戸には次第に疲れが見え始め、動きが鈍ってきて、ディフェンスのファールも増えた。三重に勝機がありそうに見えたが、もう一つ攻めきれず、追い付けないまま終了。

チームの力関係は似たようなものかなと思ったけれど、この試合に関しては、八戸がチャンスをうまく物にしたという印象。

それにしても、よくお客さんが入っていた。JFLのこの辺のチームで1000人超えって、そう簡単ではないのでは。チームの熱気・意欲は感じる>三重。
久々にJFLを見に行って楽しかった。2014年シーズンから、チームが入れ替わりすぎて、わけがわからなくなったのと、なんとなくマンネリな気分になってきたのとで、しばらく見に行かなくなっていた。今回は、チームもスタジアムも新鮮な気分で見れたのが、良かった気がする。
今度は比較的近場で、柏の葉のブリオベッカの試合でも行ってみるか。
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